開講年度2022
科目名生体と薬物 (秋)
科目ナンバーD311-571-05
開講学科2021年度歯学部歯学科
(全)開講学科歯学部歯学科 2015年度以降入学
歯学部歯学科 2002-2014年度入学
2021年度歯学部歯学科
部門専門  
開講種別通年
対象学年3年
担当者濵村 和紀
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー②倫理観・生命科学の基本的知識
単位数1
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限 楠元第3講義室


コーディネーター
担当講座
薬理学講座 〔質問用メールアドレス yakuri@dpc.agu.ac.jp
担当者
主任教授:濵村和紀、准教授(兼担):新井通次、講師:近藤久貴
非常勤講師:髙阪雅裕、坪井孝博、蛭川幸史、鈴木 滋
授業の概要
(目的)
秋学期では、薬理学の中で特に歯科医療に関連する薬物を扱う。歯科医療において日常的に使用されている消毒薬、局所麻酔薬、止血薬、鎮痛薬、抗炎症薬、化学療法薬などを中心とした歯科用薬物に関する知識を得る。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
現代歯科薬理学 第6版 大谷啓一(監修) 医歯薬出版

『参考書』
ポイントがよくわかるシンプル歯科薬理学 第2版 大浦 清、兼松 隆、戸苅彰史、二藤 彰(編集) 永末書店
講義(実習)
の方法・形式
・毎回事前に授業プリントを配布し、それに沿って講義する。一部では、視聴覚教材を使用する。
・到達目標の確認のため、講義の最後に「小テスト」を実施する。さらに、講義終了後に宿題として歯科知識アーカイブズにて練習問題を配信する。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
・講義内容についての小テストを実施し、毎回講義の最後にフィードバックを行う。
・講義終了後、宿題として練習問題を歯科知識アーカイブズにて配信する。フィードバックとして、解答後解説が自動的に表示され、全問正解するまで繰り返し出題される。
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1〔歯科小手術・手術に用いる薬物(1)局麻〕

一般目標(GIO)
●局所麻酔薬の作用に関する基本的事項を説明できる。さらに、その副作用・有害作用の種類とその予防対策に関する基本的事項を説明できる。

1.神経線維の刺激伝導
2.天然局所麻酔薬(コカイン)
3.合成局所麻酔薬
4.局所麻酔薬の化学構造
1)エステル型
2)アミド型
5.局所麻酔効果に影響する因子
1)神経の種類
2)pHの影響
6.血管収縮薬
7.局所麻酔薬の適用法
8.局所麻酔薬の副作用
9.代表的局所麻酔薬の特徴
【講義内容】
歯科医療において最も繁用されている局所麻酔薬の基本構造、作用部位、作用機序、適用方法について学ぶ。特に、血管収縮薬との併用の意義および実際について理解すると共に全身作用や中毒作用について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①局所麻酔薬の化学構造的特徴を説明できる。
C-6-2)-①②、E-1-4)-(3)-①
②局所麻酔薬の効力に影響する因子を列挙できる。
E-1-4)-(3)-③
③局所麻酔薬に血管収縮薬を添加する目的を説明することができる。
E-1-4)-(3)-④
④局所麻酔薬の適用法を述べることができる。
E-1-4)-(3)-⑤
⑤局所麻酔薬の副作用を説明できる。
C-6-4)-①
⑥アドレナリン添加した局所麻酔薬の禁忌症について説明できる。
C-6-4)-①
⑦代表的局所麻酔薬について、臨床適用、効力、毒性、副作用、代謝等、特徴を整理して説明できる。
C-6-4)-①、E-1-4)-(3)-②、⑤

○「現代歯科薬理学」p.232~240

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
2〔歯科小手術・手術に用いる薬物(2)消毒〕

一般目標(GIO)
●消毒薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1.滅菌と消毒
2.効力
1)フェノール係数
2)効力に影響する因子
3.基本的な消毒薬
【講義内容】
消毒薬の効力判定法、効力に影響する因子を理解した上で、基本的な消毒薬の化学構造による分類、作用機序、特徴および用途(一般用途および歯科的用途)について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①消毒薬を化学構造により分類し、代表的薬物について、特徴と用途を説明できる。
C-6-2)-①
②消毒薬の作用とその作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
③消毒薬の効力に影響する因子を説明できる。
C-6-2)-③


○「現代歯科薬理学」p.350~367

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
蛭川 幸史
3〔歯科小手術・手術に用いる薬物(3)全麻〕

