開講年度2023
開講学科現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
科目名家族と福祉
担当教員鈴木 伸智
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコードvgzl154
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーW331-216-12
W331-216-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
W-DP4-1 事実を客観的に把握する能力 ◎
W-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎
W-DP4-3 物事を公正に判断する能力 ◎
W-DP5-1 法の精神の理解 ◎
W-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
子どもと高齢者をめぐる法律問題を学ぶ。
授業の概要
 この授業では、二つの視点から、親子にかかわるいくつかの問題を考察する。
 第一の視点は、親と未成熟子との関わり合いである。ここでは、民法の親子法を前提に、生殖補助医療(人工授精・体外受精・代理母)に関する問題、親権の濫用(児童虐待・医療ネグレクト・命名権)についての問題、子どもの権利条約にかかわる問題などを考察する。
 第二の視点は、子と老親との関わり合いである。ここでは、とくに、高齢者(老親)の財産管理および高齢者(老親)虐待に関する問題を扱う。
授業の到達
目標
 この授業で取り上げるのは、いずれも現代的なトピックであり、明快な解決手段・解決法が得られていない問題ばかりである。この授業の到達目標は、受講生が、これらの問題について、井戸端会議的ではなく、民法等の法律を手がかりに、自分の見解を主張できるようになることである。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以後にTeamsにて解答の手引き(定期試験の解説)を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1総論
「親子」であるということの意義について学ぶ(「家」制度を含む)
シラバスを読み、授業の内容を確認しておくこと(240)
2「親子とはどのような関係にある者をいうのか?」(とくに嫡出子)について学ぶ予習:「現代社会と家族」で学修した「実親子」(嫡出子)について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
3「親子とはどのような関係にある者をいうのか?」(とくに嫡出でない子)について学ぶ予習:「現代社会と家族」で学修した「実親子」(嫡出でない子)について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
4「親子とはどのような関係にある者をいうのか?」(全体像)について学ぶ予習:第2回目および第3回目の授業について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
5生殖補助医療をめぐる諸問題(とくに人工授精・体外受精)について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
6生殖補助医療をめぐる諸問題(とくに代理母)について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
7親権とその濫用(とくに監護教育権・財産管理権)について学ぶ予習:「現代社会と家族」で学修した「親権」について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
8親権とその濫用(とくに児童虐待)について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
9親権とその濫用(とくに里親・特別養子縁組)について学ぶ予習:「現代社会と家族」で学修した「養子縁組」について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
10子どもの権利条約等について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
11家族間の扶養について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
12高齢者(老親)の財産管理をめぐる問題について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
13高齢者(老親)の財産管理をめぐる問題(とくに成年後見制度)について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
14高齢者の相続をめぐる問題について学ぶ予習:「現代社会と家族」で学修した「相続法」について復習をしておくこと(60)
復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
15高齢者(老親)虐待について学ぶ復習:レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%解答用紙に配点を記載する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『「現代社会と家族」で使用したテキスト』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『「現代社会と家族」で使用した参考書』
参考URL
1.なし
質疑応答
授業終了後および水曜3時限
備考
・受講生は、「現代社会と家族」を履修済みである必要がある。
・レジュメはTeamsで配布するので適宜プリント・アウト等してくること。
・六法およびレジュメを必ず携帯すること。
・授業中の私語は禁止する。
・授業中のゲーム機等の操作は禁止する。
・授業計画に変更がある場合は随時指示する(たとえば、親子法の改正がある場合は、それについても言及する)。
・レポートを課す場合もある(加点材料とする)。
画像
ファイル
更新日付2023/01/26 11:49:54