開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
創薬化学特論/創薬化学特論Ⅱ
科目ナンバーA621-471-20
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
部門専門  
対象学年6年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 木曜日 4時限 201
単位数1
必修・選択選択
授業形態講義
担当者(所属講座)安池 修之,松村 実生,村田 裕基(薬化学) 神野 伸一郎,小幡 徹,谷岡 卓(生体機能化学) 山本 浩充,尾関 法子,安永 峻也(製剤学) 武田 良文(薬学部教育支援室)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。自己研鑽能力とともに、科学的思考力・実践能力・問題解決能力を身に付ける。


授業の概要
医薬品開発は、有用性の高い新規化合物の探索・創出を行う「探索研究」、候補化合物の物理化学的・生物学的性質の把握と評価ならびに製剤化を行う「開発研究」、実際にヒトに投与してその有効性を評価する「臨床研究」により行われる。本講義では、探索研究・開発研究のステージでの創薬につながる分子の合成、構造、物性ならびに製剤技術について、有機化学的アプローチと物理化学的アプローチに基づいた知識と思考を修得する。本科目は、大学独自の発展的な科目である。
授業の到達目標
医薬品開発のプロセスや思考を修得するために創薬を指向した基礎有機化学、生物有機化学、物理化学ならびに製剤学の新しい理論や技術を理解することを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている授業内容について自分なりの考えを調べること。受講後は、興味・関心を持った事項、基礎知識が不足していた項目について教科書、プリント、ノート、関連書籍、文献、インターネットなどを利用して復習し、内容を理解すること。各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習をすること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1新薬開発の歴史と有機合成化学の役割についてその概略を説明できる。(薬化学)G-(1)-1, アドバンスト
2医薬品合成における逆合成解析について説明できる。(薬化学)アドバンスト
3機能元素化学について理解できる。(薬化学:非常勤講師)アドバンスト
4代表的な保護基を列挙し、その応用例を説明できる。(薬学総合教育)アドバンスト
5抗がん剤の臨床試験と分子標的薬の開発現況を説明できる。(生体有機化学)アドバンスト
6光を活用したがんの診断・治療薬の開発について説明できる。(生体有機化学)アドバンスト
7光薬理学を指向した機能性分子開発の最前線と今後の展望について説明できる。(生体有機化学)アドバンスト
8製剤の溶解性を改善する手法について説明できる。(製剤学)C1-(1)-③-6, C2-(4)-④-1,2, E5-(1)-①-1~5, アドバンスト
9AIを活用した将来の医療システムについて説明できる。(製剤学)アドバンスト
10中分子・高分子医薬品のための薬物送達システム(DDS)について説明できる。(製剤学)E5-(3)-③-1,2,3, アドバンスト
授業の方法・方略
スライドと板書を用いて講義を行う。
成績評価及び
フィードバック方法
各担当講義内で試験またはレポートを課す。
4講座の試験またはレポートの総合評価(100%)
内訳(試験(薬化学):(30%)、試験(薬学総合教育):(10%)、試験(生体有機化学):(30%)、レポート(製剤学):(30%))
講義内容を十分に理解し、創薬・医薬品開発の流れをふまえた上で有機化学合成、製剤開発の概要について論述できる。
学期末に、最終評価に関する総評を記載します。
教科書
適宜プリントを配付
参考書
オフィスアワー
各担当者のWebCampusを参照してください。
参照ホーム
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更新日付2021/12/21 13:42:32