開講年度2023
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度経済学部経済学科
科目名社会思想史
担当教員大塚 雄太
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコードbxvzls5
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーW331-232-01
E331-232-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-5 文化的理解力 ◎
E-DP3-1 応用的分析力 ◎
E-DP3-2 問題解決力 ◎
W-DP1-1 社会に関する知識 ◎
W-DP1-2 多様な文化に関する知識 ◎
W-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎
W-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
人間と社会のあり方を歴史的に考える
授業の概要
本講義では、おもに近代ヨーロッパに生成・発展した人間と社会をめぐる思想(問い)を取り上げ、その論理と意義とを読み解いていきます。なお、考察の対象は哲学や政治思想、文学などにもおよびます。諸思想を「理解すること」は大事ですが、それがこの講義のすべてではありません。思想史の学びは、たんに思想内容やそのキーワードを暗記すればよいうというものではなく、その中で提起された問いを自身でも考え抜くことが求められます。本講義は、人間と社会について思想家たちはどのように考えたのか、その思考過程の追跡を通じて、自らもまた人間と社会のあり方を問い直し、その未来像を構想する力を身につけることを目指します。
授業の到達
目標
・社会思想の諸形態とその論理構造を説明できる。
・歴史的展開と社会思想の展開とを関連付けることができる。
・思想史的展開から現代社会に通底する論点を引き出し、主体的に議論することができる。
・多様な社会思想を学ぶことで、他者を理解し、その多様性を尊重することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション:社会思想史へのアプローチ思想史という分野について調べておく(120)
講義内容を整理する(120)
2「近代」という時代:近代社会の形成近代ヨーロッパに関する世界史的知識を確認しておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
3マキアヴェッリ:国家と人間マキャヴェッリの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
4宗教改革の思想:信仰と労働ルターとカルヴァンの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
5ホッブズ:諸個人の生存権と国家ホッブズの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
6ロック:自然状態と私的所有ロックの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
7啓蒙思想(1):近代社会認識の諸形態啓蒙思想とはなにかについて調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
8啓蒙思想(2):カント「啓蒙とは何か」とその周辺カントの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
9アダム・スミス:人間・社会・モラルスミスの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
10文学にみる人間と社会17~19世紀前半のヨーロッパ文化について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
11革命期の思想:理想と社会的現実フランス革命の経過について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
12ヘーゲル:市民社会と欲求の体系ヘーゲルの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
13J.S.ミル:自由と幸福J.S.ミルの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
14マルクス:資本主義と労働マルクスの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
15ヴェーバー:近代社会と「鉄の檻」ヴェーバーの生涯について調べておく(120)
資料およびノートに基づき講義内容を整理する(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%諸思想の内容を十分に理解しているか、論点を十分に展開できているかを軸に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『レジュメを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会思想の歴史ーマキャヴェリからロールズまで』坂本達哉名古屋大学出版会2700978-4-8158-0770-2
2.『社会思想小史』水田洋ミネルヴァ書房28004-623-04346-0
3.『社会思想史事典』社会思想史学会編丸善出版20000978-4-621-30341-2
参考URL
質疑応答
オフィスアワーは火曜日9:30-10:30とするが、研究室(2720)訪問はメール連絡のうえ随時可能。もちろん講義前後の時間に個別に質問してくれても構わない。
備考
ヨーロッパ史の基礎的知識があることが望ましい。
経済学史を履修中ないし履修済みであれば、両科目の理解が相互に深まる。
画像
ファイル
更新日付2023/02/03 15:12:08