開講年度2022
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名経営と情報Ⅱ
担当教員武藤 明則
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
チームコード9r2mrbm
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーM131-238-12
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
経営における情報通信技術の活用方法を学ぶ。
授業の概要
コンピュータや通信などの情報通信技術は、企業の経営を大きく変えつつあります。今や、情報通信技術をどのように利用するかが企業の競争力を決めると言っても過言ではありません。では、企業はどのように情報化を進めればよいのでしょうか。本講義では、企業が情報化を進める時の理論、技術、手法について説明します。
授業の到達
目標
次のことについて説明できるようになる。
・企業経営における経営情報システムの役割
・小売業と製造業における経営情報システムの活用
・電子商取引とビジネスモデル
・第四次産業革命とSociety5.0
・経営情報システムの企画
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
毎回の授業で提出する課題については、翌週の授業の時に解答例をフィードバックする。
定期試験については、WebCampusにより成績発表後に試験結果と講評を受講者全員に送付する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
経営情報システムのコンサルティングと構築の実務経験をもつ教員が、経営と情報通信技術の基礎について解説します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「経営戦略とビジネスモデル」
〇経営情報システムの前提となる経営戦略とビジネスモデルについて説明します。
・経営と経営資源
・経営戦略とビジネスモデル
【予習】教科書「第1章 経営戦略とビジネスモデル」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
2「生産・流通のプロセスと仕組み」
〇小売業と製造業の基本的な事業活動について説明します。
・小売業の事業活動
・製造業の事業活動
【予習】教科書「第2章 生産・流通のプロセスと仕組み」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
3「企業経営と経営情報システム」
〇企業経営における経営情報システムの役割について説明します。
・日本企業の経営課題
・経営情報システムの概念と構成
【予習】教科書「第4章 企業経営と経営情報システム」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
4「販売管理」
〇小売業の販売管理における情報システムについて説明します。
・小売業の店舗運営と販売管理
・POSシステム
【予習】教科書「第5章 販売管理」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
5「発注管理」
〇小売業の発注管理における情報システムについて説明します。
・発注管理と情報化
・EOS(電子式補充発注)とEDI(電子データ交換)
【予習】教科書「第6章 発注管理」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
6「生産」
〇製造業の生産における情報システムについて説明します。
・生産の基礎
・生産情報システム
【予習】教科書「第7章 生産」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
7「製品開発」
〇製造業の製品開発における情報システムについて説明します。
・製品開発の概要
・製品開発を支援する情報システム
・コンカレント・エンジニアリング
【予習】教科書「第8章 製品開発」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
8「マーケティング」
〇マーケティングにおける情報システムについて説明します。
・マーケティングの基礎
・インターネット・マーケティング
【予習】教科書「第9章 マーケティング」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
9「サプライチェーン・マネジメント(SCM)」
〇SCMにおける情報システムについて説明します。
・SCMの基礎
・SCMの取り組み
【予習】教科書「第10章 サプライチェーン・マネジメント」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
10「企業-消費者間電子商取引」
〇インターネットによる企業-消費者間電子商取引について説明します。
・企業-消費者間電子商取引の概要
・企業-消費者間電子商取引の仕組みとビジネスモデル
【予習】教科書「第12章 企業-消費者間電子商取引」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
11「企業間電子商取引」
〇インターネットによる企業間電子商取引について説明します。
・企業間電子商取引の概要
・企業間電子商取引の方法とビジネスモデル
【予習】教科書「第13章 企業間電子商取引」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
12「プラットフォームビジネス」
〇インターネットによるプラットフォームビジネスについて説明します。
・プラットフォームビジネスの概要と事例
・プラットフォームビジネスのビジネスモデル
【予習】教科書「第14章 プラットフォームビジネス」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
13「経営戦略の立案とビジネスモデルの構想」
〇経営情報システムを企画するための経営戦略の立案とビジネスモデルの構想について説明します。
・経営戦略の立案
・ビジネスモデルの構想
【予習】教科書「「第15章 経営戦略の立案」」を読む(120)
【復習】復習問題を解くことにより理解を深める(60)
14「第四次産業革命とSociety5.0」
〇第四次産業革命とSociety5.0の実現に向けた企業の変革について説明します。
・第四次産業革命とSociety5.0
・新しい社会・経済に向けた企業変革
【予習】配布資料「第四次産業革命とSociety5.0」を読む(120)
【復習】練習問題を解くことにより理解を深める(60)
15復習
〇復習問題を解きながら、「経営と情報Ⅱ」で学んだことを復習します。
【予習】教科書の「要点整理」を読む。(120)
【復習】復習問題の解答を確認する。(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%経営情報システムの基礎的用語を理解した上で、最近の動向についても論述できる。
授業毎に提出する課題30%課題に対する考察力を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『経営の基礎から学ぶ経営情報システム教科書』武藤明則同文舘出版2400円+税978-4-495-38411-1
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室番号:名城公園キャンパス:2822(アガルスタワー8階) 
オフィスアワー:木曜日昼休み
授業終了後にも質問を受けつけます。
備考
本講義を受講するには,「経営と情報I」の単位を取得しているか、同程度の知識を持っていることが前提になります。
画像
ファイル
更新日付2022/01/17 11:10:22