開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名国際マーケティング論A
担当教員李 大義
学期曜日時限春学期 金曜日 1時限
チームコードm4jm432
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-239-55
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-3 国際ビジネスに関する深い知識や優れた技能を身につけている。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
 企業のグローバル化に関する現状を取り上げ、国際マーケティングの重要性や市場環境への理解を深める。
授業の概要
 多くの企業が国境を越え、海外向けのビジネス活動が欠かせない時代を迎え、経営資源のグローバル化を増しています。国内マーケティングと異なる海外向けのマーケティングに関する視野をもち、海外市場との付き合い方が重要となります。
 本講義では、まず、授業内容に相応する代表的な企業や具体的な商品の例を取り上げ、それぞれの国際マーケティング手法を学習します。次に、グローバル・マーケティングの必要性や意義、グローバル化の現状、グローバル・マーケティングの発展段階について取り上げます。さらに、グローバル・マーケティングを巡っての市場環境について学びます。そして、グローバル企業に求められている適切な市場調査の方法を取り上げます。最後に、グローバル市場の細分化方法、ターゲット市場の選定方法、マーケティング・リサーチの方法や活用を学びます。
授業の到達
目標
 本授業の到達目標は、受講生が国際マーケティングの基本理念や重要性を理解することにあります。前半では、マーケティングの活動範囲が世界に向けて拡大していく中で、受講生がグローバル化の現状を学習し、企業の現状と諸問題を理解できることを目指します。後半では、グローバル・マーケティング理論の活用方法や市場リサーチ方法を通じてマーケティングの思考力を養います。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 成績発表日に講義連絡にて授業講評(主に定期試験の出題意図に関する説明、定期試験やリアクションペーパーの状況に関するコメント)を送信する。
使用言語
 日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス、マーケティングとは【予習】 マーケティングの定義について調査してくること(150)
【復習】 マーケティングの定義と発展段階を説明できる。(90)
2グローバル・マーケティングとは、グローバル・マーケティングの発展段階【予習】 国内・輸出・国際・グローバルなマーケティングにおいての各違いを学習してくること(150)
【復習】 国際マーケティングとグローバル・マーケティングの相違点を論じることができる(90)
3グローバル・マーケティングの特徴【予習】 グローバル・マーケティングの範囲について調査してくること(150)
【復習】 グローバル・マーケティングの課題や問題点を指摘できる(90)
4企業のグローバル化の必要性、グローバル時代のマーケティング【予習】 人や企業のグローバル化に伴い、必要なマーケティング方法は何かを調査してくること(150)
【復習】 グローバル化時代に求められているマーケティングの必要性を論じることができる(90)
5グローバル・マーケティングの経済的環境(1)【予習】 市場経済と計画経済の相違点を学習してくること(150)
【復習】 グローバル・ビジネスのリスクと経済環境を説明できる(90)
6グローバル・マーケティングの経済的環境(2)【予習】 生産のグローバル化とは何かを学習してくること(150)
【復習】 市場と生産のグローバル化とグローバル・マーケティングとを関連づけることができる(90)
7グローバル・マーケティングの経済的環境(3)【予習】 RTA、FTAとは何かを学習してくること(150)
【復習】 RTA・FTA・TPPと日本の市場とを関連づけることができる(90)
8グローバル・マーケティングの政治的環境【予習】 政府や国家の定義を調査してくること(150)
【復習】 政治的リスクにおける対応策を述べることができる(90)
9グローバル・マーケティングの法的環境【予習】 国際法の役割について調査してくること(150)
【復習】 円滑なグローバル・マーケティング活動を阻害する法的問題を論じることができる。 (90)
10グローバル・マーケティングの社会文化的環境(1)【予習】 社会文化の構成要素を調査してくること(150)
【復習】 社会文化に基づいたグローバル・マーケティングのあり方を述べることができる(90)
11グローバル・マーケティングの社会文化的環境(2)【予習】 教育、宗教、社会などの基本構造について学習してくること(150)
【復習】 異なる価値観とグローバル・マーケティングとを関連づけることができる(90)
12グローバル情報システムと市場調査【予習】 グローバル・マーケティングにおいて情報技術の重要性について学習してくること(150)
【復習】 情報技術の積極的な活用方法とともにグローバル市場調査の限界や問題点を指摘できる(90)
13市場の細分化、ターゲット市場選択、ポジショニング【予習】 市場の細分化とは何か。効率的なグローバル・マーケティング活動を求め、市場細分化の必要性を学習してくること(150)
【復習】 グローバル細分化の基準にういて述べることができる(90)
14グローバル・ターゲット市場の選定【予習】 グローバル・ターゲット市場の選定基準について調査してくること(150)
【復習】 グローバル・ターゲット市場の選定過程を説明できる(90)
15グローバル・マーケティングのリサーチ(調査データの活用)、まとめグローバル・マーケティング環境の現状、問題点、今後の展望を中心に自分の意見としてディスカッションができる(240)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
中間テスト・期末テスト50%各問題に関する理解度を高めたかを問うために、自分の文書や意見でいかにまとめたかによって評価
平常点50%授業ごとのリアクションペーパーの解答状況、グループディスカッションへの参加度、授業態度による評価
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし(授業中の配布資料を使用)』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『『はじめて学ぶ人のためのグローバル・ビジネス』第三版』梶浦雅己編文眞堂2700円978-4-8309-5070-4
2.『『1からのグローバル・マーケティング』』小田部正明他碩学舎978-4-502-21851-4
3.『『国際マーケティング講義』』諸上茂登同文舘978-4-495-64611-0
4.『マーケティング戦略論(第2版)』西田安慶・城田義孝編学文社2500円978-4-7620-2854-0
参考URL
質疑応答
1)質問や相談等、要望があれば、授業を行っている同じ教室で月曜日の昼食の時間帯を活用し、プリントや講義資料とメモ書きの質問事項などを用意してインタビュー形式で行います。
2)授業時間外の連絡事項や質問などはE-mail でお願いします(tmt308@dpc.agu.ac.jp)。その際は必ず学生番号と氏名を記載してください。
備考
学生の皆さんが楽しく授業を受け、授業の予定通りに進めるため、参考書や資料などを持参の上、内職(本授業と関係ない行為)、私語、携帯電話の操作、遅刻、むやみな途中退出などのような授業の妨げ行為は一切禁じます。
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更新日付2023/01/25 12:00:53