| |
回 | 講義(実習)項目・一般目標(GIO) | 講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・ 予習・復習 | 担当者 |
|
1 | 【講義項目】 歯と口腔の緒論
【一般目標(GIO)】 歯と歯周組織の肉眼的形態と機能を理解することで、臨床歯科医学の科目が理解できるようになることを目標とする。 | 【講義内容】 歯と口腔の緒論
【到達目標(SBOs)】 総論:以下の項目を説明できる。 1. 歯とは何か 2. 歯の機能 3. 歯の外形 4. 歯の内景 5. 歯の固定と支持組織 6. 硬組織
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)
◎歯の解剖学、p.1~7 ◎口腔組織・発生学、p. 3~9、p. 136~137 | 本田 雅規 |
|
2 | 【講義項目】 エナメル質の構造と機能
【一般目標(GIO)】 歯の硬組織の疾患の病因と病態を理解するために、エナメル質の構造と機能を修得する。 | 【講義内容】 エナメル質の構造と機能
【到達目標(SBOs)】 エナメル質の特徴を説明できる。 1. エナメル質の厚さ 2. エナメル質の組成と硬度 3. エナメル小柱の走行 4. シュレーゲル条 5. エナメル葉、エナメル叢、エナメル象牙境
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)
◎歯の解剖学、p.1~7 ◎口腔組織・発生学、p. 50~70 | 本田 雅規 |
|
3 | 【講義項目】 象牙質/歯髄複合体の構造と機能I
【一般目標(GIO)】 象牙質疾患の病因と病態を理解するために、象牙質/歯髄複合体の構造と機能を修得する。 | 【講義内容】 象牙質/歯髄複合体の構造と機能 I
【到達目標(SBOs)】 象牙質と歯髄の特徴を説明できる。 1. 象牙質の組成と硬度 2. 象牙質の分類 3. 象牙前質と石灰化前線 4. 象牙細管、管周象牙質と管間象牙質
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)
◎歯の解剖学、p.23~24 ◎口腔組織・発生学、p. 79~80、p. 85~110 | 本田 雅規 |
|
4 | 【講義項目】 象牙質/歯髄複合体の構造と機能II
【一般目標(GIO)】 歯髄疾患の病因と病態を理解するために、象牙質/歯髄複合体の構造と機能を修得する。 | 象牙質/歯髄複合体の構造と機能 II
【到達目標(SBOs)】 象牙質と歯髄の特徴を説明できる。 1. 歯髄腔の形態 2 歯髄の細胞
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)
◎歯の解剖学、p.24~27 ◎口腔組織・発生学、、p. 110~114 | 本田 雅規 |
|
5 | 【講義項目】 歯の支持組織の概説 I
【一般目標(GIO)】 歯周疾患の病因と病態を理解するために、歯周組織を構成する組織の構造と機能を修得する。 | 【講義内容】 歯の支持組織の概説 I
【到達目標(SBOs)】 セメント質の特徴を説明できる。 1. セメント質の厚さと組成 2. セメント芽細胞とセメント細胞 3. セメント質の分類
歯根膜の特徴を説明できる。 1. 歯根膜の機能 2. 歯根膜の細胞
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)
◎口腔組織・発生学、p. 136~137、141~160 | 本田 雅規 |
|
6 | 【講義項目】 歯の支持組織の概説 II
【一般目標(GIO)】 歯周疾患の病因と病態を理解するために、歯周組織を構成する組織の構造と機能を学び、臨床歯科学に必要な解剖学用語を修得する。 | 【講義内容】 歯の支持組織の概説 II
【到達目標(SBOs)】 歯槽骨と歯肉の特徴を説明できる。 1. 歯槽骨の構造 2. 歯槽骨の細胞と細胞外基質 3. 歯肉上皮 4. 歯肉固有層 5. 歯肉の血管と神経
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする(5分) ・教科書の該当ページを読んでおく(30分) 復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)
【コアカリ】 E-3-1)-⑥
◎口腔組織・発生学、 p. 160~177 | 本田 雅規 |
|
7 | 【講義項目】 初期発生
【一般目標(GIO)】 受精から3層性胚盤の形成について、また神経堤細胞の遊走と形成される構造物を修得する。 | 【講義内容】 初期発生
【到達目標(SBOs)】 受精から3層性胚盤形成を説明できる。 1)精子、卵子の形成 2)受精と着床 3)胚盤形成 4)神経管、神経堤の発生
◎口腔組織発生学、 p.10-12
【課題のフィードバック方法】 理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・初期発生について組織構造を把握する(20分)
【コアカリ】 E-2-3)① | 本田 雅規 |
|
8 | 【講義項目】 顎顔面の発生①
【一般目標(GIO)】 顎顔面の初期発生および鰓弓由来の構造物とその異常を修得する。 | 【講義内容】 顎顔面の発生①
【到達目標(SBOs)】 顔面と口腔の発生を説明できる。 1)口腔と鰓弓の形成 2)舌の発生 3)顔面の発生 4)口蓋の発生
◎口腔組織発生学 p.13-21 カラーアトラス 口腔組織発生学、p.7-10
【課題のフィードバック方法】 理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・顔面と口腔の発生について構造を把握する(20分)
