開講年度2023
開講学科2017年度経済学研究科経済学専攻修士課程
科目名経済学特論Ⅰ(経済数学・統計学) 講義
担当教員近藤 智
学期曜日時限春学期 火曜日 3時限
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
経済分析のための数学概説
授業の概要
 より高度なミクロ・マクロ・計量経済学の学習あるいはそれらの応用研究のために必要となる微分積分、線形代数、最適化数学、統計学の基本事項を概説する。まず、全体の基礎となる微分積分と線形代数を学習する。そのうえで静学的最適化問題を扱う。また、統計学に関して確率の基礎から推定・検定までを概観する。
 内容が非常に多岐にわたるため、授業では指定した教科書の中でも特に重要な事項を扱うこととする。それらの理解を中心にして、上記した諸事項に関する基本的な考え方および計算方法の修得を目指す。
授業の到達
目標
より高度なミクロ・マクロ・計量経済学の学習あるいはそれらの応用研究に必要となる微分積分、線形代数、最適化数学、統計学の基本事項を身に付ける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
試験結果の講評をWebCampusなどを通じてフィードバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
企業・行政機関の仕事でも多用される回帰分析や主成分分析などの多変量データ分析、ある種の数理モデルを使った分析も踏まえる。実務でこれらを正しく利用することも念頭に、「ソフトウェアに数字を入力して結果を見るだけ」のレベルにとどまらず「分析手法と分析結果の意味がわかって使える」レベルにまで高める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【1変数の微分積分】 <1>
 ・教科書4章:極限
 ・5章:微分〔特に、合成関数の微分、平均値定理〕
 ・7章:関数の展開〔特に、テイラー展開〕
(予)シラバスに目を通し予習しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
2 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
3【線形代数】 <1>
 ・14章~24章
(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
4 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
5 〃 <3>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
6 〃 <4>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
7 〃 <5>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
8 〃 <6>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
9【多変数の微分積分と静学的最適化】 <1>
 ・25章~27章
 ※動学的最適化は必要に応じる(参考書④10章、11章)
(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
10 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
11 〃 <3>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
12 〃 <4>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
13【統計学概説:確率の基礎から推定・検定】 <1>
 ・配布資料
 ・教科書のトピック「統計学ではこう使う」
(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
14 〃 <2>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
15 〃 <3>(予)事前に示す資料等に目を通しておくこと(120~)
(復)授業内容を復習すること(120~)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業内試験100%・所定の評価基準による。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『統計学のための数学入門30講』永田 靖朝倉書店4254116330各自購入必須
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『解析入門』『続 解析入門』ラング岩波書店4700+税40000515125200+税 4000051687
2.『線形代数イントロダクション』ストラング近代科学社8000+税4764904055 
3.『これなら分かる最適化数学』金谷 健一共立出版2900+税4320017862
4.『Probability and Statistics』DeGroot, M. H. and Schervish, Pearson Education1292025042
参考URL
1.Mathematical AnalysisApostol 1974, Addison Wesley
2.Matrix Analysis & Applied Linear AlgebraMeyer 2001, SIAM
3.Introduction to Mathematical StatisticsHogg et al. 2003, Pearson
質疑応答
・授業中に挙手のうえ質問してよい。
・授業中にできなかった質問などは、オフィスアワーに研究室で対応する。
備考
・教科書は各自入手して、毎回持参すること。
・受講学生の状況により授業内容等が変わる可能性がある。
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更新日付2023/02/06 17:23:14