開講年度2022
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名スポーツ心理学
担当教員石田 光男
学期曜日時限秋学期 水曜日 1時限
チームコード3ddxaph
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY331-286-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
スポーツ科学における心理学的アプローチを学ぶ。
授業の概要
スポーツ心理学は,運動パフォーマンスに伴う情報処理過程,心理的コンディショニング,スポーツ活動によるメンタルヘルスなどを対象とする応用的な分野として位置づけられる。本講義では,動機づけ,運動学習と運動制御,情動,運動に関与する知覚情報処理のプロセスを解説する.また心理学的視点から身体活動によって得られる様々な健康維持機能についても紹介する。
授業の到達
目標
①知覚ー運動の連動性やそれに伴う情報処理過程を理解できる。
②身体活動による心理的な健康維持機能を説明できる。
③スポーツ心理学における研究手法について説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
試験の総評はTeamsまたはWebCampusにより受講生に配信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1心理学におけるスポーツ心理学の位置づけ
キーワード スポーツ心理学,運動心理学,体育心理学
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
2動機づけ(1)
キーワード 内発的動機づけ,逆U字曲線,あがり
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
3動機づけ(2)
キーワード 観衆ストレス,報酬系回路
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
4情動(1)
キーワード 覚醒水準,危急反応,凍結反応,扁桃体,自律神経系活動
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
5情動(2)
キーワード メンタルトレーニング,バイオフィードバック法
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
6運動の学習と制御(1)
キーワード オープンスキル,クローズドスキル,結果の知識
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
7運動の学習と制御(2)
キーワード 手続き記憶,分散学習,イメージトレーニング,メンタルプラクティス
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
8運動の学習と制御(3)
キーワード 姿勢制御,体性感覚,前庭系,大脳基底核
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
9運動の学習と制御(4)
キーワード
運動野,運動前野,小脳
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
10運動と視覚認知(1)
キーワード 視覚情報処理,眼球運動,中心視,周辺視,信号検出
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
11運動と視覚認知(2)
キーワード 注意,視覚ー運動協応
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
12運動とメンタルヘルス(1)
キーワード 有酸素運動,ストレス緩和
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
13運動とメンタルヘルス(2)
キーワード 運動負荷,認知症
【予習】左記のキーワードについて文献を利用し調べておくこと (120)
【復習】講義時に提示したキーワードについて内容を確認し,ノートにまとめる(120)
14スポーツ心理学における測定法
キーワード パフォーマンス,脳波,筋電図,自律神経系指標
【予習】これまでの講義ノートを振り返り,講義中の質問を準備しておくこと(120)
【復習】講義にて提示したポイントについて確認しておくこと(120)
15総括と試験
理解度を確認するための試験を実施し,問題の解説も兼ねて過去の講義内容を総括する。
【予習】試験対策として,講義ノートを確認する(120)
【復習】試験問題の解説を参考に,これまでの講義内容について再確認する(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト20%キーワードを理解できているか否かをチェックします。
試験80%キーワードを中心に出題します。参考URLにも情報を掲載しますので確認してください。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『最新スポーツ心理学―その軌跡と展望』日本スポーツ心理学会 (編)大修館書店2700978-4469265644
2.『スポーツ精神生理学』山崎勝男 (著)西村書店3780978-4890134298
3.『スポーツパフォーマンスと視覚 -競技力と眼の関係を理解する』松原 正男 (著) 他ナップ3300978-4905168607
参考URL
1.講義関連情報
質疑応答
授業時間内およびオフィスアワーにて受け付ける.
備考
授業の進行状況に応じて小テストを実施する。
認知心理学a,認知心理学bも併せて履修することが望ましい.
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 09:39:52