開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名産官学連携講座Ⅰ
担当教員松岡 昌幸
学期曜日時限春学期 火曜日 2時限
チームコードnbvjqcl
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーV131-811-51
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP4-2 他者と協働し、課題解決に求められる行動を主体的に行う能力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
観光資源論と持続可能な観光
授業の概要
当授業は観光資源や観光政策のマネジメント経験者による「実務経験のある教員の授業科目」に指定されている。今日の大学教育はグローバル化した「知識基盤社会」において、活躍する人材を育成することが求められ、専門的な知識の習得とともに、社会人として活躍できる能力(汎用的能力)を身に付けることが課題である。春期の授業では観光まちづくりの基本である観光資源論(観光地形成の基盤、観光地経営の動力源等)に着目し、日進市に点在する観光資源の相貌や特徴を解明する。また宗教学、歴史学、経済学、民俗学、観光学等の視点から、日進市に根ざす観光資源の可能性を考察する。講師陣は産業振興課等の観光資源に関わる職員や、観光まちづくり協会関連職員、大学講師の混合によるオムニバス形式による連携講座とする。また当授業における優秀者は(春・秋通年)、日進市から「観光SDGs修了認定書」が授与される(予定)。
授業の到達
目標
産官学連携授業による実践的かつ実務的な授業展開(オムニバス授業形式)により、地域の観光まちづくりに必須となる観光資源(日進市内の観光資源)や観光政策(サスティナブル・ツーリズム形態)に関する基礎知識や専門知識を身に付けることが出来る(知識・技能)。ホスピタリティ関連授業により観光ホスピタリティ(歓待精神)を身に付けることが出来る(汎用的能力、ジェネリック・スキル)、また実践的な授業展開により、観光まちづくりに必要な情報収集力、情報分析力、課題発見力、構想力、表現力、実行力を身に付けることが出来る(汎用的技能、ジェネリック・スキル、創造的思考力)。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に研究室にて答案を返却する。
(但しアポイントのメール連絡が必要)
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
観光学は実務経験と理論の両輪が必要とされているが、観光資源に関する実務経験者(日進市産業振興課等の観光資源に関わる職員や、観光まちづくり協会関連職員等)によるオムニバス形式で、日進市の観光資源や観光手法の実務知識や諸理論を修得する。また実務家教員が毎回、違うため、幅広い専門知識や汎用的能力を身に付けることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明(愛知学院大学文学部グローバル英語学科教授:松岡昌幸)
○「産官学連携講座Ⅰ」の概要を理解する
・産学連携講座とは
・観光資源論
【予習】シラバスを読み講義内容をあらかじめ把握する(120分)
【復習】授業の全体についての確認(120分)
2愛知学院大学の地域連携活動(社会連携)関する説明(愛知学院大学地域連携センター助教:藤井勉)
○地域連携の活動を理解する
・地域連携コース  
・地域連携学  
・地域のスポーツ振興等
【予習】地域連携に関する情報収集(120分)
【復習】地域連携およびスポーツ振興に関する整理(120分)
3愛知池に関する説明(独立行政法人水資源機構:石黒勇次郎)
○愛知池を理解する
・愛知池、地域資源化の可能性
・愛知池、地域資源化の課題
【予習】愛知池に関する情報収集(120分)
【復習】愛知池の情報を整理(120分)
4日進市の観光資源に関する説明(日進市産業政策部産業振興課企業誘致室長:広瀬将人)
○日進市の観光資源を理解する
・日進市の観光資源
【予習】日進市に点在する観光資源情報を収集(120分)
【復習】日進市に点在する観光資源を整理(120分)
5岩崎城と日進市の史跡(市川家)に関する説明(岩崎城歴史記念館館長:村田信彦)
○岩崎城を理解する
