開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名貿易・実務英語 a
担当教員道添 栄一
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコードe0a64uo
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーV332-143-21
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP1-1実践的な英語コミュニケーション能力 ◎ V-DP3-2 専門分野に特化した英語力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
貿易実務の流れの理解と英語の関連用語修得を目指そう
授業の概要
国際的な銀行で実務経験のある教員による授業です。貿易・実務英語を学ぶにはまず、貿易の実務を理解することが必要です。貿易に関わる物の流れ、書類の流れ、そしてお金の流れ、これらを理解して初めて英語でコミュニケーションが図れます。従って、本講ではまず貿易取引の内容理解に主眼をおきます。実務経験を有する教員から貿易の背景、取引の流れについての基礎知識を学びながら、実際に使われる英文書類(売買契約書、保険証券、船荷証券、信用状、為替手形など)の内容理解や、貿易取引に関わる英文用語の習得を目指します。そして、秋学期の「書く」「読む」商業・貿易英語の授業へとつなげていきます。
授業の到達
目標
本講では貿易実務の流れをモノ、カネ、カミの3つの領域で関連づけて理解できるようになります。そして、基本的な貿易実務の英文の用語を身につけることができます。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日にWebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
国際的銀行勤務時内外拠点で輸出入関連業務に従事した経験があり、その時得た貿易実務・実務英語の知識を取り入れた授業内容としている。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1日本貿易の発展と信用状[予習]シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する (80)
[復習] 授業の全体について確認、当日授業内容の確認 (120)
2貿易取引の3大要素[予習]教科書の10~15ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
3契約成立と貿易条件[予習]教科書の16~27, 50~57ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
4信用状取引の流れ[予習]教科書の28~43, 86~91ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
5信用状取引の流れ

これまでの授業内容について確認 小テストの実施
[予習]教科書の146~149ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
6荷為替手形と約束手形[予習]教科書の30~35, 190~193ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
7船荷証券

小テストの見直し
[予習]教科書の184~185ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
8中間試験

貿易取引で使われる英語の略称表現を学びます
[予習]教科書の220~221ページの英語インデックスから該当のページを開き、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120) 中間試験準備(80)
9保険証券[予習]教科書の188~189ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
10輸出通関と船積み[予習]教科書の148,149, 170,171ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
11貿易・決済[予習]教科書の190~193ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
12輸入通関と荷受け

小テストの実施
[予習]教科書の108~117ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
13貿易クレーム[予習]教科書の118~119,196~203ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
14貿易書類とビジネスレター

小テストの見直し
[予習]教科書の152~157ページを熟読し、内容をあらかじめ把握する (120)
[復習] 当日授業内容の確認 (120)
15総括、レビュー[復習] 当日授業内容の確認(120), ,期末試験準備(160)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業への参加・態度10%授業中の積極的な発言を客観的に評価する。
課題・小テスト20%主に貿易実務と使用される英語について宿題や小テストを実施、理解運用能力を客観的に評価する。
中間試験30%授業前半でカバーした範囲の実務や英語について十分に理解し、モノ、カネ、書類の流れを踏まえて、筆記試験に解答できる。
期末試験40%授業後半でカバーした範囲を中心に貿易実務、英語を十分に理解し、特に信用状取引関連の筆記試験に解答できる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『よくわかる貿易実務入門4版』片山立志日本能率マネジメントセンター1,500円+税978-4800590169
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『図解 これ1冊でぜんぶわかる! 貿易実務』大須賀 祐あさ出版1,500円+税978-4-8005-9016-9
参考URL
質疑応答
基本的に授業時間内に対応しますが、オフィスアワー(木曜日4限)や適当な時間で研究室(3317)で対応します。
備考
実務の流れの理解と実務英語はいわばパッケージですので、可能な限り春・秋、両学期履修することを強く勧めます。
画像
ファイル
更新日付2023/02/10 12:53:34