開講年度2023
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
科目名西洋の思想Ⅱ
担当教員門間 卓也
学期曜日時限秋学期 金曜日 1時限
チームコードdna1f2w
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-114-06
R231-113-32
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
R-DP5 卒業論文の作成を通して課題発見力・情報収集力・分析力・表現力を修得し、研究成果を的確にプレゼンテーションできる。 ◎
H-DP4 世界史的・多元的な視野と人間力の育成 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
西欧中心主義に対する批判的検討
授業の概要
私たちが生きる社会で「普遍的規範」というと、多くの場合西欧社会に端を発する思想・実践を範としたものが多いことは知られているでしょう。西洋で産まれ、世界中に広がった思想は、単に条約や法律といった国際関係あるいは国内秩序にあたる事柄だけでなく、私たち個々人の世界認識に大きな影響を与え続けています。一方でそのような事実にあからさまな拒否感が示されることも珍しくありません。そのような安易な対立に惑わされることのないよう、近代西欧社会がいかなる環境下でその思想を構築してきたのか、またそれが現在に至るまでいかなる問題を孕んでいるのか、あらためてその歴史を振り返りながら、自分自身の世界認識を再構築しましょう。
授業の到達
目標
西洋思想がいかに現在の国際社会や国民国家の体系的秩序の構築に影響を及ぼしたか、説明可能となること。またその問題点について、具体的事例を挙げながら論証出来るようになること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後、所定の方式にて解答講評を公開する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1講義内容の全体像の説明参考文献・配布資料の講読(120)
2啓蒙思想:イギリス①参考文献・配布資料の講読(120)
3啓蒙思想:イギリス②参考文献・配布資料の講読(120)
4啓蒙思想:フランス①参考文献・配布資料の講読(120)
5啓蒙思想:フランス②参考文献・配布資料の講読(120)
6市民社会論参考文献・配布資料の講読(120)
7英仏の革命(あるいは反革命)参考文献・配布資料の講読(120)
8社会主義の歴史と可能性参考文献・配布資料の講読(120)
9ナショナリズムとリベラリズム参考文献・配布資料の講読(120)
10ファシズムの起源参考文献・配布資料の講読(120)
11ナチズムと人種思想参考文献・配布資料の講読(120)
12冷戦期のイデオロギー参考文献・配布資料の講読(120)
13権威主義の台頭参考文献・配布資料の講読(120)
14公共性の問い直し参考文献・配布資料の講読(120)
15まとめ:われわれにとって自由とは何か試験準備(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80学習した内容の理解度
コメントシート提出20授業内容の理解度
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教員側で資料を用意するが、指定した参考文献の講読を推奨する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『西洋政治思想史』宇野重規有斐閣1,870978-4641220010
2.『啓蒙の世紀と文明観』弓削尚子山川出版社802978-4634348806
3.『現代民主主義:思想と歴史』権左武志講談社2,035978-4065220443
参考URL
質疑応答
オフィスアワー(木曜4限)に教員研究室にて
備考
画像
ファイル
更新日付2023/02/01 15:21:14