開講年度2023
開講学科2018年心身科学部心理学科
科目名発展講義5a(心理測定と多変量データ解析)
担当教員小野島 昂洋
学期曜日時限春学期 金曜日 1時限
チームコード5g28i6p
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY331-286-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎ Y-DP2-2 科学的視点の形成(技術) ◎ Y-DP4-1 職業への応用(知識) ◎ Y-DP4-2 職業への応用(技術) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
Rで学ぶ重回帰分析と探索的因子分析
授業の概要
心理学統計法の知識の確認を行うとともに,心理学研究における多変量解析の考え方と手法を身につけることを目的とする。春学期の講義では,重回帰分析と探索的因子分析に焦点を当てる。重回帰分析は単回帰分析を拡張したもので,1つの目的変数(従属変数)を2つ以上の説明変数(独立変数)で説明したり予測したりする際に用いられる。探索的因子分析は,複数の観測変数の相関関係を実際には観測されない潜在変数で説明するもので,心理尺度の開発の初期段階で頻繁に用いられる。調査研究で用いることができるようにこれらの知識の獲得を目指す。また,統計解析用のプログラミング言語のRを用いてソフトウェアを用いた解析の演習も行う。
授業の到達
目標
①重回帰分析の結果を読み取り,その意味を説明できる。
②統計ソフトウェアを用いて重回帰分析を実施することができる。
③因子分析の結果を読み取り,その意味を説明できる。
④統計ソフトウェアを用いて因子分析を実施することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
リアクションペーパーの内容については授業冒頭で紹介したり,質問への回答を載せたファイルをTeamsで配信したりする。授業後の課題についても授業内で解説を行うことがある。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
心理学統計法の知識の確認
授業前に,心理学統計法で用いた教科書および授業資料をよく読み直しておくこと(120)。
授業後に,テキストを概観しておくこと(120)。
2統計解析環境Rの利用1
オブジェクトの作成と関数の利用
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
3統計解析環境Rの利用2
パッケージの利用とデータフレームの操作
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
4統計解析環境Rの利用3
データフレームの応用的操作
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
5回帰分析1
回帰分析の考え方
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
6回帰分析2
重回帰分析の考え方
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
7回帰分析3
重回帰分析の注意点
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
8回帰分析4
回帰分析の結果の読み取りと報告
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
9回帰分析5
回帰分析のまとめと演習
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
10因子分析1
因子分析の考え方
授業前に,配布資料を読んで疑問点を整理すること(90)。
授業後に,テキストを読み直し提示された課題を行うこと(90)。
11因子分析2
探索的因子分析における因子数の決定と軸の回転
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
12因子分析3
探索的因子分析における標本サイズと項目数
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
13因子分析4
探索的因子分析の結果の読み取りと報告
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
14因子分析5
因子分析のまとめと演習
授業前に,テキストの指示された箇所や配布資料を読んで疑問点を整理すること(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
15まとめ
春学期のまとめとレポートの作成の留意点
授業前に,テキストおよび今までの授業資料を読み直すこと(120)。
授業後に提示された課題を行うこと(120)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
日々の提出課題40授業内容を理解しているか,データが適切に分析されているか。
レポート60データが適切に分析されているか,必要な事項が記載されているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『言葉と数式で理解する多変量解析入門』小杉考司北大路書房25009784762830471
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『多変量解析法入門』永田靖・棟近雅彦サイエンス社22009784781909806
参考URL
質疑応答
授業時間内およびオフィスアワーに受け付ける。
備考
秋学期開講の「発展講義5b(心理測定と多変量データ解析)/特殊講義10b(心理測定と多変量データ解析)」を履修する予定の方は,春学期の「発展講義5a」(この科目)を必ず履修するようにしてください。
秋学期の「発展講義5b」を履修する予定のない方で「発展講義5a」(この科目)のみ履修することも可能です。
画像
ファイル
更新日付2023/02/01 16:27:19