開講年度2022
科目名頭頸部の基本構造
科目ナンバーS411-571-11
開講学年1年
担当教員内海 倫也
実務経験教員歯科医師
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
単位数2
授業形態講義


授業目標
臨床科目との接点に注目しながら,ヒトの頭頸部の正常な構造,機能および疾患に関連して想定される変化について説明できることを目標とする。
到達目標
・正常な頭頸部の形態,構造および機能を説明できる。
・頭頸部の諸器官の部位に関する名称を説明できる。
・頭頸部の諸器官の位置関係を説明できる。
・ディプロマ・ポリシー:D-P②
授業の概要
および助言・
注意事項
頭頸部の解剖学は口腔を含む頭頸部の形や構造を追求する学問であり,歯学を学ぶうえで,頭頸部の構造とその仕組みを知ることが基礎であることは言うまでもない。本講義では,口腔外科学と関連付けながら,ヒトの頭頸部の正常な構造,機能について学びます。対面授業では直接,遠隔授業ではマイクやチャット機能を使い,学生と教員が双方向にコミュニケーションを取る。授業は予習に重点を置いた反転授業を取り入れ,授業後に重要事項確認のための小テストを行う。学生は、予めTeamsにアップされた講義プリント(PDFファイル)や教科書の該当ページを予習してから本講義に臨む。事後学習として,その日の講義プリント,ノートおよび録画等を用いて知識を整理する。担当者は実務経験を有する歯科医師で,講義は臨床経験を活かした内容となっている。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業計画
回数授業計画到達目標・予習(分)・復習(分)・キーワード担当
1総 論:解剖学とは何か,器官とその系統について説明します。人体の外形,構成,方向用語等に関する名称について説明します。双方向授業により「解剖学用語の特殊性」について学生の理解を確認する。解剖学用語について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:解剖学用語,方向用語内海 倫也
2頭頸部の体表:頭頸部の体表の区分と名称について説明します。双方向授業により「頭頸部の体表の区分」について学生の理解を確認する。頭頸部の体表の区分と名称について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:体表区分内海 倫也
3頭蓋骨:頭蓋骨の機能,名称,形態,構造について説明します。双方向授業により「頭蓋を構成する骨の種類,形態,構造」について学生の理解を確認する。頭蓋を構成する骨の種類,形態,構造について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:頭蓋骨,形態内海 倫也
4口腔を構成する骨:口腔周囲と口腔を構成する骨の名称,形態,位置について説明します。双方向授業により「顔面頭蓋を構成する骨の種類,形態,構造」について学生の理解を確認する。顎骨の種類と形態について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:上顎骨,下顎骨,口蓋骨内海 倫也
5頭頸部の筋:頭頸部の筋の名称,位置,機能について説明します。双方向授業により「頭頸部の筋の起始と停止,機能,支配神経」について学生の理解を確認する。表情筋,咀嚼筋,舌骨筋群の構成と構造について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:表情筋,咀嚼筋,舌骨筋群内海 倫也
6頭部の関節:顎関節の構造と機能および構成する組織について説明します。双方向授業により「顎関節の特殊性」について学生の理解を確認する。顎関節の構造と機能について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:顎関節,下顎頭,下顎窩内海 倫也
7頭蓋と脊柱の連結:頭蓋骨と頸椎における関節について説明します。双方向授業により「頭蓋と脊柱の連結の特殊性」について学生の理解を確認する。環椎後頭関節,環軸関節の構造と機能について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:環椎後頭関節,環軸関節内海 倫也
8頭頸部の脈管:頭頸部の動脈,静脈およびリンパ系の分布について説明します。双方向授業により「顎動脈の分岐と分布」について学生の理解を確認する。総頸動脈,外頸動脈,リンパ系の分布について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:顔面動脈,顎動脈,リンパ管内海 倫也
9頭頸部の神経Ⅰ:中枢神経である脳と脊髄の構造と機能について説明します。双方向授業により「中枢神経の配置と機能」について学生の理解を確認する。脳,脳幹の構造について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:中枢神経,大脳,中脳,小脳,橋,延髄内海 倫也
10頭頸部の神経Ⅱ:末梢神経である脳神経,脊髄神経,自律神経の構成について説明します。双方向授業により「三叉神経の種類,分布と機能」について学生の理解を確認する。脳神経,脊髄神経の分布について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:末梢神経,脳神経,脊髄神経,自律神経内海 倫也
11口 腔:口腔およびその周囲の構造と機能について説明します。双方向授業により「口腔およびその周囲の構造,機能,特徴」について学生の理解を確認する。口腔前庭,固有口腔,舌の構造について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:口腔の構造,口腔前庭,固有口腔,舌内海 倫也
12唾液腺:唾液腺の種類,構造とその支配神経および唾液の性状,機能ついて説明します。双方向授業により「唾液腺の種類,構造,性状とその支配神経」について学生の理解を確認する。唾液腺の種類,構造とその支配神経について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:大唾液腺,小唾液腺,支配神経内海 倫也
13咽 頭:咽頭の分類,咽頭筋の種類,機能とその支配神経について説明します。双方向授業により「咽頭の構造,機能,特徴」について学生の理解を確認する。咽頭の分類,咽頭筋の種類,機能とその支配神経について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:咽頭,咽頭収縮筋,咽頭挙筋内海 倫也
14鼻腔と副鼻腔:鼻腔の構造,機能と副鼻腔の種類,位置およびその開口部位について説明します。双方向授業により「鼻腔と副鼻腔の関連と構造,特徴」について学生の理解を確認する。鼻腔の構造,副鼻腔の種類とその開口部位について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:鼻腔,副鼻腔内海 倫也
15喉 頭:喉頭の構造と機能について説明します。双方向授業により「喉頭の構造,機能,特徴」について学生の理解を確認する。喉頭軟骨,喉頭筋の構造とその支配神経について説明できる。予習90分(講義資料)・復習90分(講義ノート,講義資料)・キーワード:喉頭軟骨,喉頭筋内海 倫也
成績評価方法
定期試験(100%)
(フィードバック)成績発表後1週間以内に,試験の出題意図・解答状況に関するコメント,今後の学修に関するアドバイスなど,学生の要望に応じて個人的に対応する。
教科書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義資料を使用する。』
参考書
オフィスアワー
連絡先
平日の昼休み(12:00~12:30)と4時限目終了後~19:00,原則として毎日(会議中を除く)。
Teamsのチャットによる相談は随時受け付けるが,返信は原則としてオフィスアワー時間内に行います。
連絡先:短期大学部棟4階402研究室
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更新日付2022/02/08 15:39:43