開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
基礎薬学実習Ⅲ
科目ナンバーA213-475-20
開講学科2020年度薬学部医療薬学科6年
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年2年
開講種別秋学期後半
曜日・時限・教室秋学期後半 木曜日 3時限 404
秋学期後半 木曜日 3時限 408
秋学期後半 木曜日 4時限 404
秋学期後半 木曜日 4時限 408
秋学期後半 木曜日 5時限 404
秋学期後半 木曜日 5時限 408
秋学期後半 金曜日 3時限 404
秋学期後半 金曜日 3時限 408
秋学期後半 金曜日 4時限 404
秋学期後半 金曜日 4時限 408
秋学期後半 金曜日 5時限 404
秋学期後半 金曜日 5時限 408
単位数2
必修・選択必修
授業形態実験・実習
担当者(所属講座)井上 誠.中島 健一,坪井 知恵(薬用資源学) 武井 佳史.森田 あや美.原 敏文(生体機能化学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
人々の健康維持と医療の発展に携わるものとして求められる教養と倫理観とコミュニケーション能力を身につける。薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。自己研鑽能力とともに、科学的思考力・実践能力・問題解決能力を身に付ける。


授業の概要
薬用植物や生薬の有効成分であるアルカロイド、カフェイン等、および生体試料(血液、唾液、尿)中の生体成分の定性確認試験や定量試験を行う。薬用資源学(生薬学)では生薬の形態的観察、あるいは味覚、嗅覚を通して生薬に親しみ、代表的な漢方製剤の調製を経験する。生体機能化学では、タンパク質、糖質、脂質、酵素、および酵素阻害剤の性質やその測定法について学ぶ。薬の起源である生薬からその歴史的背景や薬への応用、またその作用機構を理解し、一方では実際に研究室で用いられている生化学的測定法の原理と技能を修得する。
授業の到達目標
薬用植物や生薬の有効成分、および生体試料中の生体成分の定性・定量試験について理解し、実施できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている授業内容及び到達目標について、実習プリントを参考に予習すること。受講後は実習結果をレポートにまとめる作業をしながら、実習と対応した講義内容も振り返って復習すること。
各回の実習前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1薬用資源学(生薬学):実習内容及び原理を説明できる。C5-(1)-①-1, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1
2アルカロイドの確認試験ができる。C5-(1)-④-3,4, C5-(2)-①-5, C2-(5)-①-2,5
3アントラキノン含有生薬の確認試験ができる。C5-(1)-④-3,4, C5-(2)-①-3, C2-(5)-①-2,5
4漢方製剤の調製(湯液及び軟膏の調製)ができる。E2-(10)-①-1-4, E2-(10)-②-2, E2-(10)-③-1, C5-(1)-④-1,2
5植物から成分を単離する(茶葉に含まれるカフェインの単離)ことができる。C5-(2)-③-1, C2-(5)-①-2,5
6重要生薬の鑑別と確認試験ができる。C5-(1)-①-1,2, C5-(1)-④-3,4, C5-(1)-④-1,2
7実習内容を総括して、生薬、天然物、漢方薬について概説できる。C5-(1)-①-1, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1, C5-(1)-④-1, C5-(2)-①-1
8生体機能化学:実習内容を理解する。C6-(2)-②-1, C8-(2)-②-4
9唾液中のタンパク質、糖の定性分析ならびに唾液中のアミラーゼ活性測定を行うことができる。血中総タンパク質の定量実験を行うことができる。C6-(2)-⑧-1, C6-(2)-②-1, C6-(2)-②-2
10血中コレステロール、グルコースの定量実験ならびに血中アルカリフォスファターゼの活性測定を行うことができる。C6-(2)-⑧-1, C6-(2)-②-1, C6-(2)-②-2
11ペルオキシダーゼ活性測定により酵素反応速度論(pH依存性、Km、Vmax、阻害剤)を理解、解析できる。C6-(3)-③-4
12ELISAを用いて特異的タンパク質の定量を行い、測定原理を理解する。C8-(2)-②-4
13尿の生化学的定性分析を行い、測定原理を理解する。C6-(2)-⑧-1
授業の方法・方略
生薬、漢方薬などの天然薬物の品質評価、確認試験、純度試験、成分単離の基礎的な方法論を習得する、天然薬物に関する理解を深める。さらに、実験の原理、実験結果の解析等に関する試験を行い、実習内容に関する理解を深める(薬用資源学)。
ヒト生体試料(唾液,尿)を実習時間内に採取し,含有される生体成分の定性ならびに定量実験を行う。 実習・課題レポートを通じて授業の重点項目の復習ならびに追加・補足学習を行う(生体機能化学)。
成績評価及び
フィードバック方法
1~7:
実習試験:20% 実習内容を十分理解し、実習の到達目標をふまえた上で、設問に解答できる。
レポート試験:20% 結果や考察を適切にまとめ、論理的に正しい日本語で記述できる。
実習技能・態度:10% 実習課題を正確に実施し、実習に積極的に参加できる。
(フィードバック)学期末に最終評価・総評を掲示する。
8~13:
実習レポート:30% 実験結果を正確にまとめながら、論理的に考察ができる。
実習態度:10% 実習に積極的に参加する姿勢を評価する。
実習試験:10% 実習内容や実験原理の理解度を評価する。
(フィードバック)学期末に最終評価・総評を掲示する。
教科書
実習書および実習プリント
参考書
[薬用資源学分]
新訂生薬学 改訂第8版増補 (南江堂)
エッセンシャル天然物化学 第2版 (医歯薬出版株式会社)
オフィスアワー
WebCampusを参照すること。
参照ホーム
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更新日付2022/01/21 17:37:19