開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名通訳法 a
担当教員山田 貴将
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
チームコードx12t63k
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーV332-142-21
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP1-1実践的な英語コミュニケーション能力 ◎ V-DP3-1 グローバルキャリアの基礎知識、基本的技能 ◎ V-DP3-2 専門分野に特化した英語力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
基礎的な通訳訓練法を理解し、逐次通訳の技法を習得する-通訳トレーニングを通じて高度な英語運用能力を身に着けよう-
授業の概要
この授業では、通訳法に関する概論的講義と基礎的な訓練を通じて、高度な英語運用能力を身に着け、論理的コミュニケーション能力の向上を目指します。センテンス/パラグラブ単位での訳出など基礎的な通訳訓練法を取り入れ、徐々に「人に聞いてもらうために訳すこと」に慣れていきます。通訳の技能を高めるには、1週間に1度の授業のみでは到底足りません。指定のテキストを十分に予習・復習することを求めます。十分に学習した内容であれば完成度の高い逐次通訳ができることを目指します。英語学習の一環としての通訳の楽しさを味わいましょう。
授業の到達
目標
1. 自分の英語学習の目標を明確化することができる。
2 .基礎的な通訳訓練メニューを理解し、自発的に日々の英語学習に組み込んでいくことができる。
3. 身近な内容の英語スピーチ等が聞き取れ、口頭で再生でき、デリバリーの質を問われなければ意味や内容をほぼ正確に発表できる。
4. 英語インプットを増やし、見て意味がわかる語彙力がある。
5. インプットをアウトプットに転換する能力を身につける。
6. 短文の日英転換が即時にできる。
7. 通訳にふさわしい美しい話し言葉としての日本語を身につけることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
企業・団体等においてグローバルビジネスに携わった経験を活かし、実際のグローバルビジネスの現場において求められるコンピテンシーを意識した実用性の高い授業デザインになっている。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション予習: 120分 配布資料を読み、800字程度のブックレポートを作成し初回授業で提出する
2Unit 1 (1) Communication Without Words
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 1の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 1の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
3Unit 1 (2) Ommunication Without Words
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音1 Shadowing
予習: 120分 Unit 1のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 1 の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
4Unit 2 (1) Funny English
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 2の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 2の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
5Unit 2 (2) Funny English
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音2 短文通訳
予習: 120分 Unit 2のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 2の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
6Unit 3 (1) Golden Pavilion
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 3の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 3の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
7Uni t 3 (2) Golden Pavilion
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音3 短文通訳
予習: 120分 Unit 3のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 3の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
8Unit 4 (1) Todaiji Temple and the Great Buddha
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 4の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 4の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
9Unit 4 (2) Todaiji Temple and the Great Buddha
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音4 パラグラフ通訳
予習: 120分 Unit 4のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 4の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
10Unit 8 (1) Community Interpreting
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 8の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 8の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
11Unit 8 (2) Community Interpreting
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音5 パラグラフ通訳
予習: 120分 Unit 8のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 8の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
12Unit 9 (1) Global Environment
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 9の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 9の逐次通訳がスラスラできるようにしておく
13Unit 9 (2) Global Environment
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音6 パラグラフ通訳
予習: 120分 Unit 9のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 9の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
14Unit 11 (1) Japanese Restaurant Abroad
シャドーイング、スラッシュ・リーディング、短文通訳
予習: 120分 Unit 11の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 11の逐次通訳がスラスラできるようにしておく、応用課題を仕上げ、翌週提出する
15Unit 11 (2) Japanese Restaurant Abroad
ノート・テイキング、逐次通訳、JE Translation
録音7 パラグラフ通訳
予習: 120分 Unit 11のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 11の逐次通訳の自己評価ログに記入し、提出する
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
通訳の録音7回分35%各ユニットの該当箇所を正確かつ自然に、適切な言語、音声、速さで通訳をすることができる
ブックレポート20%通訳の歴史や仕事に関する書籍を読み、要約と意見・感想を記述する
応用課題25%課題の背景、語彙を調べ、通訳原稿と語彙リストを作成し、正確で自然な逐次通訳をすることができる
授業ノート20%予習・復習に指示通りに取組むことができている
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『通訳トレーニングコース CD付』水野真紀子・鍵村和子・中村幸子大阪教育図書2,200円+税978-4-271-41002-7丸善等で購入
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
授業中に質問タイムを設けます。個別に相談したい場合は、研究室(3316)で対応します。その場合は、事前にメールでご連絡下さい。
備考
・チャイムが鳴り終わる前に着席していない者は遅刻とみなし、遅刻3回で欠席1回とカウントします。
・音声録音ファイル等の提出物は授業でしか受け付けません。遅れての提出は認めません。
・通訳翻訳のレベルアップのためには日々の練習が欠かせません。この授業では、予習復習を義務付け、評価に算入します。必ず自分の教科書と辞書を持参してください。
画像
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更新日付2023/02/08 18:30:12