開講年度2023
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
科目名宗教学英書入門Ⅰ
担当教員林 淳
学期曜日時限春学期 水曜日 1時限
チームコード1jhwmf6
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーR231-113-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
R-DP2 多様な価値観をもつ人々とコミュニケーションができる。 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
英語で読む妖怪と都市伝説
授業の概要
この授業では、妖怪と都市伝説を解説した英文を読みます。妖怪については、鳥山石燕、柳田国男、水木しげるをに関する論文を、都市伝説については、都市伝説研究の第一人者、Jan Harold Brunvandの都市伝説集成を読みます。アメリカの都市伝説は、軽妙な話から恐怖物まで幅広くあるジャンルですが、できるだけアメリカの宗教的状況を反映しているものを読み、アメリカ宗教史にアプローチします。
授業の到達
目標
英語で書かれた妖怪と都市伝説の解読を通じて、英語読解力を向上させることができる。日本とアメリカの宗教文化の多元性について基本事項を修得できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
毎回小テストを実施し、翌週には返却します。定期試験を実施し、講評をウェブメールで知らせます。
使用言語
日本語。
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」
○本授業の概要について説明します。
○プリントを配布します。
【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
2「江戸時代の妖怪」
○鳥山石燕の画集を紹介し、江戸時代の妖怪画を学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
3「江戸時代から明治時代へ」
○妖怪観が大きく変わったことを学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
4「柳田国男の『遠野物語』」
○『遠野物語』を通じて、他界観、異界観を調べます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、自分の意見をまとめておく(60)
【復習】ディスカションを振り返り、他の人の意見を記録する(60)
5「妖怪博士・井上円了」
○東洋大学をつくった井上と妖怪を研究した井上の関係を考えます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
6「水木しげるとジブリ」
○妖怪がどのように絵かがれているかを比較します。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
7「消えるヒッチハイカー」
○話型の多様性を考えてみます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
8「消えるヒッチハイカーとキリスト教の影響」
○キリスト教の終末論とのつながりを学びます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
9「ベビーシッターと二階の男」
○アメリカ人の恐怖感を日本人のそれと比較します。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
10「ベビーシッターと二階の男」
〇アメリカ、日本のある都市伝説を比較してみます。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
11「ドーベルマンの何があったか」
○犬がでる都市伝説を読み、その描き方を分析します。
【予習】ドーベルマンのイメージについて調べておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
12「アメリカの都市伝説をまとめる」
〇物語の展開からアメリカ社会を分析します。
【予習】プリントの該当箇所を読み、理解しておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
13「牧師の役割」
○都市伝説の中で牧師がどのような役割を演じるのかを考察します
【予習】牧師のイメージについて調べておく(60)
【復習】授業を振り返り、内容を把握する(60)
14「日米の都市伝説の比較」
○日本の学校の怪談と比較して、アメリカの都市伝説にはどのような特徴があるのかを議論します
【予習】プリントの該当箇所を読み、自分の意見をまとめておく(60)
【復習】ディスカションを振り返り、他の人の意見を記録する(60)
15「まとめ」
○都市伝説について自分の意見をまとめて、提出する
【予習】レポートをまとめてくる(60)
【復習】レポートの発表を記録化しておく(40)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業態度30%授業参加度
小テスト20%内容の理解度
定期試験50%テキストの理解と論理的記述
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『消えるヒッチハイカー』ジャン・ハロルド・ブルンヴァン新宿書房2,500円9784880082394
2.『ドーベマンに何がおこったの?』ジャン・ハロルド・ブルンヴァン新宿書房2,500円9784880082400
参考URL
質疑応答
授業の前後、宗教文化学科の研究室(3520)で質問を受け付けます。オフィスアワーは水曜日、金曜日の15時以降。チャットで連絡ください。
備考
(1)翻訳をあてられた場合には、無断欠席しないこと。
(2)ディスカッションタイムを設けるので、積極的に発言すること。
画像
ファイル
更新日付2023/02/12 09:59:10