開講年度2023
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
科目名サンスクリット語入門Ⅱ
担当教員石田 尚敬
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
チームコードehyql7k
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーR231-112-14
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
R-DP4 高度かつ専門的な知識・技能を実践に生かすことができる。 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
サンスクリット語の基礎的な文章を読む
授業の概要
インドの古典を学ぶ場合には、学術公用語として用いられたサンスクリット語の習得が必須となる。サンスクリット語入門Ⅱでは、先ず春学期に学んだサンスクリット語の文法を簡単に復習し、比較的易しいサンスクリット語の文章を読んでみる。
なお、この講義を受講するにあたっては、すでにサンスクリット語入門Ⅰを受講したか、あるいは基礎的なサンスクリット語文法を習得していることが望まれる。
授業の到達
目標
1.サンスクリット語の基本的な文法を習得し、インドの古典研究には不可欠であるサンスクリット語の資料を読み解くことができる。
2.仏教研究を念頭に置き、中国語訳(漢訳)とも比較しつつ、原典資料を批判的に読むことができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験の結果について、成績発表時にWebcampusを通じて講評を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス―授業の進め方
○春学期で学んだことを再確認します
〇動詞の活用と名詞の曲用の復習
【予習】シラバスを読み、本講義の概要を把握する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、春学期に学習した事項を確認しておく。(40)
2語の連声(サンディ)(1)
○連声の仕組みについて学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
3語の連声(サンディ)(2)
○連声について具体例を通して学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
4動詞の未来形・使役形・受動態
○動詞の未来形(単純未来形)、使役形、受動態について学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
5動詞の完了形など
○動詞の完了形、複合完了、複合未来について学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
6動詞のアオリストなど
○動詞のアオリストを中心に、指令法、条件法、祈願法について学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
7サンスクリット語会話
〇サンスクリット語の会話について学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
8複合語(1)
○サンスクリット語における複合語について学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
9複合語(2)
○複合語について練習問題を中心に具体的に学びます
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
10簡単なサンスクリット語文の解読方法
〇サンスクリット語の文章の語順などについて学びます
【予習】前回の配布プリントを用いて課題文の予習を行う。(40)
【復習】配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
11サンスクリット語の文章を読む(1)
○練習問題を中心に具体的に学びます
〇『般若心経』を読む
【予習】前回の配布プリントを用いて課題文の予習を行う。(40)
【復習】配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
12サンスクリット語の文章を読む(2)
○練習問題を中心に具体的に学びます
〇『般若心経』を読む
【予習】前回の配布プリントを用いて課題文の予習を行う。(40)
【復習】配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
13サンスクリット語の文章を読む(3)
○練習問題を中心に具体的に学びます
【予習】前回の配布プリントを用いて課題文の予習を行う。(40)
【復習】配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
14サンスクリット語の文章を読む(4)
○練習問題を中心に具体的に学びます
【予習】前回の配布プリントを用いて課題文の予習を行う。(40)
【復習】配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
15まとめと総復習
○授業全体を振り返ります
【予習】前回の配布プリントの裏面を読み、必要事項を記入する。(30)
【復習】講義時の配布プリントを見直し、講義内容を振り返るとともに、必要事項を記入しておく。(40)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%サンスクリット語の基礎的文法を見つけているかを評価基準とする。
平常点30%授業内のレポート、課題問題、受講態度や講義への参加意欲の有無などを判断基準とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『サンスクリット語文法綱要』岩本裕山喜房仏書林1,650円978-4796300056
2.『サンスクリット語文法』辻直四郎岩波書店3,300円978-4000202220岩波全書 280
参考URL
質疑応答
質問は、授業中、授業後に随時受け付けます。授業時間外は、メール等での質問も受け付けます。
備考
春学期の「サンスクリット語入門Ⅰ」を履修していないと十分に理解・習得できない可能性が高いので、どうしても履修したい場合は、事前に必ず相談すること。
サンスクリット語は馴染みのない言語かも知れませんが、英語などとの比較も行い、他言語の学習にも役立つ知識を習得できるよう努めます。
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更新日付2023/02/06 15:45:13