開講年度2023
開講学科法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
科目名法実務概論Ⅲ(現代の社会課題)/特殊講義ⅩⅩⅠ 現代の社会課題
担当教員神田 真秋
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコード6vkxw40
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーW331-217-10

J331-217-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP1-1 社会に関する知識 ◎
J-DP5-1 法の精神の理解 ◎
J-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
W-DP1-1 社会に関する知識 ◎
W-DP5-1 法の精神の理解 ◎
W-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
法と政治・経済・社会の関わりを探る
授業の概要
政治(行政)は社会のあらゆる分野と深いかかわりを持つ。知事、市長、そして弁護士の経験から、社会の諸課題について多面的な視点で検討し、法を学ぶ上で必要な基礎的知識やものの見方、即ちものごとの価値判断を養うことを主眼とする。また、毎回の講義で学生が知っておくべき社会の出来事を、「最近の情報から」又は「閑話休題」として適宜取り上げる。
(注1)講義では、原則パワーポイントを使用して進める。
(注2)できるだけ時機にかなった講義とするため、その時々の社会の動向や出来事をフレキブルに取り上げる予定。そのため、下記授業計画のスケジュールや内容を一部変更することもある。
授業の到達
目標
法解釈やその適用は、幅広い視野や多面的なものの見方、背後にある「ものごとの本質は何か」を洞察することが重要である。そうした能力を養ってほしい。
政治を含め、社会の動きに関心のある学生を大いに歓迎したい。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
適宜小レポート(又はアンケート)の提出を求め、その講評を授業の中で取り上げる。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業で取り上げるテーマは全て経験に基づく課題である。
また各授業では、その時どきの社会、経済の動きなどを取り上げ、経験に基づく論評を加える。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11.「オリエンテーション」
  ○本授業の概要と狙いを理解する。
○予習 シラバスを読んで本授業の内容をあらかじめ把握する(120)
○復習 授業について全体を把握する(120)
22.「ウクライナ情勢について」
  ○東西対立など冷戦後の国際情勢を探る
   ウクライナ侵攻の背景と現状
○予習 ロシアのウクライナ侵攻から現在に至る経緯を調べる(120)
○復習 国際社会に及ぼすさまざまな政治的、経済的影響を理解する(120)
33.「エネルギー問題を考える①」
  ○エネルギーをめぐる世界の情勢
   原子力発電及び再生可能エネルギーの問題点
○予習 気象変動枠組条約とCOP26、COP27について調べる(120)
○復習 エネルギーをめぐる世界の動きについて整理する(120)
44.「エネルギー問題を考える②」
  ○注目すべきエネルギー
   新エネルギーの動向
○予習 新しいエネルギーの動きについて調べてみる(120)
○復習 新エネルギーのメリットとデメリットを整理する(120)
55.「エネルギー問題を考える③」
  ○『2050年温室効果ガスゼロ』
   原子力発電をどう考えるか?
   ベストミックスは?
○予習 「グリーン社会」実現の方策について考えてみる(120)
○復習 エネルギーをめぐる世界の動きについて整理し、
「脱原子力発電」の是非を検討する(120)
66.「ビジネスとアート①」
  ○現代アート
   変貌が著しい現代アートの世界
○予習 現代アートの動向について把握する(120)
○復習 美術の変遷についてまとめる(120)
77.「ビジネスとアート②」
  ○ビジネスとアートの関係をどう見るのか
○予習 アートと経済の関わりについて考える(120)
○復習 なぜビジネスにアートを必要としているのか整理する(120)
88.「通貨の基礎知識~外国為替~①」
  ○為替レートの歴史的変遷
○予習 通貨の役割を考える(120)
○復習 外国為替と国際経済の関係をまとめる(120)
99.「通貨の基礎知識~外国為替~②」
  ○為替の変動と景気への影響
○予習 最近の円安の原因について検証する(120)
○復習 円安・円高の影響について分析する(120)
1010.「日本のモノづくりの現状と課題①」
  ○日本のモノづくりの歴史
   日本の産業の動向
○予習 産業革命の歴史について基本知識を得る(120)
○復習 日本の産業発展史を整理する(120)
1111.「日本のモノづくりの現状と課題②」
  ○第3、第4次産業革命
○予習 第3次、第4次産業革命について世界の動きを調べる(120)
○復習 デジタル情報革命とIoT、AI、3D、ビッグデータ等について整理する(120)
1212.「生物多様性とは何か①」
  ○生物多様性の意味と地球環境について
○予習 生物多様性の問題点を考える(120)
○復習 生物多様性の考え方を整理する(120)
1313.「生物多様性とは何か②」
  ○生物多様性条約と問題点について
   SDGsについて
○予習 生物多様性条約について調べる(120)
○復習 COP10、COP15について整理する(120)
1414.「森づくりの挑戦」
  ○どうしたら緑化が進むのか
   「宮脇メソッド」の実践
   地球環境と緑化
○予習 森が果たす役割を調べる(120)
○復習 「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」とは
何かを考える(120)
1515.「君にできないことがない」
  ○仕事の意義とやりがい
   仕事につまずかないために
○予習 リーダーとは何かについて考えてみる(120)
○復習 困難に直面したときの対応方法について考える(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
2
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート試験60%レポートは単に文献等からの引用するのではなく、授業で学んだことを踏まえているかどうか、自らの頭で考えているかどうかを重視。
小レポート及び出席状況40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『毎授業ごとにレジュメを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『君にできないはずがない』神田真秋風媒社10804-8331-5349-2
参考URL
質疑応答
講義に関する質問は,授業終了後に教室で受け付けます。
備考
法解釈や法制度を対象とするのではなく、広く一般の社会課題を取り上げることを主眼とするので、狭義の法律についての講義を期待する人には不向きであることを、予め承知されたい。
画像
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更新日付2023/02/16 14:36:15