開講年度2023
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名ミクロ経済学Ⅲ
担当教員岡谷 良二
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコードieqpa03
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE231-231-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-1 理論的基礎力 ◎
E-DP3-1 応用的分析力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
一般均衡分析とゲーム理論
授業の概要
 ミクロ経済学IIIでは一般均衡理論とゲーム理論を説明する。一般均衡理論とは、複数の財を消費する消費者と生産者の競争市場における取引を分析する理論で、大学の経済学部で学ぶ標準的な経済理論である。ゲーム理論は複数の経済主体の相互依存関係を一般的に分析する理論であり、これもまた大学の経済学部で学ぶ標準的な経済理論である。

 この授業では、1年次配当科目であるミクロ経済学IとIIの内容を用いるため、これらの内容の理解が不十分な場合は復習の必要がある。また、数式を多用するため、数学が苦手な人には不向きな科目と考えられる。

 大学院進学を目指す場合、この授業の内容の理解が必要となるので、進学を希望する場合は受講を勧める。
授業の到達
目標
・選好関係と効用関数の関係について説明できるようになること。
・消費者の最適化問題を解いて需要関数を導出できること。
・エッジワースボックスを説明できるようになること。
・ワルラス均衡を求められること。
・パレート効率性について説明できるようになること。
・厚生経済学の第一基本定理を説明できるようになること。
・ゲーム理論の基礎を理解すること
・ナッシュ均衡を求められるようになること
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験は、補講あるいはWebcampusで説明する。
授業中の課題は、授業中に説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクションミクロ経済学IとIIの復習 (240分)
2選好関係授業内容の復習および宿題(240)
3顕示選好授業内容の復習および宿題(240)
4効用最大化問題と需要曲線授業内容の復習および宿題(240)
5エッジワースボックス授業内容の復習および宿題(240)
6ワルラス均衡授業内容の復習および宿題(240)
7パレート効率性授業内容の復習および宿題(240)
8独占市場授業内容の復習および宿題(240)
9ゲーム理論の基本授業内容の復習および宿題(240)
10戦略型ゲームのナッシュ均衡授業内容の復習および宿題(240)
11さまざまな戦略型ゲーム授業内容の復習および宿題(240)
12クールノー競争授業内容の復習および宿題(240)
13展開型ゲーム授業内容の復習および宿題(240)
14部分ゲーム完全均衡授業内容の復習および宿題(240)
15シュタッケルベルグ競争授業内容の復習および宿題(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50%問題に対して、適切な説明を経て結論に至っていること。
授業中の課題50%授業中の説明を適切に利用して結論に至っていること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ミクロ経済学の力』神取道宏日本評論社3456978-4535557567
参考URL
質疑応答
授業終了後に質問時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2023/02/02 13:24:53