【コアカリ】 E-2-3) ①②③ | 本田 雅規 |
|
9 | 【講義項目】 顎顔面の発生②
【一般目標(GIO)】 顎顔面の初期発生および鰓弓由来の構造物とその異常を修得する。 鰓嚢由来の組織の発生を修得する。 | 【講義内容】 顎顔面の発生②
【到達目標(SBOs)】 顔面と口腔の発生を説明できる。 5)唾液腺の発生 6)顎、顔面の奇形
鰓嚢由来の組織を説明できる。 1)甲状腺、胸腺、上皮小体の発生 2)下垂体前葉の発生 3)扁桃の発生
◎口腔組織発生学 p.14-16、18-21 カラーアトラス 口腔組織発生学、p.7-10
【課題のフィードバック方法】 理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・顔面と口腔の発生および鰓嚢由来の組織について構造を把握する(20分)
【コアカリ】 E-2-3) ①②③ | 本田 雅規 |
|
10 | 【講義項目】 歯の発生 I
【一般目標(GIO)】 粘膜上皮から分化増殖するエナメル器、間葉組織から分化する歯乳頭・歯小嚢の組織構造を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯胚の発生
【到達目標(SBOs)】 歯の初期発生の特徴を説明できる。 1)歯堤と唇溝堤 2)歯胚(蕾状期・帽状期) 3)エナメル器
◎口腔組織発生学、 p..22-27 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.21-26、32
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯の初期発生の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)① | 本田 雅規 |
|
11 | 【講義項目】 歯の発生 II
【一般目標(GIO)】 粘膜上皮から分化増殖するエナメル器、間葉組織から分化する歯乳頭・歯小嚢の組織構造を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯胚の発生
【到達目標(SBOs)】 歯の初期発生の特徴を説明できる。 1)歯胚(鐘状期) 2)エナメル器 3)歯乳頭 4)歯小嚢
◎口腔組織発生学、 p.22-27 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.21-30
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯の初期発生の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)① | 本田 雅規 |
|
12 | 【講義項目】 歯の発生 III
【一般目標(GIO)】 エナメル質の形成時、エナメル芽細胞の分泌機序を修得する。 | 【講義内容】 A. エナメル質形成 I
【到達目標(SBOs)】 エナメル質の形成機序を説明できる。 1)鐘状期歯胚 2)エナメル芽細胞の分化過程 3)中間層
◎口腔組織発生学、 p. 25-28、 38-45、71-75 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.21-30、 57-71
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・エナメル質の形成機序について把握する(20分)
【コアカリ】 C-2-4)① E-3-1)① | 本田 雅規 |
|
13 | 【講義項目】 歯の発生 IV
【一般目標(GIO)】 エナメル質の形成時、エナメル芽細胞の分泌機序を修得する。 | 【講義内容】 A. エナメル質形成 II
【到達目標(SBOs)】 エナメル質の基質形成と石灰化の特徴を説明できる。 1) トームス突起と小柱形成 2)エナメルタンパク 3)歯の形とシグナルセンター
◎口腔組織発生学、 p. 45-57、 71-75 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.57‐71
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・エナメル質の基質形成と石灰化の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 C-2-4)① E-3-1)① | 本田 雅規 |
|
14 | 【講義項目】 歯の発生 V
【一般目標(GIO)】 象牙質形成時の象牙芽細胞の役割と歯冠象牙質と歯根象牙質の形成機序の違いを修得する。 | 【講義内容】 A. 象牙質形成
【到達目標(SBOs)】 象牙質の形成機序が説明できる。 1)象牙質の石灰化機構 2)球間象牙質と球間網 3)象牙芽細胞の機能
◎口腔組織発生学、 p. 80-85、 95-110 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.37-48
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・象牙質の形成機序について把握する(20分)
【コアカリ】 C-2-4)① E-3-1)①③ | 本田 雅規 |
|
15 | 【講義項】 歯の発生 VI
【一般目標(GIO)】 臨床歯学を理解するために,歯髄・象牙質形成時の未分化間葉細胞の役割と歯髄の修復機構を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯髄の発生
