開講年度		2022

開講学科		総合政策学科 2013年度以降入学 2022年度総合政策学部総合政策学科

科目名		社会調査論Ⅰ

担当教員		鈴木　佳代

学期曜日時限		秋学期木曜日２時限

チームコード		lhjm60u

科目区分		必修

授業形態		講義

対象学年		１年

単位数		2

科目ナンバー		G111-261-01

関連性が高いディプロマ・ポリシー		G-DP3　社会参加 △ G-DP4　課題発見力 ◎ G-DP5　課題解決力 ○

キャンパス		日進キャンパス

担当教員の実務経験

テーマ

社会を客観的にとらえるためのリテラシー

授業の概要

　政策を立案するためには、どのような社会や政治が望ましいのか理想を持ち、同時に、現実の社会や政治がどのような状態にあるのかを把握する必要がある。その手段として社会調査は欠かせない手法である。
　社会調査の例としては、官公庁などが行う基礎的データを得るための統計調査や世論調査、マス・メディアが行う世論調査や選挙結果の予測調査、企業が行うマーケティング・リサーチなどがあり、社会のさまざまな分野で、人びとの動向を知る有用な手法として活用されている。
　こうした社会調査（その中でもアンケート調査）についての基礎知識や調査手法の修得は政策立案のためのリテラシーとなる。

授業の到達
目標

この授業では、社会調査の基本的な考え方と進め方を解説し、(1)実際の調査を行う上でのノウ・ハウ、(2)さまざまな社会調査に対して適切な評価や判断を下すための知識、の2点を修得し活用できるようになることを目標とする。

課題
（定期試験
・レポート試験
・授業内試験など）の
フィードバック方法

Teams講義連絡により総評を配信する。

使用言語

日本語

実務経験をいかした教育内容

授業計画


回数	授業スケジュール	授業時間外学習・時間(分)

1	オリエンテーション科目の目標や進め方について説明する。実際にアンケート調査に参加し、社会調査のイメージをつかむ。	【予習】オリエンテーション資料を精読する。(120) 【復習】オンライン課題に取り組む。(120)

2	アンケート調査は社会調査の1つ	【予習】テキスト第1章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

3	社会調査としてのアンケート調査	【予習】テキスト第2章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

4	アンケート調査のアプローチ	【予習】テキスト第3章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

5	アンケート調査の方法アンケート調査の種類	【予習】テキスト第4・5章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

6	インターネット調査を行うには	【予習】テキスト第6章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

7	調査情報を発掘する	【予習】テキスト第7章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

8	アンケート調査をどう進めるか企画・設計を行う	【予習】テキスト第8・9章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

9	サンプリングについて決める(1)	【予習】テキスト第10章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

10	サンプリングについて決める(2)	【予習】テキスト第10章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

11	アンケート用紙をつくる(1)	【予習】テキスト第11章を精読する。(60) 【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。(180)

12	アンケート用紙をつくる(2)	【予習】テキスト第11章を精読する。（60分）【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。（180分）

13	アンケート調査を実施する	【予習】テキスト第12章を精読する。（60分）【復習】授業内容をノートに整理し、オンライン課題に取り組む。（180分）

14	総合演習(1)	【予習】これまでの授業資料を見直す。（180分）【復習】総合演習(1)の正答を見て、誤認を修正する。（60分）

15	総合演習(2)	【予習】これまでの授業資料を見直す。（180分）【復習】総合演習(2)の正答および解説動画を見て、誤認を修正する。（60分）

試験実施方法
定期試験＝1
レポート＝2
その他＝3

評価方法


評価方法	割合	評価基準

オンライン課題	74%	社会調査の背景や理論、実務について十分な知識を持ち、応用することができる。

総合演習	26%	社会調査の背景や理論、実務について十分な知識を持ち、応用・発展的に活用することができる。

テキスト


	書名	著者	出版社	価格	ISBNコード	備考

1.	『初めてでもできる社会調査・アンケート調査とデータ解析（第3版）』	安藤明之	日本評論社	2600＋税	978-4-535-58760-1

参考書
　　・
参考資料

参考ＵＲＬ

質疑応答

直接の質問は授業中・授業後またはオフィスアワーに受け付ける。Teamsチャットでの質問も可能。

備考

テキストは他科目でも使用される必携教材である。必ず2021年2月発行の第3版を購入すること。

画像

ファイル

更新日付

2022/01/31 10:12:23