・日進市の歴史
・岩崎城の歴史
・市川家と日進市の史跡
【予習】日進市岩崎城と史跡(市川家)に関する情報収集(120分)
【復習】日進市岩崎城と史跡(市川家)に関する情報を整理(120分)
6愛知県の観光に関する説明(元愛知県観光協会、日進観光まちづくり協会顧問:川井政輝)
○愛知県の観光を理解する
・愛知県の観光
【予習】愛知県の観光に関する情報収集(120分)
【復習】愛知県の観光に関する情報を整理(120分)
7日進市の観光まちづくりに関する説明(日進市長:近藤裕貴)
○日進市の観光まちづくりを理解する
・日進市の観光まちづくり
【予習】日進市の観光まちづくり関する情報収集(120分)
【復習】日進市の観光まちづくりの整理(120分)
8日進市で展開する「子ども食堂」の取組みに関する説明(いきいき塾、NOP法人絆代表理事:山崎正信)
○日進市内の「子ども食堂」を理解する。
・日進市における観光まちづくり
【予習】日進市の「子ども食堂」の取組みに関する情報収集(120分)
【復習】日進市の「子ども食堂」取組みの整理(120分)
9マスプロ美術館に関する説明(マスプロ電工株式会社総務部:高橋千衣)
○マスプロ美術館を理解する
・マスプロ美術館
【予習】マスプロ美術館に関する情報収集(120分)
【復習】マスプロ美術館に関する整理(120分)
10日進市のヤクルト工場に関する説明(株式会社ヤクルト東海営業企画部普及推進課長:高城栄)
○ヤクルト東海を理解する。
・日進ヤクルト工場
・ヤクルト工場と観光の関係性
【予習】日進市ヤクルト工場に関する情報収集(120分)
【復習】日進市ヤクルト工場に関する整理(120分)
11御嶽信仰、棒の手に関する説明(愛知学院大学文学部宗教文化学科教授:小林奈央子)
○御嶽信仰および棒の手、おまんとを理解する
・御嶽信仰
・棒の手
・おまんと
【予習】御嶽信仰、棒の手、おまんとに関する情報収集(120分)
【復習】御嶽信仰、棒の手、おまんとに関する情報を整理(120分)
12日進市の寺社・五色園に関する説明(愛知学院大学文学部宗教文化学科教授:林淳)
○日進市の寺社・五色園を理解する
・日進市の寺社
・五色園
【予習】日進市の寺社に関する情報収集(120分)
【復習】日進市の寺社・五色園を整理(120分)
13日進市の大学キャンパスに関する説明(愛知学院大学文学部宗教文化学科教授:林淳)
○日進市にある大学の歴史を学ぶ(観光資源として)
・大学の歴史
・大学と市民の関わり方
【予習】日進市の大学の歴史に関する情報収集(120分)
【復習】日進市の大学と市民の関わり方を整理(120分)
14日進市の観光地特性の説明(愛知学院大学文学部グローバル英語学科教授:松岡昌幸)
○日進市の観光地特を考察する
・ツーリズム形態
・教育観光、教育旅行
・「グリーン・ツーリズム」(日進版ファーマーズ・マーケット)
【予習】ツーリズム形態に関する情報収集(120分)
【復習】日進市の観光地特性の可能性(120分)
15観光の語源(語義)の説明(愛知学院大学文学部グローバル英語学科教授:松岡昌幸)
○観光の語義を理解する
・国の光を観る
・講義内テスト
【予習】観光の語源に関する情報を収集する(120分)
【復習】観光の語源を整理(120分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
講義内テスト(最終課題提出)60%地域の観光資源を理解することにより、観光まちづくりに必須な資源論を論述できる。
課題提出20%各授業のキーワードを整理し、理解度を評価する。
授業態度20%授業中の積極的な発言、課題発表における活躍を客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室番号:3310(3号館3階)
オフィスアワー:火曜日3限
備考
授業形態(毎回講師が変わるオムニバス形式)
成績優秀者は日進市から「観光SDGs修了認定書」を授与(予定)
授業中の私語および遅刻は厳禁。携帯電話・スマートフォンの使用は禁止。
感染症の影響や、招聘する講師の方々の都合により、授業内容が変更になる場合もある。
当授業は外部講師を招聘するオムニバス形式のため、対面授業のみ開講(オンライン対応なし)
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更新日付2023/02/06 12:51:28