開講年度2022
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名心理測定法
担当教員八田 武俊
学期曜日時限秋学期集中 その他 集中
チームコードeoxa9d7
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーZ331-285-02
Y331-285-13
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
心理学における測定法および研究法について学ぶ
授業の概要
心理測定法とは目に見えない対象である心理現象を測定することである。そこで重要となるのが測定の具体的方法と、そうして得られたデータの解釈、数量化、解析である。こうした観点から、本講義では精神物理学的測定法、尺度構成法、テスト理論、調査法、統計法とデータ解析法に大別し、言語聴覚士の国家試験に必要な知識の獲得、および実践的な知識の習得を目指す。
授業の到達
目標
心理測定の対象や方法、その後の統計について理解し、国家試験レベルの問題を解答できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11.測定法の基礎
 (1)変数とデータ、尺度水準
予習:以前に統計関連の講義を受講したものはその内容について復習し、そうでないものは参考図書の該当箇所を読んで疑問点を明確にする(90)。
21.測定法の基礎
 (2)記述統計と推測統計
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
31.測定法の基礎
 (3)正規分布
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
42..心理物理(精神物理)学的測定法
 (1)精神物理学的モデル
 (2)閾値の測定法(測定の水準)
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
52...心理物理(精神物理)学的測定法
 (3)誤差(恒常誤差と測定誤差)
 (4)調整法と段階法
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
62...心理物理(精神物理)学的測定法
 (5)恒常法、適応法、信号検出理論
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
73..尺度構成法
 (1)直接法(MP法とME法)
 (2)間接法(評定法と順位法)
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
83..尺度構成法
 (3)一対比較法、比較尺度構成法、多次元尺度構成法
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
94.テスト理論
 (1)テスト作成の手続き(標準化)
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
104.テスト理論
 (2)信頼性と妥当性
 (3)因子分析と主成分分析
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
115.調査法
 (1)質問紙法と反応バイアス
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
125.調査法
 (2)サンプリング(標本抽出)
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
136.データ解析法
 (1)パラメトリック検定
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
146.データ解析法
 (2)ノンパラメトリック検定
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く(60)。
予習:前回の講義内容について疑問点を明確にする(30)。
156.データ解析法
 (3)実験計画と多変量解析
復習:講義内容について整理し、理解を深める。また関連する国家試験の問題を解く。さらに定期試験に向けた資料を作成する(180)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%60点以上で合格とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『心理測定法への招待―測定法からみた心理学入門』市川伸一サイエンス社978-4781906102
2.『心理学研究法―データ収集・分析から論文作成までー』大山正・宮埜壽夫・岩脇三良サイエンス社978-4781911083
3.『心理学研究法ー科学の本質から考えるー』森正義彦・篠原弘章培風館978-4563058678
参考URL
質疑応答
授業後、当該教室にて受け付ける。
備考
毎回出欠を確認します。全講義回数の1/3を超えて欠席すると定期試験の受験資格を失うことになりますので、公欠の際は必ず申し出てください。
画像
ファイル
更新日付2022/01/13 13:03:52