開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名人間行動の理解Ⅰ
担当教員白木 優馬
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
チームコードikyaby5
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-285-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-1 情報収集力 ◎
B-DP3-3 課題発見力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
人の行動をデータと理論から考える
授業の概要
人の行動の背景には,それぞれの人の心が介在しています。心には,大半の人々に共通する仕組みや,人によって異なる部分などがあります。心は手に取って触れることはできないため,そうした仕組みを理解するためには,実験や調査を通じたデータの収集,その分析が不可欠です。この授業では,心理学の理論について,学生自らが実験者・参加者となり体験を通じて学んでいきます。また,収集したデータの分析や解釈を通じて理論とデータの関係を理解すること,心理学の理論や知識を実際の生活で生かす方法について考えることを目指します。
授業の到達
目標
<知識>テーマとして設定された心理学の理論・現象の概要を説明できる
<技能>収集されたデータから心の仕組みについて理解・考察すること
<態度>他者と共同して課題に取り組もうとする姿勢をもつこと
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降,TeamsまたはWebcampusにて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【ガイダンス】授業スケジュールや概要を説明したのち,心理学実験をおこなうにあたって必要な知識について説明します。【予習】過去に履修した心理学の授業内容を振り返る(120)
【復習】授業で説明した重要なキーワードについて復習する(120)
2【コミュニケーション1】パーソナルスペースに影響する要因を検討する実験をおこないます。【予習】日常生活の中での他者との距離を観察する(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
3【コミュニケーション2】データの分析と考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
4【思考1】問題解決を促進する要因について検討する実験をおこないます。【予習】問題を解く・アイデアを考えるときの思考過程を観察する(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
5【思考2】収集したデータの整理と分析をおこないます。【課題】データの整理(240)
6【思考3】分析結果の考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
7【記憶1】私たちの記憶のメカニズムを明らかにする実験をおこないます。【予習】日常生活での記憶の役割について考える(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
8【記憶2】データの分析と考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
9【集団1】集団での討議がもたらす影響についての実験をおこないます。【予習】過去にグループで討議した経験を振り返る(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
10【集団2】データの分析と考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
11【錯視1】図形を用いた錯視現象の実験をおこないます。【予習】錯視図形について調べる(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
12【錯視2】データの分析と考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
13【社会的認知1】コミュニケーションの中での他者の認知の仕方に関する実験をおこないます。【予習】日常生活の中での他者とコミュニケーションを観察する(120)
【復習】実験計画の内容を整理する(120)
14【社会的認知2】データの分析と考察・ディスカッション・発表をおこないます。【予習】実験結果を予測する(120)
【復習】関連する現象を日常生活の中から見つける(120)
15【まとめ】これまでの授業を振り返り,心の仕組みとデータとの関係性について考えます。【復習】これまでの授業内容を復習しノートにまとめる(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業への取り組み40実験への参加およびディスカッションにおける積極性
レポート60心理学の知識と実験内容および日常生活の現象との関連を見出すことができているか
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『心理学基礎実験を学ぶ―データ収集からレポート執筆まで』大和田智文・鈴木公啓編著北樹出版2,400円+税2147483647
参考URL
質疑応答
・オフィスアワー,その他の連絡手段を通じて適宜対応します。具体的なルールや方法については初回授業時にアナウンスします。
備考
画像
ファイル
更新日付2023/02/08 10:42:18