開講年度2023
開講学科2022年度心理学部心理学科
科目名教養セミナーⅠ
担当教員内田 康弘
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコードgkxltjm
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーB132-841-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-2 言語表現力 ◎ B-DP3-3 課題発見力 ◎ B-DP3-6 自己表現力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
社会を見つめるチカラ-物事を論理的に考えるトレーニング-
授業の概要
今年度の教養セミナーは、Ⅰ・Ⅱを通して「社会を見つめるチカラ-物事を論理的に考えるトレーニング-」をテーマとします。
春学期はまず、『教養セミナー・ハンドブック』の講読を通して、大学の学びや社会で求められる論理的な文章表現、プレゼンテーションの方法について学びます。これから大学生としてどんな学生生活を送っていくのか、自分の興味・関心はどのようなもので、大学では何を学びたいのか、などを自由に考えましょう。
次に、現代の社会問題に関して各自が興味関心のあるテーマを自由に選択し、学術論文や著書等を参照しながら、その内容を読み込んでいきます。その作業を通じて、学術論文や学術的な文献に早い段階で「慣れる」ことを目指します。一連の作業を通じて、自分自身の経験を相対化しながら現代社会を見つめる力を養い、物事を論理的・客観的に考えるための基礎的なスキルを習得します。
授業の到達
目標
・大学での学びとは何かを理解できる
・論理的な文章の構造について理解できる
・自分の考えを文章で論理的かつ分かりやすく表現できる
・論理的かつ分かりやすい発表資料を作成できる
・学術論文や学術的な文章に向き合うことができる
・他の受講生との意見交換を通じて、自分の思考を相対化できる

【アドバイザーとして一言】
皆さんが豊かな大学生活を送れるようにサポートします。大学でしかできない学びとその楽しさを存分に味わいましょう。どうぞ気軽に話しかけてください。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusおよびMicrosoft Teamsより、「講義連絡」機能やタイムライン、Forms等を使用したフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
高校教育の現場経験を踏まえ、学校教育や教育問題に関する実践的見解と理論的見解の双方をいかした話題提供を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
自己紹介、本講義のねらい
【予習】シラバスを読み、授業内容を把握する(60分~)
【復習】授業の履修計画を立てる(180分~)
2「大学の学び」に向き合う①
メール文章の書き方、メールの送り方を学ぶ
【予習】配布資料の該当部分を読み込み、自分の意見を考える(120分~)
【復習】配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
3「大学の学び」に向き合う②
大学で学ぶことの楽しさとその意義を考える
【予習】配布資料の該当部分を読み込み、自分の意見を考える(120分~)
【復習】配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
4「大学の学び」に向き合う③
社会的ジレンマとその解決策を考える
【予習】配布資料の該当部分を読み込み、自分の意見を考える(120分~)
【復習】配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
5日本語表現を身に付ける①
論理的思考力と日本語表現法/1分間スピーチ
【予習】テキストの該当部分を読み込み、練習問題を解く(120分~)
【復習】テキストの該当部分・配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
6日本語表現を身に付ける②
情報収集のテクニックと日本語表現法/1分間スピーチ
【予習】テキストの該当部分を読み込み、練習問題を解く(120分~)
【復習】テキストの該当部分・配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
7日本語表現を身に付ける③
レポートを書く技術と日本語表現法/1分間スピーチ
【予習】テキストの該当部分を読み込み、練習問題を解く(120分~)
【復習】テキストの該当部分・配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
8日本語表現を身に付ける④
意見文の作成方法と日本語表現法/1分間スピーチ
【予習】テキストの該当部分を読み込み、練習問題を解く(120分~)
【復習】テキストの該当部分・配布資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
9グループワークの基礎を身に付ける①
新聞記事・学術論文を読み込む
【予習】新聞記事・学術論文を読み込み、グループの意見を考える(120分~)
【復習】作成した資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
10グループワークの基礎を身に付ける②
新聞記事・学術論文をまとめる
【予習】新聞記事・学術論文を読み込み、グループの意見を考える(120分~)
【復習】作成した資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
11グループワークの基礎を身に付ける③
発表資料を作成する(1)
【予習】新聞記事・学術論文を読み込み、グループの意見を考える(120分~)
【復習】作成した資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
12グループワークの基礎を身に付ける④
発表資料を作成する(2)
【予習】新聞記事・学術論文を読み込み、グループの意見を考える(120分~)
【復習】作成した資料を読み込み、授業で学んだことを再確認する(120分~)
13グループ発表①【予習】グループ発表のための資料を印刷・準備する(180分~)
【復習】他のグループ発表の評価を通じて、授業で学んだことを再確認する(60分~)
14グループ発表②【予習】グループ発表のための資料を印刷・準備する(180分~)
【復習】他のグループ発表の評価を通じて、授業で学んだことを再確認する(60分~)
15レポート作成の準備①
問いの立て方、参考文献・引用文献の書き方
【予習】レポートのテーマ・問いを考え、レポート作成のための参考文献を準備する(120分~)
【復習】レポートのテーマ・問いを設定し、レポート作成の準備を行う(120分~)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
期末レポート50%大学で求められる学びとは何かを理解した上で、論理的な文章を作成できる。
平常点50%教養セミナーハンドブックを読み込み、論理的な文章の書き方を習得している。また、自分なりの工夫をもって学術論文を読むことができる。グループ発表の準備に積極的に取り組むことができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教養セミナーハンドブック』愛知学院大学教養部愛知学院大学教養部㈱あるむ配布します
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『大学生 学びのハンドブック(5訂版)』世界思想社編集部世界思想社1320978-4790717492
2.『思考を鍛える大学の学び入門(第2版)』井下千以子慶應義塾大学出版会1320978-4766426519
3.『大学生の学習テクニック(第3版)』森靖雄大月書店1980978-4272412341
4.『その他、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
アドバイザーとして皆さんの学生生活をサポートします。
質問や相談などは授業の前後やオフィスアワー(木・金曜日の昼休み)で対応します。どうぞ気軽に声を掛けてください。研究室は2号館5階2515です。
また、確実にアポイントを取りたい際は、Microsoft Teamsの「チャット」およびメール(アドレスは初回の講義で連絡)にてご連絡ください。
備考
グループワーク、プレゼンテーション、メール・文書作成など、大学生や社会人に求められる基礎的な能力を身につけることを目標とします。教員による一斉講義形式ではなく、教員と受講生が共に考えて進めていくゼミ形式だと理解してください。授業は教員と受講生がともに創り上げるもの、との理解のもとで進めていきます。よって、受講生の皆さんには、授業中の主体的かつ積極的な発言や参加を期待します。授業中には必要に応じてプレゼンテーションや発表、グループワーク等を求めますので、失敗を恐れず意欲的に挑戦してください。
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更新日付2023/02/17 18:49:48