開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名通訳・翻訳入門
担当教員山田 貴将
学期曜日時限春学期 火曜日 4時限
チームコードeezudcs
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーV221-142-01
V231-142-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP1-1実践的な英語コミュニケーション能力 ◎ V-DP3-1 グローバルキャリアの基礎知識、基本的技能 ◎ V-DP3-2 専門分野に特化した英語力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
はじめて学ぶ通訳と翻訳-通訳・翻訳トレーニングを通じて基礎的英語運用能力を養おう-
授業の概要
本授業は、通訳・翻訳に関する講義と実技演習を通じて基礎的英語運用能力を養うことを目的とします。講義では、通訳者・翻訳者に求められる能力や資格、産業としての通訳・翻訳市場、学習上の問題点まで総合的に取り上げます。通訳実技演習では、シャドーイングやサイトトランスレーションなどの訓練を通じて「英語の反射神経」を訓練します。翻訳実技演習では、短文からスタートし、直訳ではない自然な日本語にするための方法を学ぶことを通じて、「言葉に対する感性」を養います。

 
授業の到達
目標
1. 通訳・翻訳の実技演習を通じて、基礎的英語運用能力を養うことができる。
2. 通訳・翻訳の状況や目的を見極めることができる。                       
3. 自分自身の判断で戦略的に考えて訳すことができる。
4. 辞書の意味への依存や固定観念を捨て、根拠を持って自分の訳を創出することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
企業・団体等においてグローバルビジネスに携わった経験を活かし、実際のグローバルビジネスの現場において求められるコンピテンシーを意識した実用性の高い授業デザインになっている。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
授業概要説明
通訳・翻訳の仕事とは?
CALLを使った通訳訓練法のデモンストレーション
配布教材をを使って予習復習の方法を説明
予習: 120分 通訳・翻訳の仕事について調べておく
復習: 120分 宿題をやっておく(授業の解説に基づき、自分の訳出を見直し、さらに正確で自然な訳出を原稿に起こしておく)
2家族についての話を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく(単語リストを見て話の内容を予測し、辞書で発音と意味を調べておく。単語がわからないと訳せません)
復習: 120分 宿題をやっておく
3大学生活についての話を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
4趣味についての話を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
5海外文化についての話を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
6国際交流 (1)についての話を通訳する
単語単文の連続訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
7国際交流 (2) についての話の通訳をする
単語単文の連続訳録音
予習: 120分 通訳課題の単語を録音時に活用できるリストにまとめ、速訳できるまで練習をしておく
復習: 録音を聞いて分析シートを記入し、翌週提出する
8翻訳とは?翻訳に必要な知識を学ぶ                        予習: 120分 自分が考える翻訳と通訳の違いについて対照表を作成しておく。授業で提出する。宿題の下訳をやっておく
9忠実な訳とは?翻訳分野の種類について学ぶ予習: 120分 宿題の下訳をやっておく
復習: 120分 宿題を訂正し、清書をつくっておく
10産業翻訳を仕上げるまでのプロセスを知る予習: 120分 作品の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
11原文の種類を考慮して翻訳する予習: 120分 作品の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
12翻訳の分野と知識を学び、原文の目的とメインアイディアをつかむ予習: 120分 作品の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
13文章のトーンを考える、自然な表現に訳すための必要な知識をつける予習: 120分 作品の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
14その他の留意点について予習: 120分 作品の下訳をつくっておく
復習: 120分 翻訳課題を仕上げる、授業で学んだことをレポートにまとめ、最終授業で発表、提出する
15今期の復習、まとめ
振り返りレポートを発表し提出する
期末翻訳課題を提出する
予習: 240分 期末課題を完成させ、提出する
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト20%毎回の授業で行う小テストの点数に基づく
授業ノート20%予習・復習に指示通り取り組むことができている
中間課題と振り返りレポート30%正確かつ自然な通訳/翻訳とパフォーマンスの自己分析ができる 
期末課題と振り返りレポート30%正確かつ自然な通訳/翻訳とパフォーマンスの自己分析ができる 
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『改訂版 翻訳入門 英日編』氏木道人・中林眞佐男・持留浩二・ショーン ホワイト大阪教育図書1,800円+税978-4-271-11327-0丸善等で購入
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
授業内で質疑応答の時間を設けます。時間を要する場合は授業外に研究室(3316)で受け付けます。その際は事前にメールでご連絡下さい。
備考
上限30人のWeb抽選科目です。
1. 授業では提出物やグループ発表があり、遅刻や無断欠席は厳禁です。提出物・録音は授業でのみ受け付けます。
2. 予復習を前提に全員を指名します。出席するだけでは単位は取れません。真剣に取り組む学生に限定します。
3. CALL教室で行うためPCが全く使えない人は履修できません。
4. 翻訳で用いる教科書は秋学期の「通訳・翻訳基礎」でも使用します。
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更新日付2023/02/08 17:41:28