開講年度2023
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名栄養教育各論A
担当教員服部 浩子
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
チームコードs9omr3v
科目区分必修
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーX311-594-42
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP1 栄養・食習慣と健康との相互関係に関する知識の修得 ○ X-DP3 食環境づくりの必要性の理解と実践 ○ X-DP4 食事栄養療法に関する科学的根拠に基づく説明 ○ X-DP5 栄養ケアマネジメントの実践 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
栄養教育の理論と方法を学ぶ
授業の概要
人を対象とした栄養教育には健康・栄養状態の把握、食行動の変容、行動変容を支援するための環境づくりなどを的確に行う必要がある。人々のQOL(Quality of Life)を高めることをめざした栄養・食生活改善 を目的とし て、健康・栄養・食生活情報の収集と分析、栄養評価と栄養診断、栄養教育プログラム、行動科学に基づく栄養教育の実施、評価およびその総合的マネジメントを行うための理論と方法を修得する。また、対象のライフステージ別(妊産婦、乳幼児、児童・生徒、成人、高齢者、アスリート、障がい者など)に栄養・食生活問題を取り上げて、その解決をはかるための栄養教育技法を実践的に学ぶ。
授業の到達
目標
1.栄養教育の意義と特性について説明できる。
2.栄養教育に関わる理論とモデルについて説明できる。
3.集団を対象とした栄養教育の理論と方法が説明できる。
4.個人を対象とした栄養教育の理論と方法(栄養評価と栄養診断、栄養教育プログラム、中間・結果評価、フィードバックなど)が説明できる。
5.ライフステージ別の栄養教育の方法が説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験の問題について、秋学期の管理栄養士国家試験対策講義時に模範解答を示して説明する。
授業時間に行うレポート課題について、翌週の授業時にレポートを返却し解説をする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1栄養教育と行動科学【予習】ICTを活用し行動科学について調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容(行動科学の定義、発展過程、栄養教育における活用事例など)の要点を専門用語を中心にまとめる(90分)
2食行動科学【予習】ICTを活用し食に関する行動科学のトピックの調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点を専門用語を中心にまとめる(90分)
3行動変容のための理論・モデル・概念1:社会的認知理論、ヘルスビリーフモデル【予習】行動変容のモデルについて調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点(社会的認知理論、ヘルスビリーフモデル)を専門用語を中心にまとめる(90分)
4行動変容のための理論・モデル・概念2:普及理論、トランスセオレティカルモデル【予習】行動変容のモデルであるトランスセオレティカルモデルについて調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点を図式でまとめる(90分)
5栄養教育のすすめ方1:計画(栄養評価と栄養診断、目標設定、栄養教育プログラム)【予習】栄養計画について調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
6栄養教育のすすめ方2:実施(実施のポイント、プロセス評価)【予習】ICTを活用し栄養教育の実施のポイントについて調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点をチャート式にまとめる(90分)
7栄養教育のすすめ方3:評価(影響評価、結果評価、報告書)【予習】栄養教育の報告書の事例を調べ学習する(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
8個別栄養教育と集団栄養教育の理論と方法【予習】個別栄養相談と集団栄養相談の違いについて発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点を専門用語を中心にまとめる(90分)
9妊産婦、乳幼児における栄養教育の理論と方法【予習】母子を対象とした栄養教育の課題について発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
10児童・生徒における栄養教育の理論と方法【予習】ICTを活用し児童・生徒を対象とした栄養教育の課題について発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
11成人における栄養教育の理論と方法【予習】ICTを活用し成人を対象とした栄養教育の課題について発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
12高齢者における栄養教育の理論と方法【予習】ICTを活用し高齢者を対象とした栄養教育の課題について発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
13アスリート、障がい者における栄養教育の理論と方法【予習】アスリートおよび障がい者を対象とした栄養教育の課題について発表ができるように意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
14栄養教育の国際的動向【予習】国際的にみた栄養教育の動向について調べ学習をする(90分)
【復習】授業内容の要点を専門用語を中心にまとめる(90分)
15栄養教育の理論と方法のまとめ【予習】栄養教育の意義と必要性について意見をまとめておく(90分)
【復習】授業内容の要点をまとめる(90分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験60%管理栄養士国家試験に出題される栄養教育に関する専門用語を十分に理解し、設問に的確に解答できる。
課題レポート30%課題について、栄養教育に関する専門知識を十分に理解して論述できる。
受講態度10%授業中の積極的な質問や意見などを客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『『サクセス管理栄養士講座8 栄養教育論第6版』 』池田小夜子 他 理工第一出版 2200978-4-8041-1344-9
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.食育ネットあいち愛知県の食育活動の実際を参照する
2..(独)国立健康・栄養研究所健康栄養情報の収集に役立てる
質疑応答
授業終了後
オフィスアワー
 月・木曜日 5限
備考
食生活は社会・経済・文化的な背景のもとで変化している。日常生活のなかの栄養・食生活関連情報にも関心をもって授業にのぞむことが学習内容の理解を深めることに役立つ。アクティブラーニングに積極的に取り組みこと。
画像
ファイル
更新日付2023/02/20 18:28:15