開講年度2023
開講学科2023年度経営学部経営学科
科目名教養セミナーⅠ
担当教員城 貞晴
学期曜日時限春学期 火曜日 1時限
チームコードpb5tc6v
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーB132-841-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-2 言語表現力 ◎
B-DP3-3 課題発見力 ◎
B-DP3-6 自己表現力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
四季の星空さんぽ
授業の概要
星空は,国々や言語や文化の違いを超えて,太古の昔から今に至るまでずっと私たちに共通のものです。そして一年にわたって季節ごとに違う姿を見せてくれます。そして名もなき先人たちは空を見上げて様々なことを想い,多くの逸話を残してくれています。空を見上げ逸話にふれることは,人を知ることにつながっています。星空を通じて,幅広く深い教養を身につけていきましょう。(春学期は,主に春と夏によくみられる星座を中心に扱います。)

■ 論文指導,グループ討論,成果発表の機会を設けます。
授業の到達
目標
今に伝わる星座の多くは数千年前から伝承されています。大航海時代に創作された星座もありますが,いずれも,当時の身近なものが星座になっています。まず,これらについて学びます。さらに,現代的視点から独自の星座と物語を創出します。また,各自が創作した星座をグループ内で融合,発展させます。
また,春学期は火星についても学びます。簡単な条件を設定し「もしも生命体がいるとすれば」と仮定し,その姿を描き,形や特徴の裏付けを文章にまとめます。
【行動目標】
現代的な星座と物語を創作し,説明できる。火星生命体を描き,その形や特徴の裏付けを説明できる。
メンバーによって異なる意見の融合・集約ができる。
自らの意見を伝えることが出来る,質疑応答できる。
「文章表現」「口頭表現」「絵画表現」の表現方法の経験から,自分の個性を発見する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampus「講義連絡」を使用して講評を送ります。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1春の星空【導入】春の大曲線と春の大三角
 春に見える星空の概要を説明します。わかりやすい目印をみつけて,そこから辿っていく方法でおよその姿がわかるようにします。
【予習】シラバスにより扱う内容の確認をする。(30)
【復習】晴れた日に実際の空で春の大曲線と春の大三角を確認する。また,ノートの復習をする。(30)
2北極星について
 北極星は全天の中心に配座していることを確認します。詳しく追及して,この星が多重星であることや,南極に北極星に相当する星がないことなどを学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】実際の空で北極星の見つけ方を確認する。また,ノートの復習をする。(30)
3春の星座:おおぐま座
 北斗七星を含む北天を代表する星座です。おおぐま座は沈むことがないことや,その理由を伝説から学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】実際の空で北斗七星を発見できるようにする。また,ノートの復習をする。(30)
4春の星座:おとめ座,しし座
 いずれも春を代表する星座です。これらは農業と深くかかわる星座で,麦の収穫時期の目安になってきたことや,春から夏にかけて作物がよく育ち,冬になると枯れてしまう理由などを,神話を通じて学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】春の大曲線を追えるようにする。ノートの復習をする。(30)
5春の星座:かに座,てんびん座
 それぞれの星座の言い伝えを中心に学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】ししの大鎌のさらに先を見ると,そこがかに座です。実際の空で確認する。また,ノートの復習をする。(30)
6春の星座:星座の創作
現代的な視点から新たな星座とその物語を創作します。
【予習】現実の星空や星図(配布)を見ながら,新しい星座を創出する。(30)
【復習】再度,伝承される星座について復習し,太古の人たちの生活の様子について考察する。(30)
7火星
 この星には生命が宿るのではないかと信じられてきました。実際に行われた生命探査を中心に概要を学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】授業内容について,ノートを中心に復習する。(30)
8火星人を想像してみよう
 「もし火星人がいたら」と仮定し,想像上の火星人を描いてみましょう。
【予習】シラバスにより扱う内容の確認をする。(30)
【復習】火星の基本的な情報を整理し,その条件下で生息可能な生物のイメージを発展させる。グループ議論の内容を整理する。(30)
9夏の星空【導入】夏の大三角
 そろそろ夏の星座が見える季節になっているはずです。夏の星座の概要を学びます。
【予習】シラバス,前回講義時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】梅雨時期と重なり,星が見えるチャンスが減少するので,ノートを中心に復習する。(30)
10夏の星座:ヘルクレス座
 勇者ヘルクレスについて学びます。冒険の旅について学習しましょう。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】ギリシャ神話を中心に探究したことを整理する。(30)
11夏の星座:いて座
夏の代表的な星座です。南天に配座するこの星座について,天の川とのかかわりに触れながら学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】ギリシャ神話を中心に探究したことを整理する。(30)
12夏の星座:さそり座
 さそり座はオリオン座とかかわりが深い星座です。さそりは夏に天高く昇り,オリオンは冬空に昇ります。そして決して同じ空にいようとはしません。その理由を伝承から学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】ギリシャ神話を中心に探究したことを整理する。(30)
13夏の星座:こと座,わし座,白鳥座 七夕伝説
そろそろ七夕の季節です。この伝説とともに,関連する星座について学びましょう。
【予習】シラバス,講義時の予告より内容確認をする。(30)
【復習】梅雨明けの時期です。梅雨の間に夏空に変わり,春とは空の様子が異なることを,実際の空で確認する。また,ノートの復習をする。(30)
14夏の星座:星座の創作
現代的な視点から新たな星座とその物語を創作します。
【予習】現実の星空や星図(配布)を見ながら,新しい星座の検討をする。(30)
【復習】再度,伝承される星座について復習し,太古の人たちの生活の様子について考察する。(30)
15金星
 地球と金星はよく似ていることから双子星と言われます。ヴィーナスという美しい名前が与えられた金星の本当の素顔について,学びます。
【予習】シラバス,前回講義終了時の次回予告により扱う内容の確認をする。(30)
【復習】ノートの復習をする。(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験40%模範解答と配点表を準備し,これに基づいて評価する。
課題レポートおよび小テスト30%解答例を準備し,これに基づいて評価する。
参加姿勢30%質疑応答時の受け答え,積極性,ノートへの記録等を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教養セミナー・ハンドブック「大学で学ぶために」』第1回目講義時に配付
2.『教養セミナー・ハンドブック「日本語表現法」』第1回目講義時に配付
参考URL
質疑応答
本講義時のほか,MKCでの講義日に随時対応します。
備考
■ 普段からノートを整理しておくことを強く勧めます。

■ 提出されたレポートは返却します。自習のために役立ててください。

【アドバイサーとして】
普段は日進学舎4号館4階物理研究室内に居ます。月,火,木の週3回MKCでの講義を行います。MKCオフィスアワー:春学期木曜日14:15~14:40(7913物理学控室)
メール連絡可能です。学生生活全般にわたり可能な限り広く相談に応じます。
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更新日付2023/02/08 15:04:27