開講年度2022
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
2022年度総合政策学部総合政策学科
科目名日本語表現法Ⅱ
担当教員藤森 秀美
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
チームコードzexoswx
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーG131-137-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP2 コミュニケーション力 ○ G-DP3 社会参加 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
説得力のある話し方を学ぼう
授業の概要
  わたしたちの社会では、交渉によって、多くの物事が前に進められていきます。企業に限らず、交渉の場面では、プレゼンテーションする必要性があったり、意見を戦わせたりすることが数多くあります。そのようなとき、データを用いて説得力ある意見を提示できることや、自分の言いたいことを速やかにまとめ、自信を持って伝えられることは、社会の一員として非常に重要です。ここで必要とされるのが口頭表現能力です。
 この授業はこの口頭表現能力を高めることを目的としています。具体的には、新聞記事をまとめて意見を述べる、データを用いて意見を述べる、質疑応答を行うなどです。
授業の到達
目標
1.情報を正確に把握し、それを的確にわかりやすく伝えられる。
2.自分の考え、意見を論理的に発表できる。
3.データをもとに説得力ある意見が述べられる。
4.発表を聞いて、質問および反論ができる。
5.発表についての質問に適切に答えられる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
全体を通して2回、1人ずつ発表のフィードバックが行われる。その他の評価対象である発表、あるいは発表原稿はそのつどフィードバックされる。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
まとめて話す(1)
  発表の型と口頭発表の注意点を学ぶ。
  記事1をまとめて発表する。
・シラバスを読み、授業内容をあらかじめ把握する。(30)

・授業で学んだまとめ方を確認し、発表を振り返る。(60)  
2まとめて話す(2)
  記事2をまとめ、意見を加え、発表原稿を作成する。
 
・発表原稿を確認する。(120)
3まとめて話す(3)
 記事2のまとめと意見を発表する。<評価1>
 発表した学生は感想を、聞いている学生はコメント
 などをシートに記入する。
・発表原稿を覚え、口頭練習をする。(120)

・発表を振り返り、不足していた点を確認する。感想シートを完成させる。(30)
4まとめて話す(4)
 記事3(あるトピックについての2つの異なる意見)
 の主張とその理由を各自読み取る。
 トピックは複数。

まとめて話す(3)フィードバック
 記事2の発表について個別に教師の指導を受け
 る。
・記事3の読み取りを確認する。(60)
・個別指導での指摘を振り返る。(30) 
    
5まとめて話す(5)
1)記事3の主張とその理由の読み取りが確認される。
2)記事3について、トピックごとにテーマが提示される。
3)自分の意見をまとめ、発表原稿を書く。 
・発表原稿を確認する。(120)
6まとめて話す(6)
1)記事3についての意見を発表する。<評価2>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は、コメン
 トなどをシートに記入する。
2)時間があれば、クラスで意見交換をする。
    

  
・発表原稿を覚え、口頭練習をする。(120)
・前半が終わるので、これまでの自分の発表を振り返る。(30)
7データから意見を言う(1)
1)データからどのように意見を述べるか学ぶ。 
2)トピックAあるいはトピックBについて、賛成か反対  
 か立場を決める。(資料は提供される。)
3)発表原稿を書く。
・データをもとにした意見の述べ方を確認する。(60)
・発表原稿を確認する。(120)
・PowerPointでスライドを作成する。(120)
    
8データから意見を言う(2)
1)質問のしかたを学ぶ。
2)学生の半数が発表する。<評価3>  
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問な   
 どをシートに記入する。
3)時間があれば質疑応答を行う。

*「データから意見を言う(4)」のトピックが提示され 
  るので、各自選ぶ。(資料は各自集める。)
 
・発表の口頭練習をする。(120)
・質問、反論に備える。(120)
・発表を振り返り、感想をまとめる。(60)

・「データから意見を言う(4)」の資料を集め、シートに記入する。(180)
9データから意見を言う(3)
1)残りの半数が発表する。<評価3>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問な 
 どをシートに記入する。
2)時間があれば質疑応答を行う。

*「データから意見を言う(4)」資料シートを提出す
 る。
*最終スピーチについての説明を受ける。トピックは賛否あるものとし、各自自由に決める。
(残り半数の学生は発表の準備の確認をする。発表後、感想をまとめる。)

・次の発表の準備をする。(180)   
10データから意見を言う(4) 
1)前回提出した資料シートが返却される。
2)資料に問題がなければ、各自意見文を組み立て発
 表原稿を書く。
・発表原稿を確認する。(120)
・PPTスライドを作成する。(120)

・最終スピーチのトピックを考えはじめる。(120)
11データから意見を言う(5)
1)「データから意見を言う(4)」で準備した意見を半数
 の学生が発表する。<評価4>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問な
 どをシートに記入する。
2)質疑応答を行う。
・発表原稿を覚え、口頭練習する。(120)
・資料を整え、質問や反論に備える。(120)
・発表を振り返り、感想をまとめる。(60)

・最終スピーチのトピックを決め、資料を集める。(120)
12データから意見を言う(5)
1)「データから意見を言う(4)」で準備した意見を残り 
 半数の学生が発表する、<評価4>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問な 
 どをシートに記入する。
2)質疑応答を行う。
(残り半数の学生は発表の準備の確認をする。発表後感想をまとめる。 )

・引き続き、最終スピーチの資料を集め、意見を組
み立てる。(180)
13データから意見を言う(5)(6)の発表のフィードバック 
1)個別に教師の指導を受ける。
2)最終スピーチの準備を進める。
・個別指導を振り返る。(60)

・資料を集め、最終スピーチの発表原稿を完成する。(240)
・資料を整え、質問、反論に備える。(120)
14最終スピーチ(1)
1)半数の学生が発表する。<評価5>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問な
 どをシートに記入する。
2)質疑応答を行う。
・PPTスライドを作成する。(120)
・発表原稿を覚え、口頭練習をする。(120)
・質問や反論に備える。(120)

・自分自身の最終スピーチを振り返り、感想をまとめる。(60)
15最終スピーチ(2)        
1)残り半数の学生が発表する。<評価5>
 発表した学生は感想を、聞いている学生は質問
 などをシートに記入する。
2)質疑応答を行う。
(残り半数の学生は発表の準備の確認をする。発表後感想をまとめる。)

・クラス全体の最終スピーチ、さらに後半の授業を振り返り。感想をまとめる。(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
評価1から評価590%前半は発表の構成、記事のまとめ方、意見のわかりやすさ、話し方から、後半は内容の論理性、話し方などから評価される。
発表準備、提出物など10%発表原稿、スライドが完成されていること。授業内に資料シート、聞き取りシーなどが提出がされていること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『作成教材を授業中に配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問や相談はTeamsを用いて対応される。
備考
クラスの人数により、シラバスは多少変更されることがある。
画像
ファイル
更新日付2022/02/05 11:21:45