開講年度2023
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名日本語の音声Ⅰ
担当教員三木 理
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコードpmbjtag
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーN231-137-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本語音声学の基礎1
授業の概要
この授業では、普段何気なく使っていることばの「音声」という側面について基礎的な知識や考え方を学びます。
私たちはことばを「話して」います。ことばを話すということは、同時に「音韻的な知識」を元に「音声」を道具として使用しているということでもあります。ではその「音韻」とか「音声」とは何なのかということを改めて見つめなおし、観察するための知識を身につけてもらいたいと思います。
日本語の音声Iでは主に、共通語を中心とする日本語の分節音の調音音声学的な内容について学びます。一部、音韻論に関する話題も取り上げます。
授業では毎回課題を出し、時間中に提出してもらいます。また、「言語学」「日本語学」など関連のある科目を受講することをお勧めします。
授業の到達
目標
日本語の音声の特徴について、基礎的な事項について説明することができるようになる。また日常的に観察できる主に分節音に関する言語事象を音声学的あるいは音韻論的に観察できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
期末試験終了後に、試験の解答状況と最終評価に関する説明を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション
音声とは,音声学とは
予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
2音声と音声器管1予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
3音声学と音韻論1予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
4音声学と音韻論2(音声と音素)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
5国際音声字母(IPA)、母音1予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
6母音2,子音1(母音との対比、子音の分類)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
7子音2(破裂音)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
8子音3(鼻音)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
9子音4(摩擦音)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
10子音5(流音、接近音)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
11子音6(破擦音)
特殊音素と音声1
予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
12特殊音素と音声2予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
13様々な音の変化1(同化)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
14母音の無声化2(縮約)予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150)
15外来語音とIPA予習:配布プリントに目を通す(60)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(150) 定期試験に向けて授業内で学んだ概念を総復習する(450)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
期末試験50%試験の各設問に対して、的確な解答が書けているかどうか。授業内容が理解できているかどうか。
授業参加度25%授業後に実施する課題について、的確な解答が書けているかどうか。授業内容が理解できているかどうか。
授業態度25%授業に積極的に参加する態度が見られるかどうか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本語音声学入門(改訂版)』斎藤純男三省堂
2.『音声学概説』ラディフォギッド, P.大修館書店
参考URL
質疑応答
原則として授業終了後に教室で対応します。メールやチャットでの質問は随時受け付けます。
良い質問については授業でも取り上げたいと思います。
備考
・秋学期の「日本語の音声II」を履修予定の人は、先にこの「日本語の音声I」を受講することをお勧めします。「日本語の音声II」は「日本語の音声I」の履修(知識習得)を前提として展開するからです。
・授業中の私語は厳禁します。私語は講師ならびに他の受講者に対する重大な妨害行為です。
・上記評価方法は、コロナ禍による授業形態・試験方法の変更により、変わることがあります。
画像
ファイル
更新日付2023/02/03 11:42:18