開講年度 2023 開講学科 宗教文化学科 2014年度以降入学 歴史学科 2015年度以降入学 英語英米文化学科 2015年度以降入学 日本文化学科 2013年度以降入学 グローバル英語学科　2013年度以降入学 総合政策学科 2013年度以降入学 健康栄養学科 2013年度以降入学 2022年度心理学部心理学科 2018年度心身科学部健康科学科 2018年心身科学部心理学科 2022年度総合政策学部総合政策学科 2021年度文学部グローバル英語学科 2021年度文学部英語英米文化学科 科目名 特別支援教育 担当教員 河合　千丈 学期曜日時限 春学期 火曜日 ３時限 チームコード 8a1wf0u 科目区分 その他 授業形態 講義 対象学年 ２年 単位数 2 科目ナンバー L211-276-40 関連性が高い ディプロマ・ポリシー キャンパス 日進キャンパス 担当教員の実務経験 実務経験あり テーマ 特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に関する理解とその指導及び支援について 授業の概要 特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害等に関する理解を深め、個々の児童生徒の学習上又は生活上の困難さをとらえた上で、小中高等学校において確かな学びができるようにするための指導方法、指導内容について学ぶ。教諭として最低限必要となる特別支援教育に関する知識や学校における指導・支援の仕方を理解する。 授業の到達 目標 ・特別支援教育の概要を理解し、小中高等学校や特別支援学校における特別支援教育の重要さを説明できる。 ・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害特性や学習上や生活上の困難を理解し、例示することができる。 ・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や個に応じた指導や支援の方法について論ずることができる。 ・障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の困り感を理解し、その対応の仕方について説明できる。 ・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の教育について、高い人権感覚をもって自らの考えを論ずることができる。 課題 （定期試験 ・レポート試験 ・授業内試験など）の フィードバック方法 成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。小テストやレポート課題については、評価・コメント等を付して返却する。 使用言語 日本語 実務経験をいかした教育内容 ・特別支援学校での経験による具体的な指導内容・指導方法などを例示する。 ・特別支援教育に関する授業等の様子を画像等で紹介する。 ・障害者の立場を理解するために、疑似体験を取り入れる。 ・事例検討の機会を設け、教育実践につながるディスカッションを取り入れる。 ・自作の教材・教具を使用し、実際に触れたり、自立活動の授業を体験したりすることで学習を深める。 授業計画 回数 授業スケジュール 授業時間外学習・時間(分) 1 ○オリエンテーション ・授業の目的と概要、授業の進め方などについて ・特別支援教育に関する学習目標 ○障害観の歴史と障害のとらえ方 【予習】シラバスを読み、授業に関する各自の学習目標を考えておく。(60) 【復習】授業で提示する課題（事例）について、自分の考えをレポートにまとめ、次回提出する。(120) 2 〇障害児・者の権利と共生社会の確立 ・事例検討（ディスカッション） ・障害者の権利に関する条約から ・共生社会と合理的配慮 【予習】前回の事例から、その対応の仕方等について発表できるようにしておく。(60) 【復習】障害児者の権利、共生社会や合理的配慮について学習したことを振り返り、疑問点はさらに調べまとめる。(120) 3 〇特別支援教育の歴史とインクルーシブ教育システム ・特別支援教育の歴史について ・インクルーシブ教育システムについて 【復習】本時の終了時に提示するレポート課題（インクルーシブ教育システムと特別支援教育についてー事例検討ー）を作成し、次回提出する。(180) 4 ○インクルーシブ教育システムと特別支援教育について ・事例検討（ディスカッション） 〇特別支援教育に関する法規と学習指導要領 ・特別支援教育に関係する法令 ・学習指導要領について 【予習】前回の課題（事例）について、自分の考えを発表できるようにしておく。(60) 【復習】小テストに向け第１回～第4回で配布された資料を元に、学習を振り返り重要点をまとめておく。(120) 5 ○小テスト（第1回～第4回から） 〇特別支援教育の実際① ・特別支援学校の現状について　 ・特別支援学校における教育について 【予習】小テストに向け、資料を元に学習したことの重要点を見直しておく。