開講年度2023
開講学科2018年度心身科学部健康科学科
科目名体育実技(剣道)
担当教員長谷川 光広
学期曜日時限春学期 木曜日 1時限
チームコードe1gs9bd
科目区分選択
授業形態実技
対象学年3年
単位数1
科目ナンバーZ335-593-07
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
剣道の基本を身に付け、体育授業で剣道の指導ができるようになる。
授業の概要
本授業では、剣道の歴史・特性を踏まえ、剣道の基本的な所作・動作及び基本技等を習得するとともに、受講生が体育授業を展開するに際して必要な技術指導・安全指導のポイントなどを学ぶ。
授業の到達
目標
剣道の歴史・特性を踏まえたうえで、「中学校指導要領 保健体育編、武道(剣道)」に示された内容の技能を習得する。また、他者がその技能を習得しようとする際に適切な技術指導ができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に「Teams」にて授業総評を送信する。
使用言語
「日本語」
実務経験をいかした教育内容
剣道 教師七段。43年間の高等学校保健体育科教諭及び剣道部顧問としての指導経験を生かし、本授業では全日本剣道連盟の「剣道の理念」・「剣道指導の心構え」を指導の中心に置き、同連盟が発行する「剣道指導要領」に基づいた基礎基本を重視した授業を展開する。また、同連盟が発行する「新中学校指導要領に準拠した安全で効果的な剣道指導の展開」を参考に学校体育(武道ー剣道)授業の指導時に役立つ授業を展開する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス及び基本動作1」:本授業の概要と剣道の歴史・特性を学習する。剣道着・袴の着脱、礼法1、木刀・竹刀についてを学習する。学習内容の振り返り及び剣道着・袴の着脱・たたみ方を復習すること(60分)
2「基本動作2」:防具の着脱1、礼法2、構え、体さばき、竹刀操作、素振りを学習する。授業後にTeamsから配信される「剣道を知る1」を視聴し課題を次回授業前日までにTeamsにて送信すること(60分)
3「基本動作3」:防具の着脱2、間合い、打突とその受け方1、切り返し1を学習する。第2・3回授業での学習内容の振り返り及び面手拭いの着脱を復習すること(60分)
4「基本動作4」:打突とその受け方2、切り返し2を学習する。授業後にTeamsから配信される「剣道を知る2」を視聴し課題を次回授業前日までにTeamsのにて送信すること(60分)
5「しかけ技1」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本1」を中心に一本打ちの技を学習する。第4・第5回授業での学習内容の振り返り及び切り返しと木刀による剣道基本技稽古法の礼法を復習すること(60分)
6「しかけ技2及び互格稽古」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本2」を中心に二段の技を学習する。授業後にTeamsから配信される「剣道を知る3」を視聴し課題を次回授業前日までにTeamsのにて送信すること(60分)
7「しかけ技3」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本3・4」を中心に払い技、引き技を学習する。第6・第7回授業での学習内容の振り返り及び木刀による剣道基本技稽古法の基本1から基本3までを復習すること(60分)
8「応じ技1」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本5」を中心に相手の面打ちに対する技を学習する。また、これまで学習した技能を使って攻防1を学習する。授業後にTeamsから配信される「剣道を知る4」を視聴し課題を次回授業前日までにTeamsのにて送信すること(60分)
9「応じ技2」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本6」を中心に相手の小手・胴打ちに対する技を学習する。また、これまで学習した技能を使って攻防2を学習する。第8・9回授業での学習内容の振り返り及び木刀による剣道基本技稽古法の基本1から基本6までを復習すること(60分)
10「しかけ技と応じ技及び切り返しのまとめ」:「木刀による剣道基本技稽古法、基本1から6」及び「切り返し」を習得する。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
11「試合及び審判法1」:有効打突、競技規則を学習する。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
12「試合及び審判法2」:競技規則、三審制審判法を学習する。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
13「昇級・昇段審査2及び実技試験」:実技審査について学習する。実技試験に取り組む。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
14「大会運営及び筆記試験」:競技大会の運営について学習する。筆記試験に取り組む。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
15「競技大会」:団体戦の競技大会を学習する。学習内容の振り返り及び自己評価と自グループ内の他者の学習評価の記録(60分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
実技試験60%技能の習得状況に基づいて算出する。
筆記試験30%授業中配布プリントの理解度に基づいて算出する。
授業取組10%授業及び課題への取組み(思考・判断・表現・態度の観点)に基づいて総合的に算出する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『アクティブスポーツ』大修館書店編集部大修館書店902円978-4-469-36581-8
2.『授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『剣道指導要領』財団法人 全日本剣道連盟財団法人 全日本剣道連盟2,900円
2.『木刀による剣道基本技稽古法』財団法人 全日本剣道連盟財団法人 全日本剣道連盟500円
参考URL
1.新中学校学習指導要領に準拠した安全で効果的な剣道授業の展開全ての中学生が剣道授業を経験することを目的とした剣道を特技としない保健体育科教員にも活用できる指導書
質疑応答
Teamsの個人チャット・クラスチャットにて随時受け付けます。面前での質疑は授業中及び授業の前後とする。
備考
画像
ファイル
更新日付2023/01/31 16:45:24