開講年度2023
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
2023年度健康科学部健康栄養学科
科目名化学Ⅰ A
担当教員来住 準一
学期曜日時限春学期 金曜日 4時限 4201
チームコードcgi2ozt
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-420-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
専門科目への橋渡し
授業の概要
管理栄養士や栄養士を目指す皆さんに開講されている学科の多くで、化学の基礎学力が要求されています。一方、高校で化学を学習してこなかったり、学習したけれどその修得度が低く、授業に不安をもつ学生もいるのが現状です。そのため、この講義では学生が化学の予備知識を持っていることを前提とせず、専門科目の学びに必要な化学の知識と計算力を身につけることを目的とします。毎回、前回の授業内容についての小テストを行います。復習をしっかりすることを心がけて下さい。
授業の到達
目標
①物質の構造と性質、エネルギー、原子の構造、電子配置、化学結合、化学反応式、物質の三態、酵素の働き、酸と塩基、化学平衡、酸化と還元、緩衝作用について説明できる。
②単位の換算、物質量、溶液の濃度、pH の計算ができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
・小テストは返却し、授業内で解説する。
・定期試験の解説は、試験後の適切な時期に、WebCampusへの掲示またはTeamsを使用して行う。
・課題(レポート)の講評は授業内で行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1◎ガイダンス
・プレースメントテスト、授業方針の進め方、なぜ化学が重要か。
◎物質の性質(教科書第1章1)
・原子と元素、分子、単体と化合物、混合物物理的変化と化学的変化、物質の測定(質量、体積、温度、密度と比重)、単位の変換
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
2◎物質の三つの状態(教科書第1章1)
・熱運動と状態変化、物質の三態、状態変化、沸騰
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
3◎エネルギー(プリント配布)
・エネルギーの種類(運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、光エネルギー)、エネルギー保存の法則、エントロピー 
◎りんごが赤く見える仕組み(プリント配布)
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
4◎原子構造(教科書第1章2)
・原子の構造、質量数、同位体、電子配置、価電子、イオン
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
5◎元素の周期表(教科書第1章2)
・周期と族、生命に必要な元素
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
6◎化学結合(教科書第2章1,2,3)
・イオン結合、共有結合、金属結合、電子式、構造式
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
7◎分子間力(教科書第2章2)
・電気陰性度、分子の極性、水素結合、ファンデルワールス力
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
8◎物質量-1(教科書第3章1,2)
・原子量、分子量、式量、物質量(モル)
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
9◎物質量-2(教科書第3章2)
・モル質量、アボガドロの法則、モル体積、化学反応式とその量的関係
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
10◎水の性質(プリント配布)
・物質が水に溶ける仕組み、からだの中の水
◎拡散、浸透圧(教科書p70)
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
11◎溶液の濃度(教科書第3章2)
・溶媒・溶質・溶液、パーセント濃度、モル濃度、溶液の希釈
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
12◎酸と塩基(教科書第4章1)
・酸と塩基の定義、酸と塩基の価数、酸と塩基の電離、水のイオン積、pH、中和反応
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
13◎酸化還元反応(教科書第4章2)
・酸化と還元の定義、酸化剤と還元剤、酸化数
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
14◎酵素反応(教科書第5章1)
・発熱反応と吸熱反応、活性化エネルギー、基質特異性、酵素反応のしくみ、最適pH、補因子
・(実験)エタノールパッチテスト
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
15◎体液の酸・塩基平衡(教科書第5章2)
・可逆反応、不可逆反応、化学平衡、緩衝作用
【予習】Teamsにアップされた講義資料や教科書の該当ページを読み、本授業内容を予め把握する。(120)
【復習】配布資料や教科書などを用いてノート等を整理し、授業内容を確認する。(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト(持ち込み不可)28%授業の始めに前回の学習内容に関する基本的な問題を出題するので、これを解き、満点の60%以上を取ること。
定期試験(持ち込み不可)65%授業(1-15回)の内容を理解したかどうかを確認する基本的な問題を出題するので、これを解き、満点の60%以上を取ること。
課題7%課題について調べ、期限までにレポートを提出する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『生理学・生化学につながるていねいな化学』白戸亮吉、小川由里香、鈴木研太羊土社2000円+税978-4-7581-2100-2
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ネオパルノート化学基礎』第一学習社580+税978-4-8040-4720-1
2.『『演習 誰でもできる化学濃度計算』』立屋敷哲丸善2400+税978-4-621-30312-2
3.『サイエンスビュー 新化学資料』実教出版950(税込)978-4-407-33735-8
参考URL
質疑応答
・授業終了後に質問を受けつけます。
・最初の講義で周知するメールアドレスへ、またはTeamsのチャット機能を利用して問い合わせて下さい。
・レースメントテストは皆さんの現在の学力を把握するためにプレースメントテストを行いますが、テストに向けて事前に勉強する必要はありません。
備考
・やむをえず欠席する場合は、必ず連絡して下さい。
・授業でわからない事は、後回しにせず、質問等で早めに解決しよう。
・授業中の私語、授業に関係のないスマートフォンの使用は禁止します。
・受講者の理解度に応じて、進度や内容を調整することがあります。
・欠席した時の小テストは、原則として、0点とします。
画像
ファイル
更新日付2023/01/31 11:08:55