開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
2023年度経営学部経営学科
2020年度商学部商学科
科目名法学Ⅰ
担当教員堅田 研一
学期曜日時限春学期 水曜日 1時限
チームコード8rdhkpz
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-211-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-4 論理的思考力 ◎
B-DP3-5 問題解決力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
憲法を中心に、法学の基礎をマスターする
授業の概要
まず法律、とりわけその条文に慣れてもらうことから始めて、法制度の基本的構造、近代法の基本原理について説明する。次に、日本国憲法の基本的な理念、人権、統治機構の基本問題について説明する。
授業の到達
目標
日本の法制度の概略、近代法の基本原理、最高法規である憲法の基本的な構造と考え方を学ぶことにより、法の支配または法治主義とは何か、基本的人権の尊重を基礎とする私たちの社会とはいかなるものかを理解してもらうこと、新聞j等で報道される憲法問題を法的に理解できるようになることを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日またはその後速やかに、WebCampusから課題の講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:授業方針の説明
〇講義の全体の流れと方針、及び法学を学ぶために必要な基礎知識について説明する
【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】ノートを整理し、本日の授業の全体を確認する(60)
2民事責任と刑事責任:両者の原理的な違い
〇法を理解するのに欠かせない、民事事件と刑事事件、民事責任と刑事責任との区別について理解する
【予習】前回指定されたテキストの該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
3法制度の構造:法の段階構造、訴訟の構造
〇法制度全体のおおまかな構造を理解する
【予習】前回指定されたテキストの該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
4近代法の基本原則(1):市民社会、国家、社会契約
〇ジョン・ロックの思想を基に、近代国家と近代法、および立憲主義についての基本的な考え方を理解する
【予習】前回指定されたテキストの該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
5近代法の基本原則(2):夜警国家と福祉国家
〇近代国家についての考え方の変遷(夜警国家から福祉国家へ)について理解する
【予習】前回指定されたテキストの該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
6憲法の意味と構造、および公共の福祉
〇憲法の意味とその全体的な構造、および人権制約の原理である「公共の福祉」について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
7法の下の平等
〇憲法14条(平等原則)に関する解釈、および基本的諸問題と判例について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
8小テスト【予習】これまで指定されたテキスト、授業資料の該当箇所、及びノートを読み直し、これまでの授業内容について理解する(240)
【復習】本日の授業の解説を基に、自分の理解度を確認する(120)
9精神的自由権(1):信教の自由
〇信教の自由の意義、および基本的諸問題と判例について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
10精神的自由権(2):表現の自由
〇表現の自由の意義、および基本的諸問題と判例について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
11経済的自由権
〇財産権、営業の自由を中心に、その意義、および基本的諸問題と判例について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
12社会権:生存権を中心に
〇社会権の代表である生存権を取り上げ、その法的性格と判例について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
13国会と内閣:議院内閣制
〇国会(立法権)と内閣(行政権)の組織と役割、および両者の関係について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
14裁判所:違憲審査権を中心に
〇裁判(司法権)とは何か、および違憲審査権について理解する
【予習】前回指定されたテキストおよび授業資料の該当部分を読み、考えてくる(120)
【復習】テキストとノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(120)
15授業のまとめ
〇授業の全体を振り返る
【予習】これまで指定されたテキストおよび授業資料の該当箇所、ノートを読み直し、これまでの授業内容について復習する(120)
【復習】本日の授業を基に、自分の理解を確認する(150)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%授業内容を十分に理解し、重要なポイントをふまえた上で問題に合わせて的確に論述できる。
小テスト20%重要なポイントを確実に理解している。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『法学入門(3月に出版予定)』堅田研一編成文堂
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ポケット六法(令和5年度版)』有斐閣2000円+税978-4-641-00923-3
参考URL
質疑応答
原則としてオフィス・アワーで対応する。月曜日5限、私の研究室(7903)にて行う。ただし、それ以外の時間でも、質問に対応できるときにはいつでも対応する。
備考
レジュメによってテキストの補足を行う。
授業中の私語は厳禁する。授業中の、授業とは無関係の携帯電話操作は禁止する。
単位認定は、評価方法で示した基準のみで行う。
受講生の理解度やその他の事情を考慮して授業予定を変更する場合があるので注意してください。
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更新日付2023/02/07 16:50:06