開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名製品戦略論
担当教員松本 力也
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
チームコードha1dlxw
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-239-29
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-2 流通、およびマーケティングに関する深い知識や優れた技能を身につけている。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
マーケティングと製品戦略の理解
授業の概要
 この講義の目標は、製品戦略の基本的な理論を理解していくことにあります。製品は、我々の日常生活に深く浸透してきています。そして製品は売れる売れないで企業の業績を大きく左右する存在として位置づけられています。こうした時に企業がどのような製品戦略を持つかが重要となってきます。この講義では、細かい事例を出しながら、その都度その都度こうした現象について考えていきます。
授業の到達
目標
・企業のマーケティング活動の中で製品戦略を理解することができる。
・製品戦略がどのように顧客ニーズを充足しているかを理解することができる。
・異業種間の連携によって製品戦略が有効であることを理解することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusにより「講義連絡」機能を使用する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」講義内容の説明
本講義の概要について説明します。
企業の成長とと価値の創造
予習:シラバスを読み、本講義全体の内容を把握しイメージする(60)
復習:講義全体について自分で整理し理解する(180)
2「製品開発の戦略的な意義」
顧客にとっての価値の創造について学びます。
予習:参考書pp.1-11(120)
復習:製品戦略が戦略的にどのような意義があるのかについて理解する(120)
3「製品開発と競争優位」
製品開発の差別化について学びます。
予習:参考書pp.12-18(120)
復習:製品開発能力について理解する(120)
4「製品開発力による差別化」
アウトプットを生み出すための仕組みやプロセスについて学びます。
予習:参考書pp.19-28(120)
復習:差別化した結果について理解する(120)
5「付加価値の創造」
ものづくりの組織能力と顧客の支持率(市場シェア)の争いについて学びます。
予習:参考書pp.34-35(120)
復習:市場シェアに重点をおいて理解する(120)
6「新製品開発のマーケティング」
競争優位に立つために、いかに価格競争から逃れるかについて学びます。
予習:参考書pp.35-42(120)
復習:成功した新製品がもたらすものについて理解する(120)
7「市場参入とマーケットシェア」
主に市場機会の発見と選択について学びます。
予習:参考書pp.43-45(120)
復習:市場」について理解する(120)
8「新製品の成功」
製品やアイディアがいかに多くの消費者の支持を集められるかについて学びます。
予習:参考書pp.46-49(120)
復習:消費者と製品戦略との関連性を理解する(120)
9「新製品コンセプトの出発点と成功率」
新製品コンセプトの想起について学びます。
予習:参考書pp.50-53(120)
復習:新製品コンセプトと「想起」について理解する(120)
10「成功率が高いニーズ追求型」
トレンドの追求やセグメントの集中について学びます。
予習:参考書pp.54-55(120)
復習:ニーズ追求型のプロセスについて理解する(120)
11「開発」
消費者ニーズの視点から、選ばれたコンセプトを実際の製品にしていくプロセスを学びます。
予習:参考書pp.56-57(120)
復習:製品開発の形成プロセスを理解する(120)
12「製品開発における顧客志向」
主にコモディティ化の進展について学びます。
予習:参考書pp.57-65(120)
復習:顧客志向の製品戦略について理解する(120)
13「コモディティ化と製品開発」
製品の機能的なベネフィットについて学びます。
予習:参考書pp.65-68(120)
復習:コモディティ化の進展について理解する(120)
14「顧客志向の支持論と反対論」
製品の戦略や開発において、顧客は企業にとってベネフィットをもたらす存在かどうかを学びます
予習:参考書pp.69-73(120)
復習:顧客志向の反対論、顧客志向の支持論について理解する(120)
15「講義のまとめ」
第1回から第12回まで学んできたことを総括します。
予習:参考書pp.1-73(120)
復習:製品戦略論について包括的な理解をすること(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
期末試験100%製品戦略について十分に理解し、理論的背景を踏まえた上で現実の現象について論述できる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキスト・参考文献等は、講義中に随時紹介します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『製品・ブランド戦略』青木幸弘・恩蔵直人有斐閣アルマ2000円+税641-12231-8
参考URL
質疑応答
月曜日3限のオフィスアワーの時間を有効に活用してください。またメールと電話でも対応します。
メール:matsumoto.kohgi2908@gmail.com(返信まで時間がかかる場合があります)
電話:052‐911‐1011
備考
・マーケティング関連科目を広く履修すると良いでしょう。
・講義はその時々によって進捗状況に差が出てくる可能性があります。この点はご了承ください。
・成績評価は、定期試験等で行います。
画像
ファイル
更新日付2023/02/11 14:29:21