開講年度2023
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名海外の考古学Ⅱ
担当教員川合 剛
学期曜日時限秋学期 水曜日 4時限
チームコードt0t1wjc
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーH331-166-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP4 世界史的・多元的な視野と人間力の育成 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
コロンブス以前のアメリカ大陸―新大陸の先史学
授業の概要
少なくとも15,000年前にはアメリカ大陸に進出した人類は、旧大陸の先史文化と接触することなく独自に農耕牧畜を始め、文明と呼ばれる段階に至った。その過程を新大陸各地の具体的な調査研究例から概述する。
授業の到達
目標
アメリカ大陸に人類が進出してから狩猟採集、定住、農耕牧畜を経て古代文明に至るまでの過程を理解する。あわせて、海外の研究事例と日本考古学の事例とを比較して、共通点と相違点を見出して今後の学習・研究に生かしていただきたい。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内小試験については実施した次の授業時間に解説する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
アメリカ大陸の自然
アメリカ大陸の自然環境について学ぶ
予習: シラバスで講義のテーマと概要、到達目標を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
2コロンブスの見た世界(後古典期のアメリカ大陸)
ヨーロッパ人が「発見」した当時のアメリカ大陸の様相について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
3新大陸考古学の歩み(1)
時間軸に沿ってアメリカ大陸における考古学の歴史をふりかえり、研究上のトピックを学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
4新大陸考古学の歩み(2)
時間軸に沿ってアメリカ大陸における考古学の歴史をふりかえり、研究上のトピックを学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
5最初のアメリカ人
人類のアメリカ大陸への進出について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
6パレオ・インディアンの文化(石期)
アメリカ大陸に展開した「最初のアメリカ人」たちの文化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
7農耕の起源(古期)
アメリカ大陸各地で出現した農耕の起源について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
8ケーススタディ;テワカン渓谷の調査
メキシコ南部の内陸部、テワカン渓谷で行われた総合的な考古学調査とその成果について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
9メソアメリカにおける文明の起源(形成期)
メソアメリカ最古の文明とされるオルメカ文明について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
10中央アンデスにおける文明の起源(形成期)
中央アンデス最古の文明とされるチャビン文明について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
11メソアメリカにおける文明の展開
オルメカ文明以降、メソアメリカ各地で盛衰した諸文明について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
12中央アンデスにおける文明の展開
チャビン文明以降、中央アンデス各地で盛衰した諸文明について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
13北アメリカの様相
メソアメリカの北に位置する地域の文化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
14中間地域の様相
メソアメリカと中央アンデスの中間に位置する地域の文化について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
15コロンブス交換
ヨーロッパ人に「発見」された後の新大陸と旧大陸との文化の交流について学ぶ
予習: 前回までの内容を確認しておく(120)
復習: 授業内容をノートにまとめる(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%授業内容の理解度
授業内小試験10%授業内容の理解度
授業にのぞむ姿勢20%受講態度、質問、出席カードへの記入など
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示する』
参考URL
質疑応答
授業後に質問、出席カードに記入、あるいは指定のアドレスにメールを送ってください。
備考
PowerPointなどによる画像を用いて受講生が授業であつかうテーマについての具体的なイメージをもてるようにします。
画像
ファイル
更新日付2023/02/09 12:17:45