| 開講年度 | | 2022 | | 科目名（◆：実務経験のある教員による
授業科目） | | 生命と医の倫理 | | | 科目ナンバー | | A111-476-20 | | | 開講学科 | | 2019年度薬学部医療薬学科６年 | | | (全)開講学科 | | 医療薬学科６年コース 2015年度以降入学
医療薬学科６年コース 2011-2014年度入学
2021年度薬学部医療薬学科６年
2020年度薬学部医療薬学科６年
2019年度薬学部医療薬学科６年 | | | 部門 | | 専門 | | | 対象学年 | | １年 | | | 開講種別 | | 秋学期 | | | 曜日・時限・教室 | | 秋学期 金曜日 ３時限 楠元4201講義室 | | | 単位数 | | 1 | | | 必修・選択 | | 必修 | | | 授業形態 | | 講義 | | | 担当者（所属講座） | | 高橋 裕（非常勤講師） | | | 使用言語 | | 日本語 | | 最も関連のあるディプロマポリシー
項目 | | 人々の健康維持と医療の発展に携わるものとして求められる教養と倫理観とコミュニケーション能力を身につける。 |
| 授業の概要 | | | 医療は、生命の尊重と個人の尊厳を保持し、医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づき良質かつ適切に行われなければならない。その医療の担い手としての薬剤師が、信頼される医療人となるためには何が望まれているのかを知り、課題解決にあたってどのように判断するかが問題となる。その判断の基準となるのは、薬学・医学などの科学的真理に加えて、倫理や法などである。本講においては、現在の『「薬」、「医」及び「生命」の倫理』に関わる基礎知識及び社会的課題を把握・理解するために、整理して講義を行う。薬学士あるいは薬剤師に求められる適正な倫理観とはどのようなものであるかを考える力を修得する。 |
| | | 授業の到達目標 | | | 社会において求められている薬剤師の職能について理解したうえで、生命倫理や医療倫理と呼ばれるものが、具体的にどのようなものなのかを、その多面性において理解する。 |
| | | 準備学習（予習・復習など） | | 受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、現在、国民に提供されている医療や新たに開発されている医療技術等について関心を持ち、問題解決の判断基準について理解を深めること。
医療に関する報道のみではなく、日常的に倫理に反する事例の報道に関心を持ち、自分の考えを整理しておくこと。 |
| | | 授業計画 | | | | | 授業の内容 | SBOコード | | | 1 | 薬剤師の活動分野と社会における役割について概説できる。 | A-(1)-①-1,2, A-(1)-②-2, B-(4)-①-1, B-(4)-②-1,2 | | | 2 | 多職種連携協働の意義と各職種及び行政の役割について説明できる。 | A-(3)-①-9, A-(4)-1,2,3, B-(4)-②-1 | | | 3 | 薬剤師が順守すべき法令と倫理規範（薬剤師倫理規定等）について概説できる。 | A-(2)-②-2, B-(2)-①-1 | | | 4 | 患者の基本的権利の内容（リスボン宣言等）を理解し、インフォームドコンセント、自己決定権について説明できる。 | A-(2)-③-1,2,3 | | | 5 | 脳死、臓器移植について理解し、生命の尊厳について、自らの言葉で説明できる。 | A-(1)-①-5, A-(2)-①-1,2,3 | | | 6 | 生殖医療や再生医療など医療の進歩に伴う倫理的問題について説明できる。 | A-(2)-①-4, A-(2)-②-3 | | | 7 | 安楽死と尊厳死について理解し、自らの考えを述べることができる。 | A-(1)-①-6,7, A-(2)-①-1,2,3 | | | 8 | 医療倫理に関する規範（ジュネーブ宣言等）と生命倫理の４原則について理解し、説明できる。 | A-(2)-②-1, A-(2)-①-2 | | | 9 | 代表的な薬害の例から医薬品のリスクを認識し、患者安全の考え方を理解し、医療の安全確保と薬剤師の役割について説明できる。 | A-(1)-③-1,2,6 | | | 10 | 医薬品がかかわる代表的な医療過誤やインシデントの事例とその防止策について説明できる。 | A-(1)-③-3,4 | | | 11 | 臨床研究における倫理規範（ヘルシンキ宣言等）について説明できる。（加藤） | A-(2)-④-1,2, B-(2)-②-3 | | | 12 | 基礎研究と倫理について説明できる。（井上） | A-(1)-②-7, B-(2)-③-1,2 D2-(1)-①-5, E1-(4)-2 | | | 13 | 病原体、遺伝子組み換えについて説明できる。（河村） | A-(2)-③-4, E3-(2)-②-4 | |
| | | 授業の方法・方略 | | | | 成績評価及び
フィードバック方法 | | 出席状況及び与えられたテーマについてのレポート等により評価する。
定期試験（80％） 授業の内容を十分に理解し、設問に対して具体的事例を踏まえて適切に論述できる。
レポート（20％） 授業の内容を十分に理解し、自らの考えを述べることができる。
（フィードバック）
定期試験終了後に、論述項目及び成績評価に関するコメントを伝える。 |
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ページ | | | | | 画像 | | | | | ファイル | | | | | 更新日付 | | 2022/01/21 16:28:56 |
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