開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
細胞生物学/神経化学
科目ナンバーA111-473-20
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年4年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 金曜日 1時限 楠元4201講義室
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)茂木 眞希雄(薬学部教育支援室)武井 佳史(生体機能化学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。


授業の概要
細胞生物学は、生体を構成する分子が細胞という場でどのような働き、機能を示すかを明らかにする事で、生命活動の基本を理解しようとする学問である。よって、現代の生命科学を理解する上で、細胞生物学は必須の知識である。本講義では生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルを理解するため、生命体の構造と機能調節に関する基本的知識を修得する。さらに個体発生、細胞分化・増殖、幹細胞などの生命科学の最先端項目に関する基本的知識も修得する。
授業の到達目標
細胞生物学において学ぶべき基本事項、特に細胞の構造と機能に関する知識を修得し、理解し説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、講義資料を読み返して復習し、内容の理解に努めること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習をすること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1細胞膜を構成する代表的な生体分子を列挙し、その機能を分子レベルで説明できる。
エンドサイトーシスとエキソサイトーシスについて説明できる。
C6-(1)-①-1, C6-(1)-①-2
2細胞小器官(核、ミトコンドリア、小胞体、リソソーム、ゴルジ体、ペルオキシソームなど)やリボソームの構造と機能を説明できる。C6-(1)-②-1
3細胞骨格の構造と機能を説明できる。C6-(1)-③-1
4細胞間コミュニケーションにおける情報伝達様式を説明できる。C6-(6)-①-1
5細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6-(6)-②-1
6細胞膜受容体からGタンパク系を介する細胞内情報伝達について説明できる。細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。                   C6-(6)-②-2, C6-(6)-②-3
7個体発生について概説できる。細胞の分化における幹細胞、前駆細胞の役割について概説できる。C7-(1)-②-1, C7-(1)-②-2
8細胞間の接着構造、主な細胞接着分子の種類と特徴を説明できる。C6-(6)-③-1
9主な細胞外マトリックス分子の種類と特徴を説明できる。C6-(6)-③-2
10細胞周期とその制御機構について説明できる。C6-(7)-①-1
11体細胞と生殖細胞の細胞分裂について説明できる。C6-(7)-①-2
12細胞死(アポトーシスとネクローシス)について説明できる。C6-(7)-②-1
13正常細胞とがん細胞の違いについて説明できる 。
がん遺伝子とがん抑制遺伝子について概説できる。
C6-(7)-③-1, C6-(7)-③-2
授業の方法・方略
教科書、講義資料、パワーポイントなどを使用して口述講義のみならず視覚イメージ画像を多用し、理解しやすい講義を行う。本講義にて得られた知識とこれまでに履修した基礎教養関連科目の知識が統合できるよう促し、細胞生物学を理論的に理解する素地を形成する。
成績評価及び
フィードバック方法
成績評価方法:定期試験(90%) 授業内容を十分に理解し、授業の到達目標を踏まえた上で、設問に対して正確に論述できる。 確認テスト(10%) 講義内容を理解した上で、課題に対して適切な解答ができる。
フィードバック方法:定期試験の合格者の掲示時に、試験の成績や解答状況に関するコメントを記載する。
教科書
スタンダード薬学シリーズⅡ4・生物系薬学 Ⅰ.生命現象の基礎 (東京化学同人)
シンプル生化学 改訂第6版 (南江堂)
参考書
Essential細胞生物学〈DVD付〉原書第4版 (南江堂)
オフィスアワー
WebCampusを参照すること。
参照ホーム
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更新日付2022/01/18 16:39:14