【到達目標(SBOs)】 歯髄の3層の形成機序が説明できる。 1)象牙質のタンパク 2)歯髄の三層 3)未分化間葉系細胞 4)象牙芽細胞
◎口腔組織発生学、 p. 110-116 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.51-55
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯髄の3層の形成機序について把握する(20分)
【コアカリ】 C-2-4)① E-3-1)④ | 本田 雅規 |
|
16 | 【講義項目】 歯と歯周の発生 I
【一般目標(GIO)】 歯周組織に生じる疾患の病因を理解するために,歯根形成および歯小嚢から発生する歯周組織の形成機序を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯根形成
【到達目標(SBOs)】 歯根形成の特徴を説明できる。 1)歯小嚢から歯周組織の発生 2)歯冠形成と歯根形成 3)歯冠と歯根
◎口腔組織発生学、 p. 27-30、110‐116、136-140 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.23、73‐95
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯根形成の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)①⑤⑥ | 本田 雅規 |
|
17 | 【講義項目】 歯と歯周の発生 II
【一般目標(GIO)】 歯周組織に生じる疾患の病因を理解するために,歯小嚢から発生する歯周組織の形成機序を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯周組織の発生
【到達目標(SBOs)】 歯周組織の発生を説明できる。 1)セメント質の発生 2)歯根膜の発生
◎口腔組織発生学、 p.136-160 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.73‐86
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯周組織の各組織形成の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)⑥ | 本田 雅規 |
|
18 | 【講義項目】 歯と歯周の発生 Ⅲ
【一般目標(GIO)】 歯周組織に生じる疾患の病因を理解するために,歯小嚢から発生する歯周組織の形成機序を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯周組織の発生
【到達目標(SBOs)】 歯周組織の発生を説明できる。 3)歯槽骨の発生 4)歯肉の発生
◎口腔組織発生学、 p.160-172 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.87‐95
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯周組織の各組織形成の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)⑥ | 本田 雅規 |
|
19 | 【講義項目】 歯の交換
【一般目標(GIO)】 生理的歯根吸収によって乳歯が脱落する機序と後継永久歯が萌出する機序を修得する。 | 【講義内容】 A. 歯の交換
【到達目標(SBOs)】 歯の萌出と交換の機序が説明できる。 1)歯の萌出の概念と定義 2)永久歯歯堤と乳歯歯胚の位置関係 3)歯の交換に伴う歯根吸収 4)歯の交換に伴う歯肉溝の形成
◎口腔組織発生学、 p. 26-27、226-236 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.97-101
【予習・復習】 予習 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・歯の萌出と交換の機序について把握する(20分)
【コアカリ】 E-3-1)① | 本田 雅規 |
|
20 | 【講義項目】 口腔粘膜、顎関節
【一般目標(GIO)】 消化管の入り口である口腔の粘膜の組織学的特徴を修得する。 咀嚼器官の特徴を理解する上で、顎関節の構造と機能を修得する。 | 【講義内容】 A.口腔粘膜、B.顎関節
A. 口腔粘膜 【到達目標(SBOs)】 次の口腔粘膜の特徴を説明できる。 1)咀嚼粘膜 2)裏装粘膜 3)舌背粘膜 4) 口腔上皮の構造 5) 粘膜固有層 6) 舌、頬、口唇、口蓋、口腔底
◎口腔組織発生学、 p. 265-270 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.103-111
B. 顎関節 【到達目標(SBOs)】 顎関節の特徴を説明できる。 1)顎関節の一般構造 2)顎関節の組織構造 3)顎関節の加齢変化
◎口腔組織発生学、 p. 237-252 ◎カラーアトラス 口腔組織発生学、p.11-12、18-20
【課題のフィードバック方法】 理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。
【予習・復習】 ・学習項目の確認(5分) ・学習内容を教科書で理解する(20分) 復習 ・口腔粘膜の特徴と顎関節の特徴について把握する(20分)
【コアカリ】 E-2-2)①② E-2-1)⑥ | 本田 雅規 |
|