(60) 【復習】特別支援学校における教育について、学習したことを振り返り、疑問点についてはさらに調べ直しておく。(120) 6 〇特別支援教育の実際② ・小中高等学校における特別支援教育の現状と課題について ・教育課程と指導の仕方 【復習】前回の特別支援学校あるいは小中高等学校における特別支援教育について、理解したことや感想をレポートにまとめ次回提出する。(180) 7 〇各障害種別の教育① ・演習　疑似体験 ・視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由について 【復習】視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由の各障害種ごとの教育について、学習したことを振り返り、疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180) 8 〇各障害種別の教育② ・病弱・虚弱、言語障害、情緒障害、重複障害について 【復習】病弱・虚弱、言語障害、情緒障害、重複障害の各障害種ごとの教育について、学習したことを振り返り、疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180) 9 〇各障害種別の教育③ ・発達障害について ・疑似体験（動画） 【復習】各障害種別の教育①②③から、理解したことや感想をレポートにまとめ次回提出する。（90) 第5回～第9回で配布された資料を元に、学習を振り返り重要点をまとめておく。(90) 10 ○小テスト（第5回～第9回から） ○特別な教育的ニーズのある児童生徒 ・障害はないが母語や貧困などの課題のある児童生徒への対応と指導について 〇個別の教育支援計画と個別の指導計画について 【予習】小テストに向け、資料を元に学習したことの重要点を見直しておく。(60) 【復習】 ・授業で提示する事例に対して、自分の考えをレポートにまとめ次回提出する。(120) 11 ○特別な教育的ニーズのある児童生徒の指導・支援について ・事例検討（ディスカッション） 〇特別支援教育と医療・福祉等との連携、保護者の理解と連携 ・医療や福祉等の関係機関との連携について ・保護者の理解と連携について 【予習】前回の課題をもとに自分の考えを発表できるようにしておく。(60) 【復習】医療・福祉等との連携、保護者の理解と連携について資料を元に振り返りをし、疑問点についてはさらに調べておく。(120) 12 〇通級における指導と自立活動の指導の実際 ・通級による指導について（小中高等学校） ・自立活動について ○演習　教材・教具の見学、通級による指導の体験実習 【復習】通級における指導と自立活動の指導について、資料を元に振り返りをし、疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180) 13 ○演習　疑似体験 ・発達障害等のある児童生徒の認知について 〇特別な支援を必要とする児童生徒の学びと指導 ・児童生徒の見方・かかわり方 ・環境の整備と対応の仕方 【復習】第10回～第13回の講義を参考に、特別な支援の必要な児童生徒への指導・支援について実践したいことをレポートにまとめ次回提出する。(180) 14 〇特別支援教育と就労及びキャリア教育 ・特別の支援を必要とする生徒の一般就労や福祉的就労について ・進路指導やキャリア教育について 【復習】期末テストに向け、これまで配付された資料を元に学習を振り返り、重要点をまとめておく。（180） 15 ○期末テスト 〇特別支援教育の今日的課題から今後について ・学習のまとめ 【予習】期末テストに向け、資料を元に学習したことの重要点を見直しておく。(180) 試験実施方法 定期試験＝1 レポート＝2 その他＝3 3 評価方法 評価方法 割合 評価基準 小テスト、期末テスト 60% 特別支援教育に関する基本的な事項を理解できる。 各授業におけるレポート課題 30% 課題に基づいて、自らの考え等をまとめ、論述できる。 授業態度 10% 積極的に発言するなど、前向きな姿勢で授業に参加している。 テキスト 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『授業中に資料を配付』 参考書 　　・ 参考資料 参考ＵＲＬ 質疑応答 質問については授業中または授業後に受け付ける。 授業時間以外の場合はTeamsのチャットや以下のメールに質問をする。　rxksj608@gmail.com 備考 ・授業は講義を中心とし、演習、実習、疑似体験なども加え、分かりやすく「特別支援教育」を学べるようにする。 ・ディスカッションを行う場面もあるので、積極的に発言をしてほしい。 ・「教員になる」という高い志をもって、本学の学生らしく前向きな姿勢で授業に臨んでほしい。 画像 ファイル 更新日付 2023/01/23 14:30:39