開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名ヨーロッパの文化と社会Ⅱ
担当教員前田 織絵
学期曜日時限秋学期 水曜日 4時限
チームコードcgodga2
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-165-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-3 課題発見力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
オーストリアの歴史と文化(2) -オーストリアにおける音楽、美術、映画、世紀末文学及び芸術、二つの大戦との関連から-
授業の概要
モーツァルト、シューベルトなどの偉大な音楽家を輩出したオーストリアは、ヨーロッパの中央部に位置する小国であるが、かつてはハプスブルク家の本拠であり、現在でも高い芸術と美しい自然を持つ永世中立国である。また、ウィーンを首都とするこの国は、風俗、習慣、文化においても異なる9つの州からなり、「オーストリア」、「オーストリア民族」とはドイツやチェコ、ハンガリー、ユダヤ、ポーランドなどの多様な民族から成る文化的集団である。
この講義では、「オーストリアの歴史と文化(1)」でも扱った、音楽、美術、19世紀末の文学と芸術、そしてオーストリア映画にも(幅広くはドイツ語圏)焦点をあてる。
授業の到達
目標
オーストリアにおけるクラシックを中心とした音楽、また、現代の音楽事情について幅広く理解し、説明できるようになる。
19世紀末から世紀転換期のオーストリア、特にウィーンを中心とした文学と芸術について理解し、知識人と戦争の関りについて学ぶことから、第一次世界大戦開戦前夜から第二次世界大戦へと至るオーストリアの社会について、自らの視点から論じることができるようになる。
第二次大戦後のオーストリア映画(ドイツ語圏の映画)について学び、現代オーストリアの視点について説明できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内のレポートについて:最終講義までにWEBキャンパスまたは授業の際にレポートを返却する際にコメントとアドバイスをする
定期試験について:成績発表日から1週間以内にWEBキャンパスから講評を送信する
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:履修上の注意と心構えについて

オーストリア知識度チェック・テスト
(成績には入れない)
予習:シラバスを読み、本講義について予め把握する(20)
復習:チェック・テストの内容について確認する(30)
2オーストリアの歴史(1) 
 ハプスブルク家の盛衰
 
 
予習:初回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
3オーストリアの歴史(2)
 ハプスブルク帝国からオーストリア共和国へ
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
4オーストリアの歴史(3)
 世紀転換期~現代
 二つの世界大戦とオーストリア
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
5オーストリアにおける美術
 ルドルフ2世と芸術家たち
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
6ドイツ語圏における音楽(1)

 

 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
7オーストリアにおける音楽(2 )
 ・世紀転換期のウィーンを中心に
 ・現代のオーストリア音楽
 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
8世紀末ウィーンと二つの世界大戦(1)

 
予習:前回配布資料で、内容確認(30)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(60)
9世紀末ウィーンと二つの世界大戦(2)
 
 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
10世紀末ウィーンと二つの世界大戦(3)
 ・文学(ローベルト・ムージル、カフカを中心に)
 ・精神分析、心理(フロイトを中心に)
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
11世紀末ウィーンと二つの世界大戦(4)
ウィーンにおけるカフェの役割
 ・ウィーンにおけるカフェの歴史
 ・知識人とカフェの関係について
 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
12第二次世界大戦後のヨーロッパとオーストリア
 ・戦後のオーストリア
 ・映画に見る戦後ドイツとオーストリア
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
13オーストリア、ドイツ語圏の映画事情
*外部ゲスト講師を予定
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
14現在のチェコ地域からみたオーストリア予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
15秋学期のまとめ
 ・欧州の新たな壁
 ・移民、難民とオーストリア
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点40%毎回の授業で課すコメントカード: 論述内容から理解度により、ABC評価をする。
項目ごとに行う知識チェック小テスト:重要な項目について、小テスト形式でおこなう(5Point~10Point)
授業内1回20%授業内で設定するテーマについて、個人でサブテーマを設定してレポートを作成させる。
期末レポート40%授業で扱った内容について、指定されたテーマからレポートを作成。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ウィーン・オーストリアを知るための57章』広瀬佳一、今井顕明石書店2,000円+税
2.『図説 オーストリアの歴史』増谷英樹、古田善文河出書房出版社1,800円+税
3.『もっと知りたい 世紀末ウィーンの美術』千足伸行東京美術1,800円+税
4.『ウィーン世紀末文学選』池内紀岩波文庫840円+税
参考URL
質疑応答
メール:ori_luv_connection_rico@yahoo.co.jp
チャット:Teams

なお、メール送信の際は、件名に「受講曜日と時限、講義タイトル、学籍番号と氏名」を記載すること。
また、チャットの際にも「受講曜日と時限、講義タイトル、学籍番号と氏名」を本文に入れること。
備考
・原則として特別な理由のない遅刻と欠席を厳禁する。
・プリントなどの配布物は自己管理すること。
・課題・レポートなどができていない場合、評価より減点する。(火・水曜日以外は出講していないため、提出物は必ず火・水曜日に提出のこと)
・授業中の携帯電話・タブレット端末の使用・私語・許可なく離席・退出することを厳禁する。また授業時の帽子・サングラス等の着用を認めない。
・授業の妨げとなると判断した場合、退出を求め、該当の授業回は欠席とする。
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更新日付2022/02/02 20:22:40