開講年度2023
開講学科2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名心理学研究法Ⅰ/心理学研究法
担当教員高木 浩人
谷 伊織
学期曜日時限春学期 火曜日 2時限
チームコードze1mnmq
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-285-03
Y311-285-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP1-1 多角的視点の形成(知識) ◎ Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎ Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
心理学における実験や調査のための方法的基礎
授業の概要
心理学は実証科学であり、ひとのこころや行動を客観的な実験や調査によって測定したり査定したりすることが必要である。この講義では、まさにそのための方法的な基礎を学ぶ。心理学における実証的研究法(量的研究および質的研究)、データを用いた実証的な思考方法、研究における倫理について触れる。
心理学は生活体の行動の科学であり、1897年にヴンドが心理学実験室を創設し科学としての実証的視点に立脚した心理学が研究され始めてから、約120年が経過している。
講義では、心理学研究法の中でもとりわけ調査法と実験法について講義を行う。前者は高木が、後者は谷が行う。
授業の到達
目標
心理学における実証的研究法(量的研究および質的研究)、データを用いた実証的な思考方法、研究における倫理についての知識を活用することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義連絡かteamsで授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1高木1:高木担当分のオリエンテーション、調査の概要復習:調査の概要の確認(240)
2高木2:質問項目作成の際の留意点、質問項目の作成、提出復習:質問項目作成の際の留意点の確認(240)
3高木3:前回提出の項目による質問紙への回答、質問項目の問題点、修正点を記述して提出予習:今後扱う分析方法についての確認(240)
4高木4:結果の読み取りと記述、考察1:度数と χ2検定復習:度数とχ2検定の結果の読みとり、記述の確認(240)
5高木5:結果の読み取りと記述、考察2:記述統計とt検定復習:記述統計とt検定の結果の読みとり、記述の確認(240)
6高木6:結果の読み取りと記述、考察3:相関分析復習:相関分析の結果の読みとり、記述の確認(240)
7高木7:結果の読み取りと記述、考察4:総合的な考察復習:これまでに扱った分析方法についての確認(240)
8高木8:結果の読み取りと記述、考察5:これまでの復習と高木担当分の試験予習:度数、記述統計、χ2検定、t検定、相関分析の結果の読みとり、記述の確認(240)
9谷1:実験法とは何か、仮説の検証と統計的検定実験方法についての予習(120)
実験方法についての復習(120)
10谷2:統計的検定の前提条件、2種類の過誤、検出力、効果量の概念効果量についての予習(120)
効果量についての復習(120)
11谷3:実験計画における無作為割り付け、調査的研究における標本抽出の考え方無作為割り付けと標本抽出の考え方についての予習(120)
無作為割り付けと標本抽出の考え方についての復習(120)
12谷4:分散分析と実験計画1分散分析についての予習(120)
分散分析についての復習(120)
13谷5:分散分析と実験計画2分散分析についての予習(120)
分散分析についての復習(120)
14谷6:メタアナリシスと1事例研究メタアナリシスについての予習(120)
メタアナリシスについての復習(120)
15谷7:実験法の総括および確認テスト実験法の予習(120)
実験法の復習(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
高木:普段の提出物(70%)+最終回の試験(30%)50%分析結果を正しく記述し、読み取れているか。結果の考察が適切か。
谷:第15回目の授業時の確認テストおよび平常点評価に基づいた評価を行う。50%実験法、統計的検定、分散分析について理解できているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考URL
質疑応答
各教員のオフィスアワー
備考
画像
ファイル
更新日付2023/02/20 12:17:46