開講年度2023
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名会計学入門Ⅰ
担当教員鷲津 泉
学期曜日時限春学期 火曜日 5時限
チームコードcxkqwkb
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-240-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-1 多様な人々と意思疎通する能力 ◎
M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
M-DP4-1 会計に関する問題の把握、解決を見出す能力 ◎
M-DP4-2 会計関連の資格取得等を通じ社会貢献する能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
財務諸表の仕組みとその基礎にある考え方
授業の概要
企業は、投資家や銀行からお金を調達して活動を行っているため、それらの人たちに対し、お金の使い道や運用結果について説明する責任があります。そのために、企業では、財務諸表というものが作成されます。会計学の対象は、この財務諸表です。
本講義では、財務3表と呼ばれる、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の作成、利用に必要な基礎知識の養成を狙いとしています。
授業の到達
目標
本講義の到達目標は次の2点です。
①財務諸表の仕組みとその基礎にある考え方を理解すること。
②財務諸表を、簡単な事例を使って自分で作成でき、読めるようになること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業の到達目標や成績評価基準における位置づけを受講生に十分理解させたうえで、宿題や授業内試験等の課題を課し、その後出題意図や解答状況をフィードバックし、学修に関するアドバイスを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1財務三表について復習(予習)初級簿記1,2で学習した内容を整理し、確認しておく(90)
(復習)財務三表について内容を確認し理解を深める(90)
2資産の会計①金融資産・棚卸資産(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(金融資産・棚卸資産)を読み、考えておく(90)
(復習)金融資産・棚卸資産の内容を確認し理解を深める(90)
3資産の会計②有形固定資産・無形資産(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(有形固定資産・無形資産)を読み、考えておく(90)                    (復習)有形固定資産・無形資産の内容を確認し理解を深める(90)
4負債の会計(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(負債の会計)を読み、考えておく(90)
(復習)負債の概念を確認し理解を深める(90)
5持分の会計(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(持分の会計)を読み、考えておく(90)
(復習)純資産の概念を確認し理解を深める(90)
6損益の会計①費用と収益の対応(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(費用と収益の対応)を読み、考えておく(90)
(復習)費用と収益の対応関係を理解する(90)
7損益の会計②費用の配分と発生主義(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(費用の配分と発生主義)を読み、考えておく(90)
(復習)費用の配分と発生主義との関係を確認する(90)
8授業の総括
中間試験
(予習)1から7回の内容を確認し、疑問点を整理する(120)
(復習)不明点を確認する(90)
9キャッシュ・フロー計算書の読み方(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(キャッシュ・フロー計算書)を読み、考えておく(90)
(復習)キャッシュ・フロー計算書の計算構造を理解し、読み方を確認する(90)
10財政状態計算書・貸借対照表の読み方(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(財政状態計算書・貸借対照表)を読み、考えておく(90)
(復習)財政状態計算書・貸借対照表の計算構造を理解し、読み方を確認する(90)
11損益計算書・包括利益計算書の読み方(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(損益計算書・包括利益計算書)を読み、考えておく(90)
(復習)損益計算書・包括利益計算書の計算構造を理解し、読み方を確認する(90)
12コーポレートガバナンスと監査(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(コーポレートガバナンスと監査)を読み、考えておく(90)
(復習)コーポレートガバナンスと監査の現状と問題点を理解する(90)
13グローバル管理会計(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(グローバル管理会計)を読み、考えておく(90)
(復習)グローバル管理会計の現状と問題点を理解する(90)
14グローバル財務会計(予習)前回の内容を整理し、事前に講義箇所(グローバル財務会計)を読み、考えておく(90)
(復習)グローバル財務会計の現状と問題点を理解する(90)
15期末試験
授業のまとめを行った後、期末試験を実施。
(予習)期末試験対策としてこれまで学習した内容を確認(90)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
第1回試験(中間試験)20%60%以上の得点
第2回試験(期末試験)60%60%以上の得点
平常点20%受講態度、レポート、課題
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『続ズバッとわかる会計学』向伊知郎・他同文舘出版978-4-495-20042-8
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示します』
参考URL
1.企業会計基準委員会日本の会計基準設定主体のウェブサイトです。
質疑応答
授業後、教室にて。
備考
・会計学では簿記の知識が必要です。「初級簿記Ⅱ」まで履修済みであることを前提に、授業を進めます。
・また、計算問題を解くので、電卓を必ず持参すること。携帯電話での計算は認めません。
・遅刻・私語・携帯電話・授業中の出入りなどは厳禁です。まじめに受講している人の迷惑にならないよう、厳しく対処します。
・復習が重要です。次回までにノートを整理してくるようにしてください。
画像
ファイル
更新日付2023/01/26 17:32:45