開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名日本の文化と社会Ⅱ
担当教員勝亦 貴之
学期曜日時限秋学期 金曜日 4時限
チームコードd164ie4
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-162-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
巨大都市江戸の発展
授業の概要
首都東京の前身である江戸の発展は、徳川家康が入城し、将軍の本拠地として定めたことに始まるというのが一般的なイメージだと思います。しかし、近年の研究では、その始まりを平安時代末に秩父平氏一族の江戸氏が拠点を構えたことに求めるようになってきました。本授業では、江戸氏時代の江戸から始まり、太田道灌の江戸城築城、小田原北条氏による江戸支配を経て、家康・秀忠による大工事によって江戸城と江戸が発展を遂げていく過程をたどっていきます。
授業の到達
目標
・江戸の変遷過程や大都市としての繁栄について理解できる。
・日本における文化や社会の史的変遷について考察することから、日本の伝統文化や社会の特色を説明することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」
授業の概要について説明します。
【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】テキストの目次などを読み、授業の全体について確認する(30)
2「江戸築城はいつか」
江戸氏時代の江戸について、江戸築城の時期を探ります。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
3「太田道灌の登場」
太田道灌時代の江戸について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
4「太田道灌の江戸築城」
太田道灌による江戸築城について検討します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
5「太田道灌時代の江戸城の構造」
太田道灌時代の江戸城の構造について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
6「小田原北条氏の領国へ」
江戸が戦国大名小田原北条氏の領国となる過程について見ていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
7「中世江戸の交通(1)水上交通」
江戸が家康入城以前から交通の要衝であったことを、水上交通の点から明らかにします。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
8「中世江戸の交通(2)陸上交通」
江戸が家康入城以前から交通の要衝であったことを、陸上交通の点から明らかにします。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
9「家康の江戸入城と江戸城整備」
徳川家康の江戸入城と江戸城の整備過程について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
10「豊臣政権期の築城」
豊臣政権期の城郭において流行した馬出しについて考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
11「豊臣大名家康時代の江戸城」
豊臣政権下の大名時代の家康が築いた江戸城の特徴について、馬出しに注目しながら検討します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
12「徳川家の城下町へ」
関ヶ原直前の家康による町場の普請や寺社の移転によって、中世の町場が消滅し、徳川家の城下町へと変貌していく過程を明らかにします。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
13「大名屋敷地の造成と日比谷入江の埋め立て」
大名屋敷地の造成ラッシュや、日比谷入江の埋め立てといった、関ヶ原の戦い後における江戸の展開について見ていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
14「慶長・元和期の江戸城普請」
秀忠による江戸城普請によって、江戸城が天下人の城となっていく過程について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
15「江戸城の天守と首都江戸の様相」
江戸城の天守の変遷と、首都江戸の様相について見ていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%授業内容の理解度を論述式の定期試験で評価します。
授業への取り組み20%授業への取り組みを、授業態度や、数回実施する予定の小レポートの内容で評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『江戸』齋藤慎一中央公論新社902円978-4-12-102675-0
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に紹介します』
参考URL
質疑応答
質問は、直接の場合は授業時間の前後に、emailの場合はオフィスアワー記載のメールアドレスで受け付けます。授業の内容に疑問があれば積極的に質問してください。
備考
画像
ファイル
更新日付2022/02/03 12:08:40