開講年度2022
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名経営統計Ⅱ
担当教員千葉 賢
学期曜日時限秋学期 金曜日 3時限
チームコード4gkq7wo
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-603-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
統計的思考とデータ解析法
授業の概要
高度に情報化された現代社会では、確かな統計データと分析にもとづいて持続可能社会の発展に寄与する科学者や技術者、テレビや新聞・雑誌・インターネットなどで発表されている表やグラフを読み取り、論理的な議論ができる社会人(データサイエンティスト)が必要とされている。本科目では、数値データから重要な情報を適切に取り出すための科学的手法である統計学について学ぶ。具体的には、獲得された一部のデータ(標本)から、データ全体(母集団)の特徴を推し量る統計的推測について学習する。講義は原則として下記スケジュールにしたがって実施されるが、受講者の理解を考慮して進度や講義内容は適宜調整する。
授業の到達
目標
(1) 統計学の基本的な考え方を理解できる
(2) データを収集、整理、要約できる
(3) 獲得された一部のデータから全体の特徴を推測できる
(4) データを客観的かつ適切に解釈できる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
Microsoft Teamsを用いて小テスト・レポートの回収、返却を行う。また、授業内でも問題の解答、解説を実施する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:統計学の役割・歴史・分類「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
2「確率の概念」:場合の数、順列と組み合わせ、条件付き確率、ベイズの定理「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
3「確率分布(1)」:確率分布と確率変数, 確率分布の平均・分散「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
4「確率分布(2)」:コイン投げとベルヌーイ試行, 一様分布・正規分布の特徴「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
5「統計的推測」:推定の考え方, 標本平均の標本分布「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
6「区間推定(1)」:点推定と区間推定, 母平均の区間推定(分散既知)「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
7「区間推定(2)」:母平均の区間推定(分散未知), 母比率の区間推定(大標本)「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
8「統計的仮説検定(1)」:仮説検定の目的, 母平均の検定(分散既知)「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
9「統計的仮説検定(2)」:母平均の検定(分散未知), 母比率の検定(大標本)「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
10「データ同士の関連性(1)」:散布図、共分散、相関係数、疑似相関と偏相関「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
11「データ同士の関連性(2)」:母相関係数の区間推定・仮説検定、順位相関係数「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
12「単回帰分析(1)」:最小二乗法、決定係数「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
13「回帰分析(2)」:回帰係数の区間推定、統計量と自由度の概念「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
14「単回帰分析(3)」:回帰係数の仮説検定、予測値の区間推定「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
15「重回帰分析」:自由度調整済み決定係数、多重共線性「予習」:Microsoft Teamsで事前に配布された資料を熟読する(30)
「復習」:小テストに取り組む(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト(15回)70%統計学の基本的な考え方を十分に理解し、データを適切に収集・整理・要約できる。
平常点30%授業内で作成した電子ファイルの習熟度合
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎』日本統計学会東京図書2420978-4489022272
参考URL
質疑応答
講義内容で疑問がある場合は、講義終了後に遠慮なく質問してください。オフィスアワー(金曜6限、千葉研究室(2812))も積極的に活用してください。研究室に訪問するのが難しい場合は、E-mail (m-chiba@dpc.agu.ac.jp)かTEL(090-4712-0333)、Microsoft Teamsのチャット機能などを用いて連絡していただいても結構です。
備考
春学期に開講される「経営統計Ⅰ」もあわせて履修してください。なお、授業中の私語、携帯電話操作は厳禁とします。
画像
ファイル
更新日付2022/01/30 21:06:02