一般目標(GIO)
●全身麻酔薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)麻酔深度と徴候
2)吸入麻酔薬(ガス・揮発性)
3)静脈麻酔薬
4)直腸麻酔薬
5)麻酔補助薬
【講義内容】
代表的全身麻酔薬(吸入麻酔薬、静脈麻酔薬および直腸麻酔薬)の作用について学ぶ。また、麻酔補助薬の薬理作用および使用目的についても学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①全身麻酔の概念、 種類並びに麻酔時の生体反応を説明できる。
E-1-4)-(4)-①
②全身麻酔時に使用する薬物とその基本的な薬理作用及び使用機器・器具を説明できる。
E-1-4)-(4)-②
③全身麻酔の適応と禁忌、 合併症及び周術期の管理を説明できる。
E-1-4)-(4)-③
④全身麻酔薬の作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
⑤全身麻酔薬を適用方法により分類し、さらに、吸入麻酔薬についてはガス麻酔薬と揮発性麻酔薬に細分し、それぞれの代表的薬物と特徴を説明できる。
E-1-4)-(4)
⑥薬物の併用を説明できる。
C-6-2)-⑤
⑦麻酔補助薬について使用目的および代表的薬物を説明できる。
E-1-4)-(4)-①、②、③
⑧薬物の一般的副作用、有害作用を説明できる。
C-6-4)-①
○「現代歯科薬理学」p.127~133

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
鈴木 滋
4〔歯科小手術・手術に用いる薬物(4)止血〕

一般目標(GIO)
●止血薬および筋弛緩薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1.止血薬
1)局所性止血薬
2)全身性止血薬
2.筋弛緩薬
1)競合性筋弛緩薬
2)脱分極性筋弛緩薬
【講義内容】
血液凝固機構を踏まえ、止血薬について学ぶ。また、神経筋接合部の構造および伝達機構を理解した上で、競合性筋弛緩薬および脱分極性筋弛緩薬について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①止血薬を局所性と全身性に分類し、代表的薬物を挙げて特徴および用途を説明できる。
C-6-2)-①、②
②競合性筋弛緩薬と脱分極性筋弛緩薬について、代表的薬物を挙げて特徴および用途を説明できる。
C-6-2)-①、②、E-1-4)-(4)-①、②
③薬物の一般的副作用-有害作用を説明できる。
C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」p.123~126、p.175~182

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
新井 通次
5〔痛み・炎症を緩和する薬物(1)〕

一般目標(GIO)
●麻薬性鎮痛薬および神経障害性疼痛治療薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)疼痛の発現
2)鎮痛薬と関連薬物
3)モルヒネの薬理作用
4)モルヒネの毒性
5)麻薬性鎮痛薬の分類
6)神経障害性疼痛治療薬
【講義内容】
歯科医療にとって重要な痛みに関して、発痛の原因、痛覚受容体および痛覚伝導路について理解した後、中枢神経系に存在するオピオイドペプチド類、天然および合成麻薬性鎮痛薬、その拮抗薬および神経障害性疼痛治療薬について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①疼痛の種類、発生機序及び制御機構を説明できる。
C-3-4)-(6)-④
②モルヒネの薬理作用を説明できる。
C-6-2)-②
③モルヒネの毒性(急性および慢性)を説明できる。
C-6-2)-③、④、C-6-4)-①
④麻薬拮抗薬を挙げ、その臨床用途を説明できる。
C-6-2)-②
⑤神経障害性疼痛およびその治療薬を説明できる。
C-3-4)-(6)-④、C-6-2)-②

○「現代歯科薬理学」p.135~143、p.263~264

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
6〔痛み・炎症を緩和する薬物(2)〕

一般目標(GIO)
●解熱性鎮痛薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)発熱と解熱作用
2)発熱の意義
3)痛みと鎮痛作用
4)解熱性鎮痛薬の分類
5)片頭痛治療薬の分類
【講義内容】
体温の維持機構、発熱の原因およびその意義について理解し、代表的な解熱性鎮痛薬について、その薬理作用、副作用および作用機序について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①解熱性鎮痛薬の作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
②解熱性鎮痛薬と麻薬性鎮痛薬との相違を説明できる。
C-6-2)-②
③片頭痛治療薬の分類と作用機序を説明できる。
C-6-2)-②

○「現代歯科薬理学」p.246~249、p.261~263

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
7〔痛み・炎症を緩和する薬物(3)〕
1.ステロイド性抗炎症薬

