開講年度2022
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名社会政策論B
担当教員吉村 臨兵
学期曜日時限秋学期 火曜日 1時限
チームコードf4kzsju
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE221-235-04
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP2-1 問題発見力 ◎ E-DP2-2 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
公的扶助、社会保険、社会福祉サービス
授業の概要
雇用をめぐる諸制度を前期の「社会政策A」で学びましたが、そもそも雇われることがかなわず、報酬を得る術がない場合はどうしたらよいのでしょうか。この講義では、そんな場合も含めて個々人の生活を支える制度に触れ、あわせて、当事者をめぐる慣習や取り組みについて学びます。
授業の到達
目標
貧困や低所得と、それらにかかわる社会福祉サービスについての主な用語を理解できる。また、その用語を用いて、現代の社会政策にどのような課題があるかを説明できる。さらに、その課題への対処がどのように行われているかを、文化的・慣習的な背景も含めて自分なりに結びつけて考えられるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信します。 
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション:
他の科目との関連
予習:シラバスの全体把握。(30)
復習:社会政策の広がりをつかみ、この科目の履修の見通しを立てる。(30)
2社会保障と社会政策予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:資料とノートに基づいて社会保障などの制度の分野を整理する。(60)
3政府統計にみる貧困と低所得予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:政府統計に基づいて貧困や低所得の特徴をつかむ。(60)
4社会保険予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:とりわけ年金にかかわる制度の特徴をつかむ。(60)
5時事的な話題(1)予習:この回は不要。(0)
復習:資料とノートに基づいて話題の社会的な背景を理解する。(90)
6公的扶助予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:生活保護を中心とした最低生活保障の仕組みをつかむ。(60)
7生活困窮者自立支援制度予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:公的扶助以外の生活保障の制度や取り組みをつかむ。(60)
8社会手当予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:児童手当などの給付の概要をつかむ。(60)
9担い手の多様化予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:社会保険や関連サービスの提供の概要をつかむ。(60)
10サービスの評価予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:社会福祉サービスや教育について行われている評価の概要をつかむ。(60)
11時事的な話題(2)予習:この回は不要。(0)
復習:資料とノートに基づいて話題の社会的な背景を理解する。(90)
12家族的責任予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:雇用の慣行との表裏の関係をつかむ。(60)
13障害者政策予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:稼働能力を発揮できない場合の制度と取り組みの概要をつかむ。(60)
14社会生活の基盤予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:社会政策諸制度をいわゆるインフラと関係づけてつかむ。(60)
15公助、共助とソーシャルワーク予習:参考になる情報に目を通す。(30)
復習:多様な政策の活用に関する取り組みの概要をつかむ。(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%講義で紹介した用語や概念を理解して論理的な叙述ができているかを評価する。
中間レポート20%基本的な知見が習得できているかを評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『どうする日本の福祉政策』埋橋孝文 編著ミネルヴァ書房33009784623089611
2.『どうする日本の家族政策』落合恵美子 編著ミネルヴァ書房33009784623092819
参考URL
1.厚生労働省「政策について」
質疑応答
毎回の講義後に受け付けます。
備考
画像
ファイル
更新日付2022/02/03 16:53:49