開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名流通政策B
担当教員岡野 純司
学期曜日時限秋学期 金曜日 2時限
チームコードq3j4lhk
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-239-44
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-2 流通、およびマーケティングに関する深い知識や優れた技能を身につけている。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
流通政策の一分野である振興政策、調整政策、商業まちづくり政策などを学ぶ
授業の概要
流通・マーケティングコースでは、マーケット(市場)とモノ(製品・商品)との関係を学びます。流通政策は、企業がマーケットでモノを流通させ、消費者に提供するという流通部門における、企業や消費者の活動や機能、構造を対象とした公共政策です。
この授業では、マーケティング・流通関連科目で学習したことを基礎として、流通政策の一分野である中小小売商業の振興政策、大規模小売店舗出店の調整政策、商業まちづくり政策、その他最新の流通政策の展開を学びます。特に近年の大規模小売業者の成長・上位集中化や中小小売業者の衰退といった流通部門の変化と政策の変化との関係を深く学びます。流通政策Aを受講することにより流通政策の全体像がつかめますので併せて受講してください。
授業の到達
目標
①振興政策、調整政策、商業まちづくり政策、その他最新の流通政策の展開の根拠・目的・枠組みを説明することができる。
②流通部門の変化と政策の変化を関連付けて説明することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
フィードバック方法:講義連絡により最終評価について総評を行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業で説明する事項に関連して、教員の小売・サービス業の法務部門での実務経験に基づいて流通政策が企業の活動に与える影響や企業の対応等の具体例を説明します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
○本授業の概要と今後の学習の流れを理解します。
【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(120)
【復習】授業の全体について確認(120)
2「振興政策の概要と歴史」
○振興政策の概要と歴史を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
3「振興政策の現状」
○振興政策の現状を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
4「調整政策」
○調整政策の推移を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
5「商業まちづくり政策の概要と歴史」
○商業まちづくり政策の概要と歴史を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
6「商業まちづくり政策の現状」
○商業まちづくり政策の現状を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
7「消費者政策」
○消費者政策の概要と諸政策の展開を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
8「物流政策」
○物流政策の概要と展開を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(60)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(60)
【課題】授業内容に関連した課題(授業中に指示)を行い、理解を定着させる(120)
9「主要な商品分野における流通政策①」
○酒類と医薬品の流通規制を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
10「主要な商品分野における流通政策②」
○著作物と生鮮食品の流通制度を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
11「流通政策の新たな展開①」
○流通情報基盤の整備および消費税の総額表示を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
12「流通政策の新たな展開②」
○買い物弱者対策および健康食品表示と流通を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
13「流通政策の新たな展開③」
○食品ロス削減対策および環境対策を理解します。
【予習】教科書の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
14「外部講師による流通政策に関する講演」
○外部講師による流通政策に関する講演を行います。
※開催回は講師との調整により変更します。
【予習】講演資料の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
15「本授業のまとめ」
○流通政策Bの復習を行います。
【予習】今までの授業内容の復習(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
出席して当日出題された設問をミニッツペーパーで授業中に提出60%当日の授業で学習した内容を説明することができる。
期末試験(教科書・ノートの持込み可)40%流通政策の重要事項を説明することができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『流通政策の基礎』岡野純司・魏鍾振編五絃舎25009784864341479授業・試験等に必須ですので必ず購入してください。
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.経済産業省HP経済産業省所管の政策(流通政策を含む)の情報があります。
2.中小企業庁HP振興政策の情報があります。
3.消費者庁HP消費者政策の情報があります。
質疑応答
研究室:アガルスタワー2916(9階)
オフィスアワー:木曜日の昼休み
備考
・毎回出席を取り、かつ、ミニッツペーパーを提出して出席とします。6回休むと成績評価の対象としません。遅刻・早退は2回で1回休みにカウントします。
・授業中の私語、スマートフォン・携帯電話・ゲーム機の使用を禁止します。特に私語等、他の学生の受講の妨げとなる場合は退出させます。
画像
ファイル
更新日付2022/02/01 14:32:46