一般目標(GIO)
●ステロイド性抗炎症薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)炎症の経過
2)炎症のモデル
3)抗炎症薬の分類
【講義内容】
歯科医療で対象となる疾患の多くは炎症性の疾患である。炎症反応を正しく理解することが重要である。炎症反応の意義および炎症のケミカルメディエーターの役割、ステロイド性抗炎症薬の作用機序と使用法について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①炎症の5徴候を挙げることができる。
C-5-5)-①、②
②炎症の経過および炎症のケミカルメディエーターの役割を説明できる。
C-5-5)-①、②
③ステロイド性抗炎症薬について、代表的薬物を挙げ、その薬物作用および作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
④ステロイド性抗炎症薬の副作用を説明できる。
C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」p.250~253

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
近藤 久貴
8〔痛み・炎症を緩和する薬物(4)〕

一般目標(GIO)
●非ステロイド性抗炎症薬の機序を理解した上で、代表的薬物の詳細について学ぶ。

1)酸性非ステロイド性抗炎症薬
2)塩基性非ステロイド性抗炎症薬
3)アレルギーの治療薬
4)関節リウマチの治療薬
5)痛風の治療薬
【講義内容】
非ステロイド性抗炎症薬の抗炎症作用の機序を理解した上で、代表的薬物の詳細について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①非ステロイド性抗炎症薬の作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
②非ステロイド性抗炎症薬の副作用および他の薬物との相互作用を説明できる。
C-6-2)-⑤、C-6-4)-①
③非ステロイド性抗炎症薬を分類し、それぞれの薬理学的特徴を説明できる。
C-6-2)-①、②
④アレルギーの治療薬、関節リウマチの治療薬および痛風の治療薬を分類し、それぞれの作用機序を説明できる。
C-6-2)-①、②

○「現代歯科薬理学」p.219、p.253~261、p.294~305

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)  
近藤 久貴
9〔病原微生物に作用する薬物(1)〕

一般目標(GIO)
●抗菌薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1.抗菌薬の分類と作用機序
1)細胞壁合成阻害
2)細胞膜障害
3)タンパク質合成阻害
4)核酸合成阻害
5)葉酸合成阻害
2.耐性菌の出現とその機序
3.抗菌薬の使用方法
4.抗菌薬の副作用
【講義内容】
抗菌薬の病原微生物に対する選択毒性を示す機序について学ぶ。さらに、MRSAなどの耐性菌出現の機序、抗菌薬の使用上の注意および代表的な副作用について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①抗菌薬の選択毒性を示す機序を説明できる。
C-4-1)-①、⑤、C-6-2)-①、②
②耐性菌の出現の機序を説明できる。
C-4-1)-⑤、C-6-2)-②、③
③抗菌薬の使用上の注意および代表的な副作用について説明することができる。
C-6-2)-②、③、C-6-4)-①、②

○「現代歯科薬理学」p.265~271、p.286~287

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
10〔病原微生物に作用する薬物(2)〕

一般目標(GIO)
●歯科疾患に適用される抗菌薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)歯性感染症からの分離菌
2)細胞壁合成を阻害する薬物
3)タンパク質合成を阻害する薬物
4)核酸合成を阻害する薬物
5)抗菌薬と他の薬物との相互作用
6)全身性疾患を有する患者や妊婦に対する適切な抗菌薬の選択
【講義内容】
歯科疾患に適用される経口抗菌薬を中心に学ぶ。歯性感染症における起炎菌の種類と適切な抗菌スペクトルを持つ薬物を選択することの重要性を理解し各薬物の特徴を学ぶ。歯科医療において遭遇し易い併用による副作用、全身性疾患を有する患者や妊娠等の使用に際しての適切な薬物選択についても学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①歯性感染症に適用される抗菌薬を挙げ、その作用機序、特徴および代表的な副作用を説明できる。
C-6-2)-①、②、C-6-4)-①
②抗菌薬と他の薬物との相互作用について説明できる。
C-6-2)-⑤
③全身性疾患を有する患者や妊婦に対する適切な抗菌薬を説明できる。
C-6-2)-③、C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」p.271~286

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
11〔救急医療に用いる薬物〕

一般目標(GIO)
●臨床上の緊急事態の対応に使用される薬物に関する基本的事項を説明できる。

1)緊急時に使用される薬物
2)緊急用薬物と適応症
【講義内容】
緊急時の対応に用いる薬物について、循環器系、呼吸器系、神経系などに分類し、その代表的薬物の特徴について学ぶ。また、歯科治療に用いる薬物による副作用の対応に用いる薬物についても学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①救急処置に用いられる薬物について、それぞれの代表的薬物とその作用機序を説明できる。
C-6-2)-②、E-1-6)-①、③
②薬物の一般的副作用、有害作用を説明できる。
C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」 p.241~245

