開講年度2022
開講学科2022年度総合政策研究科総合政策専攻博士前期課程
科目名現代政治論b 講義
担当教員森 正
学期曜日時限秋学期 木曜日 5時限
チームコード
科目区分
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
現代日本の政党政治
授業の概要
 現代日本の政治過程を対象とする、実証的・計量的な分析に基づく邦文文献を講読していく。
授業の到達
目標
・政治改革、政権交代をめぐる内閣の行動や有権者の政治意識、投票行動に焦点を当て、その変化と連続性を理解する。
・政治学における実証的・計量的な分析手法を修得する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 提出された学期末レポートに対して講評を返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス・現代日本の政治を見る視点【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
2内閣(1) 川人貞史『議院内閣制』東京大学出版会、2015年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
3内閣(2) 高安健将『首相の権力:日英比較からみる政権党とのダイナミズム』創文社、2009年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
4内閣(3) 待鳥聡史『首相政治の制度分析:現代日本政治の権力基盤形成』千倉書房、2012年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
5内閣(4) 砂原庸介『分裂と統合の日本政治―統治機構改革と政党システムの変容』千倉書房、2017年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
6投票行動(1) 山田真裕『政治参加と民主主義』東京大学出版会、2016年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
7投票行動(2) 小林良彰『現代日本の政治過程』東京大学出版会、1997年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
8投票行動(3) 谷口将紀『現代日本の選挙政治』東京大学出版会、2003年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
9投票行動(4) 小林良彰『代議制民主主義の計量分析』木鐸社、2016年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
10投票行動(5) 平野浩『変容する日本の社会と投票行動』木鐸社、2007年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
11投票行動(6) 山田真裕『二大政党制の崩壊と政権担当能力評価』木鐸社、2017年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
12投票行動(7) 善教将大『維新支持の分析―ポピュリズムか有権者の合理性か』有斐閣、2018年。【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
13投票行動(8)  遠藤晶久・ウィリー,ジョウ『イデオロギーと日本政治―世代で異なる「保守」と「革新」』新泉社、2019年【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
14投票行動(9) 谷口将紀『現代日本の代表制民主政治:有権者と政治家』東京大学出版会、2020年【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】講義内容をまとめ、演習課題を解き、知識を整理すること(120分)
15総括と振り返り【予習】シラバスおよび指定された文献を読み、リサーチペーパーを準備すること(120分)
【復習】学期末レポートを作成する(120分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
リサーチペーパー40% 毎週、指定された文献を読了し、リサーチペーパーを講義時に提出すること。リサーチペーパーには分析手法、知見、履修者が抱いた疑問、問題点等をまとめること。
講義中の討論・質疑応答30% 提出されたリサーチペーパーに基づき、討論を行う。
学期末レポート30% 政治改革、政権交代がもたらした変化と連続性に関する理解度を確認する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業計画を参照』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『現代日本の政治(改訂版)』飯尾 潤放送大学教育振興会3,190円4595319460
2.『政治行動論』飯田 健・松林 哲也・大村 華子有斐閣1,980円464115029X
参考URL
質疑応答
 講義時およびオフィスアワー(詳細はWeb Campusを参照すること)に対応する。
備考
・履修に先立ち、飯尾『日本の政治(改訂版)』、飯田他『政治行動論』を読了して臨むこと。
・受講に際しては、強い研究・学習意欲に加え、学部レベルの政治学、政治過程論、日本政治論が既習済みであることを前提とする(初回に簡単な小テストを実施し、政治学、政治過程論、日本政治論の基礎知識を確認する)。
・新型コロナウイルス感染症対策等の事情により、シラバスの記載内容に変更が生じる可能性がある。変更に際しては、Web CampusもしくはTeams等を通じて連絡するので、十分に注意すること。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 22:26:05