開講年度2022
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名専門講読Ⅱ(英語)
担当教員宮川 典之
学期曜日時限秋学期 月曜日 4時限
チームコードhv06amo
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE211-843-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-3 コミュニケーション能力 ◎ E-DP1-5 文化的理解力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
専門講読Ⅱ(英語)
授業の概要
 専門講読Ⅱ(英語)では,専門講読Ⅰ(英語)に引き続き,アセモグルらによって著された『国家はなぜ衰退するのか』の続きを読み進めて,解説する。専門分野は同じく政治経済学である。著者らの英文は平易であるので,理解はじゅうぶん可能である。授業の節目で経済学の基礎知識を確認するが,受講生にはなるべく負担を与えないようにしたい。
授業の到達
目標
 アメリカ新制度学派の文献を読むことを通して,政治経済学の基本理解と歴史的見方について考察できるとともに,英語による脳語法を身に着けることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 最終的に定期試験を実施する。学生からの質問等については,授業内でも可能であるし,事後的に気づいたところがあれば,メールを通して対応する。
使用言語
 英語と日本語
実務経験をいかした教育内容
 なし
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
○春学期の学習内容の確認と文献紹介
・本授業で使用するプリントを配布する
<予習>シラバスをあらかじめ読んでおく(20)
<復習>授業の全体について確認(30)
2内容理解
○Path-Dependento Change
・経路依存性を考える
<該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(40)
3内容理解
○Making a Billion or Two
・北アメリカの発展経路
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
4内容理解
○Toward a Theory of World Inequality
・経路依存から考える世界的次元の格差現象
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
5内容理解
○The Lay of the Land
・地政学を理解する
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
6内容理秋
○The Geography Hypothesis 1
・地理的事情に原因を求める考え方 1
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・古典としてのモンテスキュー
7内容理解
○The Geography Hypothesis 2
・地理的事情に原因を求める考え方 2
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・ジャレド・ダイアモンドによる説明
8内容理解
○The Culture Hypothesis 1
・宗教の違いに原因を求める考え方
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・各地域の宗教の違いに眼を向ける
9内容理秋
○The Culture Hypothesios 2
・マックス・ヴェーバーによる説明
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
10内容理解
○The Ignorance of Hypothesis
・ライオネル・露文図の仮説
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・孫田の原因説
11内容理解
○The Economics of the 38th Parallel
・北朝鮮と韓国との違い
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・38度線の含意
12内容理秋
○Extractive and Inclusive Economic Institution 1
・経済的収奪的制度
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・ラテンアメリカの制度
13内容理秋
○Extractive and Inclusive Economic Institution 2
・経済的包摂的制度
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・北アメリカの制度
14内容理秋
○Extractive and Inclutive Political Institutions
・収奪的制度と包摂的制度の政治的側面
<予習>該当箇所に眼を通しておく(50)
<復習>学習した箇所の再確認(50)
・政治経済学的制度の理解
15専門講読Ⅱ(英語)のまとめ
・期末試験に向けての傾向と対策
<予習>全体的整理をしておくこと(60)
<復習>指摘された箇所の的確な理解(50)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
期末試験による評価80%英文を的確な日本語にできること
授業における受講態度20%授業に積極的に臨んでいること
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜紹介する』
参考URL
質疑応答
授業中もしくはメールにて実施
備考
画像
ファイル
更新日付2022/01/21 11:02:43