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
髙阪 雅裕
12〔抗真菌薬および抗ウイルス薬〕

一般目標(GIO)
●抗真菌薬および抗ウイルス薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)抗真菌薬
2)抗ウイルス薬
3)口腔粘膜疾患に用いる薬物
【講義内容】
抗真菌薬および抗ウイルス薬の作用機構および代表的薬物の特徴について学ぶ。また、口腔粘膜疾患の治療に用いられる薬物について、抗真菌薬や抗ウイルス薬を中心に学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①抗真菌薬および抗ウイルス薬について、それぞれの代表的薬物の作用機序を説明できる。
C-6-2)-②
②薬物の一般的副作用、有害作用を説明できる。
C-6-4)-①
③口腔粘膜疾患の種類とそれに使用される薬物を説明できる。
E-2-4)-(4)-①

○「現代歯科薬理学」p.287~293

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
坪井 孝博
13〔悪性腫瘍の治療薬〕

一般目標(GIO)
●抗悪性腫瘍薬の作用に関する基本的事項を説明できる。

1)癌の治療
2)細胞周期と制癌剤
3)制癌剤の分類と作用機序
4)制癌剤の有害作用
【講義内容】
抗腫瘍薬の種類と特徴、作用機構および副作用について学ぶ。また、抗腫瘍薬の有害作用と多剤併用療法について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①悪性腫瘍に対する治療法を挙げることができる。
E-2-4)-(6)-③
②細胞周期を説明できる。
C-2-3)-③
③抗癌剤を分類し、それぞれの作用機序を説明できる。
C-6-2)-①、②
④抗癌剤の一般的副作用を説明できる。
C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」p.306~319

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
14〔薬物間相互作用の基礎と実例〕

一般目標(GIO)
●薬物の併用と相互作用に関する基本的事項を説明できる。

1.薬物の併用
1)薬物の有害作用
2)薬物併用の目的
3)多剤併用の実態と問題点
2.薬物間相互作用の基礎知識
1)薬物相互作用のメカニズム
2)血中薬物濃度の増減
3)薬物に対する感受性の増減
4)薬物と食品等の組み合わせ
3.薬物相互作用の実例
4.薬害
【講義内容】
薬物の併用により生じる薬物間相互作用の機構を理解すると共に、主な薬物相互作用の実例および薬害について学ぶ。

【到達目標(SBOs)】
①薬物併用の目的を説明できる。
C-6-2)-⑤
②薬物併用によって生じる問題を説明できる。
C-6-2)-⑤
③薬物相互作用によって生じる問題を説明できる。
C-6-2)-⑤
④薬物と食品等の悪い組み合わせを説明できる。
C-6-2)-⑤
⑤実例として報告された相互作用について説明できる。
C-6-2)-⑤、C-6-4)-①
⑥代表的な薬害を説明できる。
C-6-4)-①

○「現代歯科薬理学」p.67~79、p.96~p.99

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
15〔講義内容の総復習〕

一般目標(GIO)
●これまでに行った授業内容について重要な事項を説明できる。
【講義内容】
これまでに行った授業に関する総合的な復習を行う。

【予習・復習】
予習
・シラバスや事前に配布される授業プリントを読み、授業の要点をあらかじめ把握するとともに、教科書等の関連する書籍を参照する(20分)
復習
・授業プリントの内容を整理し、小テストや歯科知識アーカイブズの練習問題を理解する(25分)
濵村 和紀
留意事項
事前に配布される授業プリントを必ず携帯すること。また、出欠席および遅刻早退の確認を厳格に行いますので、授業開始時刻には必ず所定の席に着いていること。
授業以外の
学習方法
十分理解できない事項や興味を持った事項を足がかりとして、図書館にある参考書などを利用し、より能動的な学習を行う。また、教員とも連絡を取り、援助を受けるのも良い。他の授業科目の内容と本授業科目の内容との関連を見いだし、整理して包括的に理解するよう努めることが望ましい。
成績評価方法
定期試験:100% 薬物療法に関わる基礎的な知識、治療に用いる代表的薬物の薬理作用と作用機序、および薬物の安全使用に関わる知識を習得している。
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2022/02/21 14:19:22