開講年度2022
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
科目名対人認知論
担当教員太幡 直也
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
チームコード8dnlkce
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG231-281-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP1 多様性への理解 △ G-DP3 社会参加 △
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
他者や社会的事象に対する認知プロセスを理解する―社会心理学Part2―
授業の概要
われわれは、日々、他者や社会的事象について、特徴を判断したり、推測したりしながら生活している。この授業では、社会心理学の重要なテーマの一つである、他者や社会的事象に対する認知プロセスに着目する。そして、「社会的認知」の観点から、他者や社会的事象に対する認知プロセスには他者や社会からの影響が多くあることを、われわれの日常の行動と関連させて解説する。授業の前半は、他者や社会的事象に対する認知プロセスを説明する。後半は、他者に対する認知と対人行動の関係に関するテーマとして、欺瞞的コミュニケーションを取り上げる。
なお、「対人認知論」で扱うテーマは、社会心理学の学問領域の一部である。担当教員が開講する「社会心理学」と併せて受講すると、社会心理学の学問領域を俯瞰的に学ぶことができるように授業の内容を構成している。したがって、担当教員が開講する「社会心理学」を併せて受講することが望ましい。
授業の到達
目標
・授業で紹介した概念を、日常生活での具体的現象と併せて理解できる。
・授業で紹介される実験や調査の結果が、何を表しているかを理解できる。
・授業内容を自分の言葉で説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後、Teamsにて成績評価の概要を配信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1対人認知での心―社会心理学における対人認知論の位置づけ―【予習】
・シラバスを読み、授業内容を把握する(30)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
2他者を見る心―対人認知の主な特徴―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
3記憶を使う心―情報処理過程Part1―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
4簡略化する心―情報処理過程Part2―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
5効率を求める心―情報処理過程Part3―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
6原因を考える心―帰属過程Part1―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
7原因を見誤る心―帰属過程Part2―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
8一貫性を求める心―社会的態度Part1―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
9影響される心―社会的態度Part2― 【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
10他者の心を読む心―他者に対する推論―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
11感じる心―感情―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
12だます心―欺瞞的コミュニケーションPart1―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
13見破る心―欺瞞的コミュニケーションPart2―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
14見透かされる心―欺瞞的コミュニケーションPart3―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
15生み出す心―他者に対する認知プロセスと対人行動―【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
・これまでの授業内容を整理する(90)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業後の課題100%課題は、毎回の授業内容の簡単な復習に関する内容である。授業内で、課題の内容、評価基準に基づいて評価する。原則として、「授業への出席」が課題提出の条件となる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新しい社会心理学のエッセンス―心が解き明かす個人と社会・集団・家族のかかわり』松井豊・宮本聡介(編)福村出版2,800円+税978-4-571-25055-2
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
・Teamsの個人チャットで随時対応する。
・時間がある場合は、授業後に教室、あるいは研究室で対応する。
・対面を希望する場合、水曜日2時限のオフィスアワーに研究室(12号館G610)で対応する。
備考
・授業内容同士の関連が強く、先行する授業内容の理解が前提となるため、欠席した場合、次回の授業までに、欠席した回の授業内容を学習してから出席すること。
・対面授業、オンライン授業に関わらず、授業中の私語、スマートフォン操作など、授業と無関係の行為をすることは禁止する。
・対面授業の場合、教室の出入りなど、他の受講生の迷惑になる行為は禁止する。また、原則的に、20分以上の遅刻は入室をお断りする。
画像
ファイル
更新日付2022/01/29 13:56:11