開講年度2022
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名プログラミングⅡ
担当教員林 幹人
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
チームコード3xgfq3h
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-601-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-1 多様な人々と意思疎通する能力 ○ M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ○
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
企業における情報処理の仕組みの構築
授業の概要
現代の企業経営において情報技術を活用することは避けられない。そうした情報技術は、プログラムによって制御され様々な機能を実現させている。この授業では、企業経営において利用される情報技術すなわち「プログラムによって制御されたITによる情報処理の仕組み」を構築するための知識を学ぶ。プログラミングI/情報処理Iに続き多くの企業で用いられるウェブ技術に着目するが、それをさらに発展させ、企業で利用されるデータの入力と出力の伴う動的な情報処理の仕組みを構築することに取り組む。
授業の到達
目標
この授業の到達目標は、企業経営において利用される情報処理の仕組みのプログラミングについて理解し、それを実践できるようになることである。そのためにこの授業では、多くの企業経営において利用されるウェブ技術を取り上げ、実際に自らプログラムを設計したり実装したりすることに取り組む。特に、プログラミングII/情報処理IIでは、プログラミングI/情報処理Iで学んだ知識を前提に、データの入出力の伴う動的な情報処理の仕組みを構築する。最終的には、企業経営によって用いられる情報処理の仕組みがプログラムによってどう実現されるのかを理解し、説明できるようになることに加え、実際にプログラミング技術を組み合わせ、簡単な仕組みを構築できるようになることを目指したい。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業期間中に行う課題については授業内で行う。その他についてはウェブ上で行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
:授業概要と履修上の注意点などを説明する。
【予習】シラバスを読み授業内容を把握(90)
【復習】授業の概要、スケジュールや履修上の注意点などを再確認(90)
2サーバーの仕組みと環境構築
:授業を進めていく上での演習環境を構築する。第1回のガイダンスの指示に従い、空き容量500MB以上のUSBメモリを持参すること。
【予習】第1回のガイダンスの指示に従い、USBメモリの空き容量などを確かめ準備する(60)
【復習】授業で指示された演習環境の構築作業を完成させる(120)
3基本的なウェブ技術の復習
:プログラミングI/情報処理Iで学んだ事柄を再確認する。
【予習】プログラミングI/情報処理Iの資料などを確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
4データの出力処理
:システムによる基本的なデータの出力処理の実現方法について学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ基本的なウェブ技術を確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
5データの入力・受け渡し処理
:入力されたデータを取り込み、次の処理に受け渡す処理の実現方法を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえデータの出力処理を確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
6変数と条件分岐、論理・比較演算
:データの処理に不可欠な変数と、その内容に応じた、条件分岐及びその条件指定に必要な論理・比較演算の考え方を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえデータの入力、受け渡し処理を確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
7処理の全体構造と展開への配慮
:システム全体の一連の処理を構成するための考え方を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ変数と条件分岐について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
8内部データ渡しと不正防止
:システム内部でデータを受け渡す考え方と、不正処理を防ぐための方法を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ処理の全体構造と展開方法について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
9繰り返し処理の意義と実装
:システム構築で重要な繰り返し処理の意義を検討し、実装方法を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ内部でのデータ受け渡しと不正防止処理について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
10データ処理における配列の活用
:複数のデータを処理する際に役立つ配列の考え方について学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ繰り返し処理について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
11ファイルの書き込みと読み込み
:システム内で処理されたデータをファイルとして保存したり、ファイルからデータを取得する方法を学ぶ。
【予習】前回授業を踏まえ配列について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
12経営課題を有した仕組みの実装
:前回までの授業を踏まえ、経営課題を有した仕組みの実装に取り組む。
【予習】前回授業を踏まえファイル入出力処理について確認(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
13経営課題を有した仕組みの実装2
:前回に続き、経営課題を有した仕組みの実装に取り組む。
【予習】前回授業で残された課題、改善点を検討(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
14経営課題を有した仕組みの実装3
:前回に続き、経営課題を有した仕組みの実装に取り組む。
【予習】前回授業で残された課題、改善点を検討(60)
【復習】授業で指示された課題を完成させる(120)
15実装の完成とまとめ
:構築した経営課題を有した仕組みについて報告する。
【予習】前回までの課題を報告できるよう準備(120)
【復習】授業全体で学んだことを再確認する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
演習への取り組み40%授業の内容を十分に理解し演習に誠実に取り組む。
演習課題40%演習課題の成果を高いレベルで完成させる。
最終成果20%授業で学んだことを踏まえ高いレベルの最終課題を完成させる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後に受け付ける。アポイントメントを取れば授業後に限らず可能な限り対応する。名城公園キャンパス2806。
備考
プログラミングI/情報処理Iを履修し単位を取得していることに加え、基本的なウェブ技術を理解し、独自のウェブサイトを構築できる力があることが望ましい。遅刻・欠席・途中退席、授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの利用、その他の迷惑行為、不正行為、パソコン室での授業目的以外のパソコン利用は厳しく減点する。また、第1回のガイダンスの指示に従い、2回目の授業までに、空き容量500MB以上のUSBメモリを準備し持参すること。2回目以降毎回利用する予定である。
画像
ファイル
更新日付2022/01/22 17:56:55