開講年度2022
開講学科法学研究科法律学専攻博士前期課程-2005
科目名法哲学研究(Ⅰ) 講義
担当教員堅田 研一
学期曜日時限通年 火曜日 3時限
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数4
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
法哲学の基本問題の検討
授業の概要
春学期は、法学の基本問題について考察する。
秋学期は、特に現代の英米の有力な法哲学の理論の検討を行う。
春学期の考察と秋学期の考察とを結合させることにより、原理的に法律学を学ぶための基礎力を養成することをねらいとする。
授業の到達
目標
この講義によって、受講生が、法学や法哲学の概論書を自分の力で読めるだけの力を身につけてもらうことを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日またはその後速やかに、受講生に説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1春学期の授業の概要の説明(復習)春学期の授業の概要について理解する(30)
2民事責任と刑事責任との違いをどう考えるか(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
3法体系の構造(1):実定法(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
4法体系の構造(2):訴訟法(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
5民法の基本原則(1):権利能力の平等、所有権の絶対(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
6民法の基本原則(2):私的自治、契約自由、過失責任主義(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
7夜警国家と福祉国家(1):近代と夜警国家(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
8夜警国家と福祉国家(2):福祉国家の構造(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
9民法の基本原則の修正(1):形式的平等から実質的平等へ、所有権絶対の原則の修正(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
10民法の基本原則の修正(2):契約自由の原則の修正、無過失責任主義(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
11犯罪とは何か、刑罰とは何か(1):刑罰の根拠(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
12犯罪とは何か、刑罰とは何か(2):犯罪成立の要件(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
13法源の問題(1):法源とは何か、制定法(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
14法源の問題(2):慣習法、判例(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
15判例とは何か(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
試験実施方法(春)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法(春)
評価方法割合評価基準
春学期は実施しない春学期は実施しない春学期は実施しない
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1秋学期の授業の概要の説明(復習)秋学期の授業の概要について理解する(30)
2ジョン・オースティンの法理論:主権者命令説(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
3ジョン・オースティンの法理論の問題点(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
4ハンス・ケルゼンの法理論(1):法の段階構造など(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
5ハンス・ケルゼンの法理論(2):法規定の構造(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
6ハンス・ケルゼンの法理論(3):強制の重要性(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
7H.L.A.ハートの法理論(1):ルールの概念(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
8H.L.A.ハートの法理論(2):一次的ルールと二次的ルールの結合(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
9H.L.A.ハートの法理論(3):承認のルールの意味(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
10ロナルド・ドゥウォーキンの法理論(1):司法裁量論批判(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
11ロナルド・ドゥウォーキンの法理論(2):原理とは何か(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
12ロナルド・ドゥウォーキンの法理論(3):原理の論証(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
13ロナルド・ドゥウォーキンの法理論(4):裁判官はいかに判断すべきか(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
14実定法と法哲学:実定法からみた法哲学(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
15実定法と法哲学:法哲学からみた実定法(予習)前回指定された授業資料を読み、考えてくる(120)
(復習)授業資料とノートを読み直し、本日の授業内容について理解する(90)
試験実施方法(秋)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法(秋)
評価方法割合評価基準
レポート50%授業内容をどれだけ理解しているか、それを基にどれだけ論理的に考えることができるかを評価する
授業中の応答50%授業中の質問にどれだけ適切に答えることができたかどうかを評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『初回の授業のときに指示する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『コピーして配布する』
参考URL
質疑応答
可能であればいつでも質問に対応する。また、時間がかかる質問については、事前に申し出ていただければありがたい。
備考
受講生の理解度やその他の事情を考慮して授業予定を変更する場合があるので注意してください。
画像
ファイル
更新日付2022/01/19 13:39:45