開講年度2023
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名生化学各論A
担当教員永井 雅代
学期曜日時限春学期 水曜日 3時限
チームコード6on07ey
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーX211-594-10
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP1 栄養・食習慣と健康との相互関係に関する知識の修得 ◎ X-DP4 食事栄養療法に関する科学的根拠に基づく説明 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
栄養学を生化学の知識を使って考えよう
授業の概要
生化学総論では細胞の構造、栄養素の代表的な代謝経路について学びました。生化学各論では総論で学んだ内容をさらに発展させ、管理栄養士が学修すべきヒトの組織・細胞の構造と代謝、体内で起こっている現象を分子レベルで説明します。
授業の到達
目標
栄養素の吸収、代謝、分解、排泄についてその語句と概念を理解し、説明できるようになる。
栄養素の代謝経路とその調節について、分子、細胞、組織レベルで理解し、説明することができる。
生化学の知識と栄養学、医科学、食品学など、管理栄養士に必要な専門知識と関連づけることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義終了後Temasより課題を提出します。翌週、採点結果を返却し、解説をおこないます。
中間テスト(1) (2)は実施後1週間以内に返却し、Teamsにてテストの講評を行います。
定期試験の解答は成績発表日から1週間以内にTeamsにて総評を通知します。希望者には個別で採点結果を連絡いたします。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1栄養素の復習(生化学総論の復習)講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
2糖・脂質代謝系の復習(生化学総論の復習)講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
3アミノ酸代謝
主要なアミノ酸代謝とその排泄のしくみについて理解する
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
4核酸代謝と遺伝子
核酸の生合成と分解、遺伝子の構造について理解する
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
5タンパク質の合成
遺伝情報からタンパク質を合成するメカニズムについて理解する。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
6タンパク質の機能とその調節
タンパク質のはたらきとその働きがどのように調節されているのか考えます。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
7遺伝子の複製と変異
遺伝情報の複製メカニズムと、遺伝子変異によっておこる疾患について理解する。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
中間テスト(1)を課題として配信(120)
次回の講義の予習(30)
8情報伝達のしくみ
刺激を感知したとき、生体内ではどのように情報が伝達されているのかそのメカニズムを理解します。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
9恒常性
生体内の内部環境を一定に維持するシステムについて理解します。今回は水分、pH、体温の調節について説明します
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
10血液と血球
生体の恒常性と生体防御を担っているのは血液成分である。血管、血液、血球についてそれぞれの働きを考えよう。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
11免疫反応
体内に異物が侵入したときに起こる免疫のメカニズムについて理解します。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
12代謝の相互作用(1)
各代謝経路が液性因子によって調節されていることを理解します。この回は分泌腺が分泌するホルモンについて説明します。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
13代謝の相互作用(2)
各代謝経路が液性因子によって調節されていることを理解する。この回は脂肪細胞・消化管ホルモンについて説明します。
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(30)
14生活習慣病の生化学
生活習慣病のリスクとなる肥満、
講義の復習(60)
授業後にTeamsから配信される小テストを行う(60)
次回の講義の予習(200)
15中間テスト(2)
試験を60分実施。
その後、解答を解説するので、その際に自己採点を行う。
中間テスト(2)の予習(100)
中間テスト(1)(2)の復習(210)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
講義毎の小テスト 13回10%各講義の復習として専門用語の小テスト13回の平均点で評価。
中間テスト(1)(2)40%講義後の小テストをもとに専門用語を問う問題(100問/100点満点)を出題。2回行い、その平均点で評価。
定期テスト50%全範囲を対照とした専門用語を問う問題(100問/100点満点)のを出題。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『健康・栄養科学シリーズ 生化学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち』編集:石堂一巳/福渡努南江堂2500978-4-524-24182-8
2.『資料を講義前に配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義前後に質問に応じます。講義以外の日はメール、Teamsのチャットで対応します。
Email: nagaim@dpc.agu.ac.jp
Teams ID: ms20168025 (ID番号を間違えないで下さい)
備考
生化学各論は高校生物基礎と化学基礎を発展させた内容です。教科書とともに高校生物基礎の教科書を参考書として、本講義を受講すると理解を深めることができます。
画像
ファイル
更新日付2023/02/28 11:10:16